季節柄、結婚式結婚披露宴などでお挿しになるかんざしをお探しにご来店下さるお客様が増えています。黒留袖をお召しになられるお母様や御身内の方には、まず黒べっ甲にパールを添えたかんざしを最初にお勧めしております。大きさやデザインにもよりますが、比較的価格もお求めやすいものが御座います。

 

しかし、黒べっ甲松竹梅などのおめでたい、または厳かな意匠蒔絵を施したものや、本日ご紹介するような彫り白べっ甲かんざしなどお勧めです。価格はやや高価になりますが、合わせてご検討して頂いても宜しいかと思います。実際にご来店下されば、ご予算を含め、お客様のお話しを色々とお伺いしながら、数ある種類の中からご要望に合ったかんざしをお選びし、お勧めさせて頂きます。

 

こちらのかんざし、実は4年ほど前に一度ご紹介し、完売、その後しばらくの間欠品しておりましたものです。過日入荷致しましたので改めて撮りなおしてご紹介させて頂きます。べっ甲本来の優しいぬくもりの感じられる、礼装用べっ甲菊高肉彫りかんざしです。

 







 

 

 

 

 

 

 













 

一部透かし彫りになっていますが、ご覧の通り、いくつもの菊の花や葉が立体的に見えるよう、高肉彫り(たかにくぼり(ししぼり)/文様の部分を高く盛り上がったようにする技法のひとつ)が施されています。この技法には土台のべっ甲を贅沢に厚みを持たせて制作することが不可欠です。結果的に価格は少々効果になってしまいますが、透かし彫りでは表現できない、なんとも重厚で贅沢な雰囲気を醸し出します。














大変希少な白べっ甲を、贅沢に使用し何層にも重ね合わせ、厚みを持たせた作りになっています。













・白べっ甲菊文様彫りかんざし【abkbf170912-1\476,000+税【完売】2017.12.

 (大きさ:縦約142㎜、横92㎜、厚み4㎜~3㎜)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鶴は千年、亀は万年古来より縁起物として、広く祝事に尊ばれてきたべっ甲

一生に一度の晴れの舞台、結婚式などに出席される新郎新婦のお母様ご親族の方、またご列席されるお客様も、是非べっ甲のかんざしをお勧め致します。べっ甲であれば、大切に保存して頂ければ、一生持ちますし、べっ甲職人が磨けば、ほぼご購入当時のべっ甲本来の輝き、美しさが何度でも蘇ります。また万が一、足などが折れてしまっても修復が可能です。そういった意味からも、べっ甲は次の世代へも受け継いで頂ける素晴らしいかんざしです。

 

 

 

 

※天然素材(べっ甲、象牙、珊瑚、真珠等)、貴金属(金、銀、プラチナ等)を用いた手作り品は、製作時に使用する材料費、工賃等により価格が変動する場合が御座います。また、ひとつひとつ大きさや形状、装飾などが若干変わる場合が御座います。予めご了承ください。

 

 

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