この音!! | Dream Lights

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youtubeなので、いつ消えるかもしれませが・・・

このベース音!

寺尾聰さんが当時のサベージのギター、ヴィレッジシンガースのドラムとギターという組み合わせで、『いつまでもいつまでも』という曲を演奏されているわけですが。。。

このフェンダージャズベースの音、ほんとに素晴らしい!

これぞまさしくボクの知っているジャズベの音です。

この映像では林ゆたかさんのバスドラ(林さんはいつもバスドラをキッチリ鳴らします!)のアタック音と寺尾さんのベース音が重なって、それがよけいに雰囲気を出していますね~、この感じがボクは好きです!

寺尾さんはヴィンテージベースですね、何年のものかはサッパリですが、とにかく古いジャズベースを弾いていらっしゃいます。
ネックの裏なんか、真っ黒ですもんね!
で、ピックアップフェンスもブリッジガードも付けていない、さらには1分6秒あたりから映っているブリッジ付近の映像を見てもミュートも付いていないようです。。。

ピックで弾かれていて、ピッキングの位置は当時のフェンダーで言う『正しいピッキング位置』ですね、これがいいんです(笑)
手首を使うようなピッキングではなく、ピックの張力に任せたような、指先で軽くピッキング・・・

それで、この音が出る!?

弦はフラット弦だと信じたいです。いや、きっとフラット弦でしょう!

んでですね、何が言いたいのかといいますと

ボクもこの音が出した~い!(笑)

ボクが中学生のころから聴いていた、夢のような高価なフェンダージャズベースの音は、まさにこの音でしたから。
当時持っていたテスコでは絶対に出ない音。。。

大人になって、20歳のときに、やっと70年代初期のフェンダージャズベースを中古で買いました。
寺尾さんのザ・サベージ当時とは、すでに流行りのサウンドも違ってましたが、一応ボクも『あの音』が出せるように、やってみたことがあります。
しかし、近い音ではあるけど、あの頃のあの音にはなりませんでした。
その後に購入した新品のフェンダージャズベースはもちろん、そんな音は出ません。

ボクはこのyoutubeを観て聴いて、もしかしたら、これがヴィンテージ・ベースということなのか!?と、そんな結論めいた疑問を持っています。

時代は違えど、同じ楽器を使って、条件を同じにしても、あの音にはならないと言うことは、もう他に考えられないんですが、ヴィンテージ・フェンダー(60年代前半!)をお持ちの方、そうなんですか?

だとしたら、ヤバイです・・・(笑)

あの音が出るんだったら、持っているすべての楽器を犠牲にしてもいいから欲しい!

位な感触は持っておりますが、やはり現実はそんな簡単なものではありません。
フェンダージャズベースの『あの音』は、長年のそして今でも憧れの音ですけど、今後ボクは、すべてあの音で通すか!?と言うと、やっぱりそうはイカナイんですね。。。
ピック使って、バスドラとタイミングを合わせたようなベースフレーズで(それはすごくカッコいいんだけど!)、バンド活動を乗り切れるのかと言うと、現実的には無理があると思います。

まあ、ピック弾きがすべてじゃないし、こんな音が出るんだったら普通に弾いたってめちゃくちゃいい音が出ることもわかっていますが。。。
ボクもあの音は欲しいけど、今のベースたちを犠牲にしてまで、とは思いません。

追加購入だったらいいんですけどね(笑)
いつになっても、フェンダージャズベースは夢のまた夢・・・