10月28日のブログ記事『アコギがほっスぃ~』を読まれた方から、Gio-Xiは結局のところアコギ、つまりはGibson J-160Eを買ったのか!?というクレーム(笑)を頂戴いたしまして。
買ってません。。。ホシイケド
実は松戸のライブ当日、控室にはGibsonやらMartinのアコギが並んでいまして、これはいいチャンス?だと、いろいろ弾かせていただきました。
しかし・・・
アコギをナメてました(笑)
ボクが持っているギターはエレキギターなんですけど、家でけっこう弾けるようになった『Across the universe』のイントロが 全然弾けません。。。
エレキギターは弦高ベタベタで、弦も細くてラク~に弾けるのに、アコギって弦も太くて、しっかり弾かないと音にならない・・・
アコギは難しいぞ!!
家でエレキギターなんか弾いていてもアコギは弾けないことがわかりました。
とは言え、その前にギターそのものを弾けるようにならないとアコギも何も・・・
Gibson J-160Eまでの道のりは遠いのか。。。
さて、松戸では会心の出来となる演奏(環境!)でライブが出来て、非常に満足でした。
前回のブログ記事に書き忘れましたが、ボクのアコベ、ライブでも一切ハウリングの兆候が表れませんでした。
あの音量でもハウリングしなかったということで、今後アコベを使う上でも、一つの基準になったというか、目安になったと思います。
そんなこともあって、ボクとしては作戦成功で、すごく楽しいライブになったわけですが、もう一つ、アコベってやっぱりボクには合っている楽器だな~と。シミジミ
やっぱりアコースティックな楽器って、エレキベースに比べると『表現力』の幅が広くて、たぶんボクがアコベにハマっているのはその辺じゃないかと思うんです。
Sugi Bass、と言うかエレキベースというのは、アコベに比べると楽器本体の個性が強く出ているように感じます。
楽器として、ものすごくいい音で鳴ってくれるわけですが、それが逆に言うと、楽器に弾かされていると言うか、極端に言いますと、あるいはボクが弾かなくても、元々いい音で鳴ってくれる楽器なんじゃないかと思ってしまうんですね。
ピッキングにしても、確かにそれなりに表現出来ますが、アコベに比べると、やはり表現力の幅が狭い、そう思わざるを得ない(難しい言葉も使えます!)。
表現上こんな音を出したい!と思って指のニュアンスを変えて弾くわけですけど、その通りに鳴ってしまうので、そこがアコベの魅力だと。
でも一方でそれは、怖い意味もあるんですけどね。。。
アコベはまさに、『弾き手が弾いたまま』の音になると思うんです。
弾く人間のクセによって、根本的な音からすでに違ってきますからね。
ですので、自分に合ったアコベの調整がされていないと、音が悪いと感じてしまうかも知れません。
アコースティックギターもそうなんだと思いますが、これだけシンプルな楽器であるからこそ、弾き手は魅力を感じるのだと思うし、それだけアコースティック楽器は奥が深いんだと思います。
Sugi Bassはボクのメインベースとして不動の地位を確立しているのですが、楽器としての面白さという点では、アコベには敵わないと、これ実は先日の松戸でのライブであらためて感じたことでした。
BASS CUBのセッティングも上手くいって、ものすごく弾きやすい環境に出来たおかげで、演奏していても自分の意図していることが全部音に反映されているようで、こんなにアコベは表現力が豊かなんだということが余計にわかった気がしました。
たぶんですけど、音も良かったんだと、、、おもう・・・
ボクはマジでアコベ弾きになってもいいと思っていますが、一方で逆にそれだけ、と言うのも偏っているんじゃないか!?とも思うし。。。
Sugi Bassの良さもあるわけですから、どちらもベースの個性として使い分けていきたいところです。