3月のライブ『YONBO 2DAYS』のDVDを観ました。
いわゆるノーカット版、編集されていない(でもカメラワークの編集は出来ている?)ので、ライブの最初から最後まで、長いMCもそのままに延々とライブが続きます。
いずれ編集して発売するとYONBOが言っていた。。。
今回のライブ2日目は、TVカメラ3台が運び込まれ、当日は超満員となる会場なのにデーンと、デカい三脚で占有しておりました。
PAとは別にTVカメラ用の専用ブースも客席の一部を使っていて、座席の確保は大丈夫なのか!?と心配したほど堂々と鎮座されておりました。
そのおかげか、観たDVDは画質も音質も家庭用のビデオカメラとはさすがに一線を画す、綺麗なものです。
音バランスも、これはPAからラインで引いたものではなく、撮影と一緒に録音もしたんでしょうね。
音も、ドラムが小さい(そんなこともあるんだ!!)と感じる以外は、いいバランスで録音できていて、場内もこの音バランスで鳴っていたのであれば、なかなか良かったんじゃないかとも思いました。
ライブに行けなかった方もいらっしゃるわけですから、DVD化はとてもいい企画だと思うし。。。
しか~し!
DVDはいいとして、でも自分的には、こういうものは観たくないわけで。
正直、『残すなよ~!』という気持ち(笑)
音楽って一瞬の音が消えていくものだし、ライブはライブでの、そのとき限りのいろいろなことが起こっても、それはそれで、済んでしまえば『あ~良かったね』とか『まあまあだったね』とか『全然良くなかったね』とか評価を受ければいいわけです。
まあ、そういうつもりで手を抜くとか、そんなことはまったくないんだけど、ライブだからそういうものだと思っているんです。
それなのに映像で残ってしまう、というのは・・・
さて、それでも観てしまったからには、今度は冷静にオカシなところはチェックして、今後のためにも役立てなければいけません。
オカシなところ、いっぱいあります(汗)
と言うか、ぜんぶオカシイ・・・
いまだに自分をそんなヤツだと認めていないトコロがあったりする。。。
こうやって、あらためて観てみると、ベースって難しい楽器だな~と思います。
特にライブだと、ステージ上の音と場内の音が違っていて、微妙なピッキングの差は、結局思ったほど音として反映されていないし、逆に強弱をあまり強調すると、『弱』の部分は聞こえなかったりしています。
意外と抑揚を付けないで単調に弾いているほうが良かったり。。。
もっと、全体のベース構成を考えなければいけませんね。
しかし、ここまでベース音も拾ってもらえると、左手の『ムラ』は音に直接影響することがよくわかります。
もう、一瞬たりとも気を抜けないってことですよ!
せっかく繋がっているベースフレーズが、ちょっとした左指のチカラ加減で切れて聞こえてしまったり、1音を大事に弾いているつもりなんですけど、音的にどうという以前の、ベースの基礎的な部分ですから、更なる正確さが必要だということなんですね。
ある程度、機械的な演奏しないといけないんだということが、今回感じた印象です。
客観的に聴いていると、もっとキッチリ音符の長さ出せよ!!と思ってしまいます。
ここは吹奏楽部で鍛えられた基本なんですけど、実際そう思ってしまうくらいですから、いかにイイカゲンか(笑)
確かに、会場の音は詰まり気味であったりもするのですが、演奏者が先ず正確であれば、たいした問題ではありません。
この辺、ベース弾く人は心得ているんだろうな~
上手いかどうかは、すでにわかっていることなので(汗)、やはり歌もののベースとして最低限の役割はこなしていきたいところですね。
でも、もう観たくないな~(笑)