『よんぼ2DAYS』~よんぼの音楽仲間たち~ と銘打ったライブ。
文字通り、2日間連続のライブ初日です。
この日は3連休の初日でもあって、でも最近の高速道路の混雑状況などは頭の片隅にもありませんでした。。。
14時の入りなのに、赤坂に着いたのは15時。。。
家を11時15分に出ていますので、結局3時間45分かかったことになります。
機材搬入、そのままリハーサルに入りました。
開場から開演までの1時間、隣のエクセルシオールで待機するのですが、まったく食欲もなく、そのまま時間までボ~っと。。。
渋滞のイライラや長時間の運転で腰が痛かったり、あわただしくリハーサルに突入と、これからライブをやるにしては、いろんな意味で条件が悪い中で始まったライブです。
2日間とはいうものの、メインのライブというのは、ゲストをお迎えする2日目ということになってしまい、悪く言えば今日のライブは明日のためのプレライブに近い形となり、気持ちの上ではとてもリラックスしたものとなりました。
他のメンバーはわかりませんが、ボクはとてもいい演奏ができたと思っています。
気持ちの中では、すでに明日のライブになっていたんですね。
初日の曲オーダーの中に1曲、とても簡単な曲なのに、なぜか苦手としている曲がありました。
次のコード展開が、その曲はいつも読めなくて、フレットポジションとの関係で、スムーズに指が運べない、アコースティックでは割りと練習する曲なのですが、いつもそんなことで、自分のなかでは苦手な1曲でした。
最近では、どの曲でどこに落とし穴があるか、だんだんわかってきましたので、実はその苦手な曲は、前日の夜、密かに反復練習し、運指などを確認していたんです。
実際にそのポイントを家で再確認すると、案の定間違えるので(笑)、前日のポイントチェックは、非常に効果的だし、逆にこれは絶対やっておかないといけないな、と今頃になって思いましたね。
その甲斐あってか、ノーミスとまではいかないまでも、致命的なミスを犯すこともなく、冷や汗ダラダラということも回避されて、自分のなかでは『良かったな~』という演奏になりました。
演奏環境としては、少しずつ作ってきたフルセット持込の効果か、音作りも簡単に、と言うかいつも通りのセッティングでできたし、ここ赤坂の環境をやっとクリアできた気がします。
そして、もう1つ、よ~くわかったことがあります。
当日、アコベは1曲しか使いませんでした。
何がわかったかと言うと、アコースティックベースは、先ほど苦手な曲があると書きましたが、『自信のない曲では使えない』と言うことなんですね。
音で選ぶとか、アコースティックで使うとか、まあいろいろ考えていましたが、確かにそういうことで選ぶわけですけど、実際にボクが選択したのは、自信があるかないか、というメンタルな部分での選択になりました。
アコベは自分の自信のなさをモロに出してしまいます。
ゴマカシが効かないことが、よくわかりました。
演奏者の気持ちまで、素直に音に出してしまうことが今回ライブでわかってしまって、あ~そういうことだったんだと。
だから自信のある曲でしか使えなかったという、今回はネガティブな選択に走ったわけですけど、それでもアコベの怖さもアコベの良さもあらためて見直すことができたんだと思います。
アコベをキッチリ弾くことができたら一人前だなと、いろいろな意味で今後の励みにもなった一日でした。
さて、今回のライブの様子はと言いますと、先ずメンバーの配置が変わりました。
これは明日のための赤坂グラフィティー仕様なのか、今後もそうなるのかわかりませんが、ボクは、なかなかいい配置だと思いましたよ。
とにかく気持ちの中では『明日』という意識があるはずなので、そういう意味でも、今日は明日ほど緊張感はなく、それでも演奏は明日に向けて、かなり本気モードだったはずです(笑)
リラックスした雰囲気のなかで、明日に備えてキッチリ演奏する、という、ボクは楽しい、いいライブだったと思っています。
こういう状況のライブはこれまでなかったし、これは絶対明日より良かったゾと。
今日はいろいろ疲れた1日でしたが、初日でバテてはいけないので、オジサン頑張ったと思います。