秋祭りと地域経済、コロナのため中止で大きな損失が | 生野タイムズ ふちもと稔 (竹田城・生野銀山)

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秋祭りが泣いてる

 

新型コロナウイルス感染症拡大のため、様々な行事が中止になっていますが、ついに生野町秋祭りも中止となりました。確かに、大勢で屋台を担ぐ祭りは「蜜」ですが、残念です。

 

 

生野町の秋祭りは、町内各地区の屋台十数台が各地区を練り歩き、そして生野小学校運動場に集合して練り合わせをします。大変勇壮で華やか、テレビ放映されるなど秋の風物詩です。

 

秋になると、各地区で祭りの準備に入ります。

乗り子たちの太鼓の練習は2〜3週間前から始まり、町内に太鼓の音が響き渡ります。

 

それに合わせて屋台委員会をはじめ大人たちも屋台蔵等に集まり、本番までの計画、備品の購入、シデ作り等に取り組みます。そして、酒が入ります。祭りに酒は必需品です。

 

各地区の秋祭りに要する経費の中で、飲食費は100万円前後かかっています。それが全てなくなったのですから、生野町内だけでも1,000万円以上の経済損失となっています。全体的にみれば、数千万円の経済が失われています。

 

 

早く、コロナの正体をつかむべきです。

 

コメディアン志村けんさんの急死と火葬にも立ち会えないという報道に、日本国中が震え上がりました。

 

それ以降、過剰とも思える反応が、報道を通して全国に広がりました。

 

一方、毎年、肺炎球菌で亡くなる人が2万人以上、インフルエンザで亡くなる人が1万人以上です。誰も大騒ぎしていません。

 

新型コロナウイルス感染症の場合、日本で亡くなった人は1,638人(10月10日時点)です。