今週?今月の読書予定の本
司馬遼太郎「竜馬がゆく1~2巻」
北方謙三「擬態」
土屋賢二「土屋学部長の弁明」
ユーモアエッセイ、ハードボイルド、歴史小説
我ながらバランスのとれた乱読っぷりである!
幕末モノでも「竜馬がゆく」だけは手にしないと誓っていたが、つい出来心、魔が差したというか、気がつけば買い物カゴに入っていたのだ!
こんな物語に手を出すと、夢中になって他の事が手に付かないではないか!!
こんな物語に手を出さなくても他の事が手につかないのだ!
(全8巻もあんねんで・・><)
ところで司馬遼太郎氏は大阪生まれであるが、竜馬の使う土佐弁の上手い事!!
オレは広島に来る前に高知県に住んでいたことがあるので、年寄りが使うディープな土佐弁でも理解出来るが、作家と言う人達は自分の生まれ育った土地以外の方言も使いこなせるのだろうか??
奇しくも、日経の連載小説が、サントリー創業者の鳥井信次郎氏の物語。
大阪が舞台で松下幸之助さんも登場する。
作者は伊集院静さんで、確かこの方山口県のご出身のはずだが、船場地方のディープな大阪弁の使い方が違和感ないのだ!!
オレらは馴染みの薄い九州弁や東北弁は使えないが、一流作家になると自由自在なのか@@!
一口に「関西弁」と言っても播州と神戸も違うし、大阪と京都でも違う。
奈良・和歌山になるとあからさまに違いが分かる。
「来ない」=けーへん・こーへん・きーへん
と地方で違うのだ!
方言に注意しながら読書をするのも楽しみである。
さて・・・竜馬がゆく全8巻か・・・
読み終わるころは、名月も秋祭りも過ぎて霜柱が立つ頃かも知れない。