東京・銀座│整体スクール 歪み矯正&整体を短期習得・少人数制で学ぶ『tokyo整体師アカデミー』&個人サロン『ミユキイズム』代表の蓜島(はいしま)みゆきです。
「腰痛」と言っても、痛みなどの不調を感じる場所はさまざまです。腰の上の方が痛いのか、横が痛いのか、臀部が痛いのか、というように、腰のどの部分に不調を感じるのかで施術の要点が違ってきます。そのため施術前のカウンセリングでは、腰のどの部分に痛みや不調を感じるのかを丁寧に確認します。事前に施術ポイントを絞る事で効率の良い施術が提供できます。
以下はよくある腰痛のパターンとその改善施術ポイントを簡略にまとめました。文字起こしでは伝わりにくい部分もあるかと思いますが、参考にして頂ければ幸いです。
腰のどこが痛みますか?
1、ウエストの高さが痛む(腰椎のズレと、周辺の筋肉のコリの可能性)
・お客様はうつ伏せになり、腰方形筋を圧迫して緩める
・お客様は仰向けになり、腹部側から大腰筋を圧迫して緩める。この時膝を立てると大腰筋にアプローチしやすくなる。
・腰椎を矯正する
2、骨盤の真ん中や、その下が痛む(仙骨・尾骨のズレと、周辺の筋肉のコリの可能性)
・お客様はうつ伏せになり、仙腸関節を圧迫しながら緩める。特に固い部分があれば丁寧に緩める。
・仙骨及び尾骨を矯正する
3、臀部が痛む(梨状筋等のコリの可能性)
・お客様はうつ伏せになり、肘で大腰筋・中殿筋・小殿筋・梨状筋を緩める。痛みを強く感じる部位なので、痛みの様子をみながら緩める。
・寛骨と仙骨を矯正する。
4、腰の横が痛む(大腿筋膜張筋のコリの可能性)
お客様は横向きで、肘で大腿筋膜張筋を圧迫して緩める。
骨盤と股関節を矯正する。
5、腰部全体が痛む(腰椎・骨盤・股関節のズレと、周辺の筋肉のコリの複合的要因の可能性)
・1~4を全て行う。
6、臀部から脚にかけて痛みやしびれがある(骨盤・股関節のズレ、梨状筋他のコリによる坐骨神経の圧迫の可能性)
・お客様はうつ伏せで、不調を感じる部位の深層筋を意識し肘で筋肉を緩める。臀部から太ももの筋肉を丁寧にゆるめ、筋肉疲労からの神経圧迫を開放する。
・骨盤、股関節を矯正する。
カウンセリングでは些細なこともお気軽にお話下さい
上記のように、一言で腰痛と言っても色々な状態があります。状況に応じて矯正部位や重点的に筋肉をほぐす場所が違うのです。そのため、施術前のカウンセリングで状態を詳しくお聞きし、ある程度施術ポイントを特定してから施術しています。
そのため、気になる点がありましたら出来るだけ詳しくお話下さると幸いです。より効果的な施術を提供させて頂きます。