国道429号線の改修と、J R播但線の利便性向上を要望する。 | 生野タイムズ ふちもと稔 (竹田城・生野銀山)

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天空の城・竹田城や生野銀山をはじめ、朝来市内の出来事、議会の模様について、随時報道します。

コロナ禍での要望活動

 

公共交通の充実・強化に向けて要望活動(議長としての活動)

 

国道とはいえ、まだまだ改修すべき箇所がたくさんある429号線ですが、通過する県内3市の朝来市、丹波市、宍粟市において改修要求期成同盟を結成して長年、国に要望してきました。

 

 

朝来市においては、宍粟市と山越えで隣接する神子畑地区のカーブが多く狭い区間、生野町小野大橋付近のクランク形状になっている部分、そして黒川地区から丹波市側へ越えて行く区間、これらの早期改修を強く要望しているところです。

 

例年、3市の市長・議長が集まり、国土交通省近畿整備局、関係する県民局、国会議員、県会議員等に要望書を手渡し、それぞれの地域の実情を話しながら早期改修を強く求めています。

 

残念ながら今年は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、一堂に会しての要望活動はできませんでしたが、代表がそれぞれ要望書を手渡してきました。

 

J R播但線の利便性向上は、通勤・通学にとって大切なものであり、朝来市に定住してもらうための重要な要素であります。また、生野銀山や竹田城等への観光客の増大という面から見ても、利便性を向上させなければなりません。

 

 

但馬地域の自治体でJ Rに対して要望活動を毎年行っていますが、今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、代表が要望書を手渡してきました。

 

主な要望内容は、ハイブリッド車両による姫路駅から和田山駅までの直通運行がその一つです。ハイブリッド車両は、ディーゼルエンジンで発電した電気を蓄電池に溜めモーターを駆動する方式と、ディーゼルエンジンとモーターの双方を直接駆動させる方式があります。ハイブリッド車両にすることにより、寺前駅で乗り換えすることなしに姫路駅から和田山駅まで直通で運行することができます。

 

さらに播但線の運行本数の増加も要望しています。

 

利便性向上のため、ICOCAカードが使用できるよう要望してきましたが、来年4月から生野駅、竹田駅、和田山駅で使用することができる予定です。

 

ICOCAカードの導入によって通勤・通学の利便性向上はもとより、生野銀山や竹田城を訪れる観光客にとっても播但線は使えるルートとなり、観光客の増大が期待されます。

 

国道、そして播但線という公共交通は地域の維持・発展のため重要な要素であり、いっそうの充実に向け、要望活動も継続・強化していきます。