高校生議会を開き、朝来市の魅力・課題を若い視点で質問・提言していただく。 | 生野タイムズ ふちもと稔 (竹田城・生野銀山)

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若い視点で提言

 

今年の3月定例会で、朝来市議会が合併して発足して以来100回目の開会を数え、その記念行事をすることになりました。

 

議会運営委員会で協議の結果、よくある議場コンサート等ではなく、今後の朝来市の発展につながるものにしようとなり、私が提案した高校生議会の開催が了承されました。

 

           【生野高校】

 

法改正により18歳選挙権が実現しており、高校3年生はその対象となります。選挙管理委員会からも、議会として主権者教育につながるものに協力を求められておりましたので、それに応えることにもなります。

 

そして、1回限りの行事ではなく、今後につながるものとして毎年継続して取り組むことも確認しました。

 

このことを、朝来市内の生野高校、和田山高校の校長先生にお願いしたところ、両校とも積極的に受け止めていただき、協力を得ることになりました。

 

両校とも地域課題探究の授業を行なっており、朝来市の魅力や課題について勉強されています。それを高校生の視点から、議員という立場になっていただき、議場において一般質問の形式で問題提起してもらおうとするものです。

 

          【和田山高校】

 

答弁は議員が行いますが、当局ではない立場でどう答えるか、高校生の質問・提言を今後の議会活動の中でどう反映するか、朝来市議会の力量が試されます。冷や汗をかきながらも、議会としても成長したいと思います。

 

高校生たちが、朝来市の魅力と課題について深く考え、それに取り組む主体的な人財として成長していただくことを期待するものです。

 

夏休み中の8月に開催する予定ですが、それまでに議会カフェ等を通じて意見交換を行い、準備していきます。当日は、ケーブルテレビ放送、ネット中継も行う予定です。

 

議会モニター制度の導入、文書共有システムとタブレット端末導入による仕事効率化・ペーパーレス化、議会報告会のケーブルテレビ活用に続く大きな取り組みであり、ぜひとも成功させたいものです。