まず日本の婚礼を知る | ブライダル専門家 婚礼文化研究家 鈴木一彌のオフィシャルブログ

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ブライダル業40年の経歴と婚礼文化研究をとおして結婚式にまつわることをお伝えします。

今まで武家の婚礼等を勉強していても何か 鳥肌がたつことはなかった

腑に落ちない。。。

 

「大河への道」という映画を観た

伊能忠敬を大河ドラマへ

私も市の方と子孫会と署名集めたりしていたが

歩いているばかり

地図を書いた以外ドラマになりにくい

等の声も聞いた

結局 明智さんになったけどそれはそれでオモシロイ時代だったし

よかったね

 

伊能忠敬だから 珍しく映画館まで予約して行ったけれど

今の自分の立場には大きな衝撃だった

何度も泣いたのは、感激したからより、自分にリンクしすぎたから

 

まだ公開中なのであまり書いてはいけないのだろうけど

自分が婚礼の全国事例を収集している時、各地域の資料には、必ずと言っていいほど「伊能測量隊」のことについての

目次がある。

収集は体力勝負なので全身疲労と終わりの見えない仕事に気力がなくなりそうになるけど

この「伊能測量隊」の文字を見ると

先祖の歩いた足跡を私も違う内容だけれど辿っているのだ

辞めるわけにいかない

そう心を振るい立たせる もう何度も 何十回も

 

伊能の全国測量は、日本地図を書きたかったわけでも 地球の大きさを知りたかっただけでもない

 

そこに今回観るべき時に観たのだと理解した

 

武家じゃなく 貴族でもなく

日本全国 普通に暮らしていた庶民の生活

まずは日本を知ること

儀礼なのだけど

名もなき人が行ってきた儀礼

郷土色がある

そこにひかれたから民俗学なのだと

そして

一人一人の笑顔がなんだか想像できそうな

研究だけどそんなことがイメージできることをしたいと思う

 

今の自分に必要な言葉を先祖からもらえた

 

チームワークなんて安っぽい言葉ではない

真の仕事仲間についても同様

 

人嫌いの私は仕事ではちゃんとするけど それ以上は。。と人とはいつも距離を持ちたがる

司会

プランナー

一通り満足いく仕事を完結し

講師だけは満足していなかった

でも素晴らしい教え子たちのおかげで

これも完結できそう

その人との関係も映画で感じるものがあった

 

とりとめのない文だけど

 

ひとつのことを突き詰めようとすると

出来なくなってしまうことも多々あり

気になって仕方ないまま

目の前の山のような課題に望まなくてはならない

 

そんな状況にタイミングよく

もっと大変極まりないことをした人の心意気は

年月を超えて

鳥肌がたった

 

色々完結して次のステージへいこう!