恐るべし記念日反応 | 最愛の夫を亡くして 白い花を手向ける日々

最愛の夫を亡くして 白い花を手向ける日々

2020年4月のことでした。歳の離れた大切な夫と、アラフィフの私。
いつまでも一緒。きっと死ぬまで、彼のことを想う。

あの日は、初シミとりに行こうと思い立った。

3回目の月命日は美容院だったし、初盆の時はマツエク行ったし。偶然だけど。

さて、並ぶので有名な皮膚科へ行って来た。並ぶったって、1~2時間。ふん。大病院でなんぼほど待って来たか。余裕〜。

その日の内にレーザー当ててくれると聞く。

診察時間前から少し並んで、いよいよ受付に電気がつき、看護師さんが出て来たその時だった。

ウッヒャーーー!

看護師さんの服を見ただけで、サービス業の方とは違う、看護師さんらしい動作を見ただけで、

バババババッと、フラッシュバックが起きた。

怖いわ〜、自分の脳みそ怖い。

だましだまし、診察室のドアが開いたり閉じたりするのを見ながら1時間待って、初診で先生に呼ばれる2、3分前、あれこれ思い出してて、涙がじわじわにじんで来ていた。

どこが気になりますか、と鏡渡された自分の顔は、見事な泣き顔だった。

あら、目がなんかヘン。と頑張って意地を張り、無視して、先生と話した。

10日間もかさぶた出来るとかいろいろ説明聞いて、ヘタレなので、やってもらわないで帰った。仕事が休みの時とか、また都合の良い時に来ることになった。

何しに、病院行ったかね?
エステと間違えてたわ。

エステみたいな皮膚科だけど、もちろんしっかり病院だった。
もう、しばらく取らんでええわ。

退散する。

 

これはもう、戦いやね。

どこに地雷があるかわからん。

80年代に多くあったベトナム戦争物の映画の帰還兵みたい。

しかし、一人亡くしてこれだから、

戦争ってどんなにすごいのだろう。

 

教訓。

わざわざ地雷を踏みに行かない。

 

私の言い分。

踏みたくて踏んでない~。

 

 

ご褒美買って帰った。

ディオールのマキシマイザー。

唇がぷりっぷりになるやつ。

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