子供に勉強を教えながら、怒ってしまうというご相談をいただきました。
子供が何かをできなくて怒る人は、きっといっぱいいます。
私もぎん太が幼児のとき、怒ったことがあります。
泣かせました。
『食卓につく動物が4匹いる絵がドアの方から描かれていて、それを窓の方から見たらどの配置で座っているか書け』
という問題。
頭の中で景色を移動させる…というようなことができないと解けません。
「だから、こっちから見たら手前に座ってるのは誰だって聞いてるの!」
夫がいないと思っていたのですが、帰って来ていて、その現場を目撃されました。
夫はぎん太を抱えて、その場を離れました。
夫は基本的に私の言うことはなんでも聞いてくれます。
でもその時は私を怒鳴りつけました。
「こんなん、できなくったって良いんだ!ふざけんな!!」
正論です。パパが来て助かりました。
虐められている息子を助けないパパだったら、
悪いことをしている妻を叱れない夫だったら、私はガッカリしたと思います。
私はそのとき興奮して頭がおかしくなっていたので、なぜかその問題を
「できるようにしてあげなきゃいけない」
と思い込んでいました。
(それがなぜ怒りの感情に変化するのかはよくわかりません。)
私は愚かで欲深い、弱い人間です。いつも良い人間でありたいと努力していますが、日々自己嫌悪に襲われます。毎日頑張ろうと思っています。克己心ってやつです。
学年別ドリルとか、対象年齢のある問題ができないと
「同い年の子はできるらしい」
「できるようにしてあげなきゃヤバい」
と焦ってしまいますが、身体の発達と同じく、脳の発達も個人差があります。
次男コン次郎は、2歳のときカタカナ、平仮名、アルファベットだけじゃなくローマ字が書けました。
幼稚園のとき、教えなくても小6の算数の問題もできました。
でも作文は猛烈に変だったし、小1まで教えても時計が読めず、お箸が使えませんでした。
私はこのとき、脳って筋肉みたいなもんだと考えればいいんだな〜と思いました。
「まだ筋力がついてないんだから、この技はできない」
「この翼の大きさでは、まだ飛べない」
みたいに。
脳は見た目でわからないので判断が難しいですが、ある程度やって工夫もしたけどできなかったら、潔く撤退するべきだと思います。
「まだ脳のここんとこを理解する部分だけ育ってないんだから、物理的に解くのは不可能」
だと思って。
他にやれることはたくさんあります。
やる順番を入れ替えるだけのことです。
というわけで、
ご主人に止めてもらうか、図書館など人目があるところでやると良いかもしれないですね
私がぎん太に超キレ散らかした話
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自分の子供を学校や塾の講師が怒鳴って泣かせたら、絶対に許せない。
でも自分は泣かせてる。
子供は自分の命より大切→可愛がろう
強くなって、怒りを抑えると決意する。
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できない問題は、引き際が大切。
同年代の子がやっている問題をやらないのは勇気がいる。
でもその決断ができたから成績が上がった。
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最近コン次郎は幼馴染のネコ子ちゃんの家庭教師をしています。
ネコ子ちゃんには、それはそれは優しく教えているのに、弟ポン三郎に教えるときはイラついているときがあります。
ちょうどぎん太の先週のwith記事が
「勉強教えてるときキレない」
という話でした。
ネコ子ちゃんのこと、怒る私、ポン三郎にイラつくコン次郎の話です。
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あんなに温和なコン次郎ですら、身内には厳しくなってしまうものなんだな〜となんだか感心(?)してしまいました。
目的はなんなのか。
よく考えて冷静になるしかありません。
勉強をできるようにしたいなら、怒っている暇はありません。
「どうしたらできるようになるか」
しっかり考えて、やり方をどんどん変えなければいけません。
子供を変えようとするのではなく、自分を変えることの方が簡単で早いです。
以上です。
可愛いネコ子ちゃんを見て行ってください
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娘みたいで可愛い!!それに今どきの服は安くて可愛い〜。
ネコ子ちゃんママが、
「商品ページで見るより現物の方が素材が良い」
って喜んでくれました✨
ぎん太著書