T君ち | Dream Lights

Dream Lights

Blieve ! Sea of Dreams
ハーじゅう〜ツェ〜

土曜日にバンドのT君、そう、バンマスのT君ですが、彼のおうちを訪ねました、
娘の結婚式に演奏していただくことになっていて、バイオリンのH教授と一緒にお邪魔することに。

楽曲の打ち合わせと、リハーサルが目的ではありましたが、ほとんどの時間は彼の奥様も交えての語らい。

そういえば、ゆっくりおしゃべりするって、最近ないな~

ボクたちは時間も忘れ、午前2時までおしゃべりし、久しぶりに楽しい時間を過ごしたのでした。

曲の打ち合わせとリハーサルは、譜割のついていないピアノ譜からの選曲だったため、先ずはコードを付ける作業から始まりました。
先ずはCDを聴きながらの採譜となって、確認のためにピアノ譜の譜面からコードをチェック。
あとは二人でリハーサルしながらの細部にわたる確認と、実にスムーズなリハーサル風景で、頼もしくもあり、ほんとに頭の下がる思いで聴いていました。

T君は今回の2曲を、何の前知識もなく、初めて聴いた曲もあったのですが、結果的には完璧にバイオリンとの調和をとって演奏してくれました。
技術もそうだし、音楽家としてのセンスもそう、まさにプロの技だったな~
要所要所ちゃんと押さえてあるし、もしも当日ミスしてもそのミスが補正できるように演奏するし、バイオリンに負けない演奏だったな~
とても素敵なアンサンブルとなりましたよ。

ボクはと言えば、ただ見ているだけでしたが、いろいろな意味でホント勉強になった。。。

T君のことは10代のころから知っているのだけど、こうしてゆっくり語り合うなどということは、実は初めてのことで、昔話から今の音楽談義まで、まあよくしゃべりました(笑)
そうやって美味しいお食事とともに、もてなしていただいたこともうれしかった。

その話題については、また折があれば取り上げようと思っています。

で、帰るときに、近所のコインパークまでT君の車で送ってもらうとき。
彼の車は、実はボクの車と同じような時代の、何世代か前の国産車。

『この車長いの?』
『うん、長いよ、もう30万キロも走ってるし・・・』
『買い換えないの?』

『ぼくはね、買ったら壊れるまで使うの』

そうか・・・

なんか、T君のその一言で、彼の楽器のことや、彼の根底にある、いろいろなことが理解できたような気がした。