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代表プロフィール
【銀座】整体/骨格矯正スクール『tokyo整体師アカデミー』＆個人サロン『銀座ホリスティックサロン ミユキイズム』代表の蓜島（はいしま）みゆきです。銀座で個人サロンを開業に至るまでと、その後のエピソードを記しました。お付き合いいただければ幸いです。
◆１９７９年１１月２７日生まれ、宮城県出身。
◆趣味：油絵、タロット占いと西洋占星術を勉強中。
◆好きな芸能人：三上博史、長岡亮介。
日本ソフトカイロプラクター協会ソフトカイロ整体学院にてマニュピレーションによる整体法を、内閣府認証 NPO法人日本医療協議会認定校 坂戸整体院ランランにて骨格矯正法を習得する。リンパセラピー、腸セラピー、経絡美容等を学び、日々研鑽を積む。
【2010年4月】
整体を学び始める。
【2011年3月】
銀座４丁目歌舞伎座そばに女性専用・完全予約制のプライベート整体サロン「銀座ホリスティックサロン ミユキイズム」をオープン。
【2014年12月】
同じ銀座４丁目歌舞伎座付近に、スクール業開始の準備としてサロンを移転。
【2015年3月】
小人数制の整体矯正スクールを開講。
【2018年2月】
『身体と心の声を聴く』カウンセリングサービスを開始。
全く興味が無かったリラクゼーション業界
まさか自分が整体師になるとは思ってもみませんでした
人生には何度か大きな転機があります。私にとっては絶不調のどん底をさまよう中、社会復帰として飲食店でアルバイトを始めました。それがなぜか整体師になるきっかけとなり、後に銀座で個人サロンを独立開業するまでになりました。
２０台後半の辛い日々
宮城県の県北・加美郡の当時人口7,000人ほどの田舎町に生まれ育った私は、仙台市内の高校・大学へ進学します。
大学時代は勉強そっちのけでアルバイト漬けの日々。大人社会に混じって働く事が楽しくて仕方がありませんでした。バイト経験を積む中、漠然と「いつしか自分で独立開業したい」と夢を抱きます。
しかし２０代後半、当時の職場や生活環境に対するストレスで心身を壊してしまいます。自分の思わぬ弱さを目の当たりにするも立ち直る術を見つけられず、PMDD（月経前不快気分障害）、うつ病は酷くなる一方。加えて現実逃避の手段としてアルコールを断つ事が出来ませんでした。
日常生活がままならず、辞職し静養に入ります。まさにお先真っ暗な黒歴史とも言える時間を過ごしていました。
友人と音楽
２００９年、心身辛く痛々しい日々も、友人との出会いや気分転換の音楽との出会いがきっかけで、投薬治療を続けながらも快方に向かっていきまます。今思えば、気持ちの吐き出し（自己開示）や音楽療法といった効果があったのでしょう。
社会復帰の一歩として飲食店のランチタイムでアルバイトを始めました。久しぶりに吸う外の空気は楽しく、短時間勤務とはいえ初めての飲食業も新鮮でした。その店の数軒隣に、のちにお世話になる整体院があったのです。時々その整体院のスタッフが営業の挨拶回りにチラシを持参したり、食事に来店していた事もありました。
２０１０年、春先のある日の事。風邪を引いて内科に通院し完治したはずなのに、背中の張りや全身の倦怠感が取れずどうしたものかと思い悩んでいました。職場にそれまで気にも留めていなかった整体院の初回割引クーポンがあったのを思い出し、思い切って行ってみる事にしたのです。
整体で身体の不調が消えた
わずか２回の施術で完全に身体の辛さが消え、今までにないくらい身体の軽さに心から驚きました。その感動がきっかけで整体師を志した、というストーリーでは全くありません(笑)
その整体院は併設の整体学院があり、施術者兼スタッフを募集中との事。完全社会復帰を目指してフルタイムでの求職中だった私は「初心者でも出来る・学びながら同時に働ける」と仰る院長先生の言葉を信じ、手っ取り早くその整体院にお世話になる事に決めたのです。
手っ取り早く就業してみたけれど
もちろん初心者の私にすぐ施術スタッフなど勤まる訳もなく、スパルタ技術指導の院長先生を前に心の中で泣きベソをかく私。
しかしながらも「後がない」と自らの危機を感じた私は奮起します。うつ病になるくらい根が真面目な面を持ち合わせる私は必死に練習を積み、併設整体学院の上級・独立開業コースを４ヵ月足らずで終了、研修で在籍していた店舗の責任者を任されるまでになったのです。
思いがけず銀座で夢を叶えた私
学生時代に描いた夢を思い出す
整体学院の先輩やスタッフが次々と独立開業していく中、学生の頃に抱いた「いつしか自分で独立開業したい」との夢を先輩達の姿に自分を重ねる事が増えていきます。
その夢を叶えるために開業を模索していきます。自己資金で店舗取得できる物件を探しているうち、２０１１年３月に銀座のマンションの一室でプライベート隠れ家サロンをオープンする運びとなりました。
正直に言ってしまうと、整体師として銀座で開業したのはとりわけ自分に強い意志があった訳ではなく、自分の夢を叶えるべく選択した結果にすぎません。東北田舎育ちの私が、まさか銀座で独立開業するとは思いもしませんでした。おのぼりさんと揶揄されても、まあいいや（笑)
軽営安定するも、なぜか感じられない充足感
オープン当初は東日本震災が重なり、経済は一時的に消費自粛されました。そんな厳しい状況の中、何の知識もなく勢いだけで独立してしまったので、当然ながら経営は不安定でなかなか軌道に乗らず不安でモヤモヤを抱える日々。
全面的に経営の見直しや、新たな技術を学び磨く事でお客様も増え、次第に経営も安定していきました。そんな日々の充実を噛みしめるはずが経営が軌道に乗ってもなぜか常に心はモヤモヤ。
「経営者になって、小さくても一国一城の主になりたい」という若い頃からの夢を叶えたはずなのに。閑古鳥が鳴いている状況から猫の手も借りたいほどの忙しさになり経営も安定してきているのに。
全く充実感・達成感・幸福感が得られず、忙しけれは忙しいほどそれらが遠のいていく現実。その理想と現実に対しての強烈な乖離や焦燥感は、深く自分の在り方を見つめ直すきっかけとなりました。
自分に向き合い、自分を紐解く
自分の体質を知る
２０１４年からカウンセリング等を受けるようになり、次第に心理学やスピリチュアリズムに傾倒していきます。
インナーチャイルドの癒しや生き辛さを感じた感情を掘り起こし、過去のPMDD・うつ病・アルコール問題の原因が判明します。結果「自分を癒せるのは自分自身」と身をもって体感しました。
自分を深追いしていくと、日々の生活やサロンワークの中で徐々に自分がエンパス体質・霊媒体質だという事に気づきます。お客様の不調が霊的な問題や、生き方や思考が身体に不調をもたらしている事の多さに気づき、次第に整体師として仕事の限界を感じ思い悩みます。
加えて２０１６年夏以降、その視えない世界の影響が心身の不調に現れ「整体師を辞めたい」という状態に陥り深く思い悩みます。しかしながら引き続きスピリチュアル・カウンセリング等を受けつつ、霊的現象を含めた身に起こる出来事を紐解き、自己を内観し自問自答を繰り返す日々。
新たな気持ちで
２０１８年、どうにか事態は落ち着いてきましたが、さらにエンパス体質が高まっていることに気づきました。お客様の不調がより分かるようになり、新たな気持ちで目の前のお客様の不調改善に向き合っています。
かつて辛いと感じていた自分の在り方や様々な出来事は、お客様を理解する大きなヒントとなっています。骨格の歪みや筋肉のバランスを超えた「溶けていく、緩んでいく、解けていく」ような施術を目指しています。
私は最初から「ボディセラピストになりたい、整体師として独立したい」と思っていた訳ではありません。しかし今となれば、自分なりに色々な経験を積んだ結果、整体師は私にとって適職であるのかもしれません。
また自分の出来る事の一つとして、自ら試行錯誤しながら身につけた整体テクニックを、多くのボディセラピストさんにお伝えしたいと思っています。そのボディセラピストさんがさらに多くの方の不調改善のお手伝いが出来れば、整体師としてこれ以上嬉しいことはありません。
これまでのサロンワークである個人サロン『銀座ホリスティックサロン ミユキイズム』と併せて、小規模ながらも『tokyo整体師アカデミー』としてのスクール業務にも邁進いたします。
日々精進してまいりますので、どうぞ宜しくお願いいたします。長文にお付き合いくださり、ありがとうございました。
銀座ホリスティックサロン ミユキイズム
代表 蓜島みゆき
