新聞を読んでいて、
ふと手が止まる広告ってありませんか?
私は先日、
幻冬舎の書籍広告を見て思わず釘付けになりました。
「やっぱりタイトルやキャッチコピーの力ってすごいな…」
そう感じたのです。
職業柄、
私は常に「どんな言葉の設計で人の心をつかんでいるのか?」
を見てしまいます。
今回の広告も
コピーライティングの観点で見れば、
参考にしたいポイントが満載でした。
※ちなみに、コピーがあまりにも秀逸すぎて
「中身とのギャップが…」と感じる本もありますが(笑)
それも含めて言葉の学びになりますね。
この記事では、
新聞広告のキャッチコピーを具体例に、
5つのテクニックを解説します。
SNS投稿・ブログ記事タイトル・チラシ作成に
そのまま活用できる内容なので、ぜひ参考にしてください。
1. 衝撃のキャッチコピー全文
こちらが実際に新聞広告に載っていたキャッチコピーです。
私はがんで死にたい。
そう思っている医師は多い。
なぜか?
多くの人がのぞむ「ぽっくり死・老衰死」は、
がんで死ぬより、よほどつらいと思います。
……どうでしょう?
**「えっ?どういうこと!?」**
と思って続きを読まずにはいられなくなりませんか?
このわずか4行の中には、
読者を引き込むためのライティング技術がぎっしり詰まっていました。
2. このコピーに仕込まれた5つのライティング技術
① 逆説法(パラドックス法)
「私はがんで死にたい」という言葉は、常識の真逆です。
人は「えっ!?」と思った瞬間、
思わず読むのをやめられなくなります。
特に新聞広告のように情報が多い場面では、
**“意外性=ストッパー”**の力は抜群です。
② 権威性(社会的証明)
「そう思っている医師は多い」という一文。
“専門家の意見”を入れることで、
一気に信頼性が増します。
これは
心理学者チャルディーニの『影響力の武器』でも
有名なテクニックです。
③ 質問投げかけ法(ツッコミ型コピー)
「なぜか?」という問いかけが入ることで、
読者は続きを読まずにはいられません。
自分の心の中のツッコミを、
コピーが代弁してくれているのです。
④ 価値の転換法(フレーミング)
「ぽっくり死や老衰死の方が実はつらい」
という価値観の逆転。
読者の“思い込み”を更新する力があります。
⑤ ストーリー構造(ミニ起承転結)
この4行のコピーには、起承転結の物語構造があります。
「起:私はがんで死にたい」
→「承:医師もそう思っている」
→「転:なぜか?」
→「結:実は…」
読後に納得感が残るのは、この型があるからです。
3. 集客にそのまま応用できる!
これらのテクニックは、どの業種でも使えます。
例えばチラシやSNS投稿なら、こんな使い方ができます👇
-
逆説法:「広告費ゼロで売上アップ!?」
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権威性:「プロも使っている◯◯」
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質問型:「なぜ今、紙のチラシが再注目されているのか?」
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価値の転換:「チラシは古い?いいえ、今だから効くんです」
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ストーリー構造:「なぜ“誰にも知られずに”教室を満席にできたのか?」
4. おまけ:冒頭文とブレットの力もすごかった
この広告はキャッチコピーだけでなく、
「冒頭文」と「ブレット(箇条書き)」も秀逸でした。
▷ 冒頭文
「言葉通り、がん専門医は、がんで亡くなった――」
静かな一文ですが、キャッチコピーの真実味をグッと引き上げています。
▷ ブレット(箇条書き)
例えば、こんな一文が並んでいました。
-
医療者は知っているのに、患者だけが知らないこと
-
臨終に近づくときは、そっとしておいてほしい
-
安らかな死を妨げるのは「心の痛み」
読者が一瞬で理解できる“情報整理の技術”が活かされています。
5. まとめ
人を動かす言葉には、
**「意外性」「信頼性」「質問」「価値の転換」「物語」**
という要素が入っています。
新聞広告のキャッチコピーは、
まさに集客・販売のヒントの宝庫です。
ぜひ、あなたのチラシ・ブログタイトル・SNS投稿にも活かしてみてください!
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