爪絡みピッキングの落としどころ | Dream Lights

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ハーじゅう〜ツェ〜

もうさんざん記事にしてきた『爪伸ばし』の進捗ですが、YAMAHA PBを戦力外通告してから逆にYAMAHA PB弾くことが多くなっちゃって。。。(笑)

と言いますのは、いつもでしたら1週間爪を伸ばして、休日に爪の調整しながらピッキングを確認しているというスパンだったのが、なにしろあれ以来、目の前にYAMAHA PBがあって、手を伸ばせば届くところに置いてあるものですから、つい毎日のように手に取って弾いてしまう状況になってしまいました。
逆に1週間スパンでピッキングの確認をしていたものが、毎日のように爪の伸び具合とともにピッキングの変化を確認できるようになっているとも言えます。

で、今がちょうどピッキングの際に爪が絡んできて、中途半端な状態です(笑)

指で丸い音がしていたかと思うと、何かの拍子に爪でピッキングした音が入り込んで、それはコントロールもできないし、実に嫌な状態。。。
自分でも意識しないところで急に音質や音量も変わるわけなので、これは使えないなと思います。

この状態ですと、意識して爪の音を絡めることはできるのですが、指の音だけにするにも意識しないといけません。
この中途半端な状態で、さらに自分に追い打ちをかけるような思いが表面化してしまいました・・・

部屋でYAMAHA PBをチョイ弾きする際は当然『生音』なわけです。
いつもならSugi BassでBASS BUDDYを通してチェックするので、まったく気付かなかったことですけど、YAMAHAPBでの爪の絡んだ生音はいただけません・・・
材質のせいなのか、メイプル1本ネックのせいなのか、音がネックやボディーに鳴ってしまい、いかにもベース全体で響いているような音になります。

よく鳴ってるじゃん!!

とも思えるし、あるいはそれが好みの方もいらっしゃるでしょうけど、ボクとしては基本的にソリッドベースの音が本体自身で鳴ってしまう楽器はあまり好きではないんです。
結果的にアンプに通すと、腰のない軽い音になってしまうことが多いと思っています。
むしろベース本体はほとんど鳴らないような、音が閉じ込められてしまうようなタイプのベースの方が実際にアンプに通すと、重たい音で腰のしっかりした音が出ると思っているんですね。

実際にSugi Bassでは生音としてはあまり大きな音も出ず、振動が内側に篭ったような音となりますが、結果的にアンプを通すと、やはりYAMAHA PBに比べても、腰のある音がしています。

そんなことで、YAMAHA PBの生音に少し不満感を抱きつつ、さらに爪で鳴らした生音が実にチープな音であることに、ふと気付きました。

アタック音としての『爪の効用』が目的であるのに、そのガリガリした音がボディに鳴り響いてしまい、とてもイヤ~な音が出ます・・・

この音でアンプに繋いだら最低だろ~な~、と(笑)

えっ?案外、Sugi Bassでもそうだったんじゃないの!?

これまで爪の絡んだ音を出すのは長年の夢でしたし、事実嬉しかったわけなんですけど、本当にそうだったのか!?って、なんかここ最近やっていたことが根底からガラガラ崩れ落ちるような、これまでと全く逆の思考がいっとき占領してしまって、やはり間違いだったんだろうかと少々凹んでおります。。。

本当にそうであるかは今後の実践での結果次第ではあります。
でも、この長いライブお休み期間中に何とかなるかと思った試行錯誤でしたが、元々深爪のボクには非常に難しいトライであることも間違いありません。
こうすべきである、という結論はもちろんありませんが、長い目で見れば第1回目のトライだったのかな~と思うことにした方がいいかも知れません。。。

となると、ピッキングの際爪の絡んだ音がしないギリギリのところで爪をカットする、というあたりで、今回の『落としどころ』としては結論付けてもいいのかな、と思います。

もちろんそれ以上爪が短くても大丈夫ですが、できるだけ指の背面に爪が残っていたほうが元の深爪状態よりはレスポンスが早く、それだけでも以前の感覚とは違っていますので、その状態が今のところベストかなと思います。

この状態を維持するには、マメに爪を削る必要がありますが、それも楽しくていいかな~・・・