友人のM氏は幕末の志士のような人である。
企画力があり、行動力があり、人望と人徳を兼ね備えている。
一つだけ残念なのは「志士」と言うより顔が獅子舞の獅子のようなところだ!
獅子舞の顔で情報セキュリティーに精通している。
どうせM氏は読んでないと思うので2度言うが、顔は獅子舞の獅子でM氏に頭を噛まれると幸福が訪れる・・・かどうかは知らない。
そんなM氏が「幕末を語ろう会」なる企画を作ったので参加させてもらった。
会場はパセーラ7階の「野の葡萄」
ビールを飲みながら幕末や歴史を語る。
第1回目の参加者は6人で、オレ以外の5人は獅子舞の獅子のような顔なのだ!!
幕末が何の事か知らなくても、歴史に詳しくなくてもOK!
知らなければ人の話を聞けば良い!
ルールは人の話を最後まで聞く事と人の意見や考えを否定しない事!(大人のルールである!)
会場の野の葡萄はパセーラ7階なので夜景の眺めがヨロシイ。
ビュッフェスタイルの飲み方食べ方で2時間3660円はお安い!
値段はお安いが、どこかのビアガーデンのように揚げ物だらけではなく、色んな料理が並んでいるので、腹をすかせた野獣のようなあなたにピッタリ!
さて「幕末」とは一般的に何を指すのであろうか??
以下オレの勝手な意見なので「それは違う!」とか言うのは止めてくれ!
幕末の始まりは「ペリー(黒船ね)が来たのがきっかけであろう。
300年鎖国で続いていた徳川幕府はその対応に分かれる。
開国すべしか、それとも攘夷か!
国の世論は二つに分かれる。
(TPPや集団的自衛権みたいだ)
その後、桜田門外の変で幕府の大老井伊直弼が暗殺される。(今で言えば官房長官かな?)
蛤ご門の変や鳥羽伏見の戦い等を経て、徳川幕府の権力が京都朝廷に移された(大政奉還)までを幕末と読んで差し支えあるまい!
その間に多くの血が流れ色んな人間ドラマがあるのだ!
そんなドラマの人間模様がおっさんの心を虜にする。
主役となったのは長州・薩摩・土佐の藩。
酔ったおっさんが歴史を語るのでどうしても脱線する。素面でも脱線する。
戦国時代に飛んだかと思えば、アメリカの独立戦争や中東問題。
AKBで誰が好きか?など、もはや単なる飲み会となる。
しかし、豊富な知識を持った人達との語らいは新しい発見もあり楽しいものである!