たかが茶碗 されど茶碗
一枚の絵葉書 がある。
もう 五、六年前に 美術館で 三女が買ってきたものだ。
縦に長い その絵葉書 には
揺らめく炎 に 蝶たちが舞う姿 が 精緻に描かれている。
[炎舞]
その絵 の 感動に 打ち震えるというのではなく
獣たちが 本能的に炎に怯えるような それにも似た感覚を抱いていた。
呑み込み 支配しようとする 炎 なのではないのかと。
でも いつか 本物を見てみたいと
思っていた。
一月の中旬。
そんな 機会がやってきた。
いつも 美術展 を いっしょに愉しんでいる Mさん Hさん と
ザ・ベスト オブ 山種コレクション [後期] 戦前から戦後へ
を 見に出かけた。
さすがに 山種美術館創立45周年記念特別展 と銘打っているだけあって
すべての作品の 確かな存在感に 圧倒される。
佐伯祐三 奥村土牛 東山魁夷 など を鑑賞し
小さな展示室へと 移動する。
そこが 速水御舟 の 作品展示 となっていた。
御舟作品120点 を 所蔵し
「御舟美術館」 と呼ばれている 山種美術館の真骨頂だ。
ただ 今回の展示作品は 全部で八点のみ。
二十代の作品 を 数点 鑑賞し
いよいよ [炎舞] の前に立つ。
「思っていたより 穏やかな絵ねえ」
と 三人 同じ感想を抱く。
それは 焦がれるのではなく 温かな水蒸気を含み 包容する 炎 だった。
蝶 は 逃げまどうのではなく
優しく揺らぐ炎 の 空気に乗って 遊び舞う 姿 だった。
実際に見なければ 感じることができなかった
他者を暖める 炎 の 姿 だと感じた。
[炎舞] 大正十四年 御舟 三十一才の作品。
速水御舟作品 を見たいと思った もうひとつのきっかけがある。
少しずつ 事柄が繋がっていく。
美の猟犬ー 安宅コレクション余聞 ー という本を読んだ。数か月前のことだ。
安宅産業・安宅英一の側近として仕え 収集に携わった 伊藤郁太郎氏 が
安宅コレクション や 安宅英一氏 を巡る想いなどについて 記した本。
(2007年出版)
この書の中に 安宅英一氏が速水作品を入手し
そして1976年 安宅コレクションの速水御舟作品105点 を
山種美術館が 一括購入したいきさつが記されている。
これほどまでに ひとを魅了する 速水御舟 とは! いかなるひとなのか
と 興味を抱いた。
さらに 記憶は遡り もうひとつ 事柄 が 繋がっていく。
1980年暮れから放送された NHKドラマ 「ザ・商社」
安宅産業 をモデルにした 骨太ドラマ。
(原作:松本清張 「空の城」 演出:和田勉)
この中で 伊藤郁太郎氏 をモデルにした人物を 森本レオ が演じていた。
商社倒産のその日。
森本レオ が 自宅に帰り
預かっている美術品の 「高麗茶碗」 を
(といったか 「井戸茶碗」 といったか そのあたりは記憶が曖昧なのだけれど)
箱から取り出す。
「お~い お茶漬けもってこ~い」 と妹に言う。
驚き 不審がりながらも ごはんとお茶 を 差し出す妹。
やおら この茶碗 に ごはんとお茶を入れ かきこむ 森本レオ。
「あ~あ うまいなあ。 これが 茶碗の本来の姿 なんだよなあ」
というような 台詞を言う。 (なにせ 記憶が曖昧なもんで)
混沌と戸惑いから再び立ち上がるための
所謂 ゼロ へと戻す儀式なのだ と思った。
こんな風に 三十年以上の月日 が過ぎる中で
事柄は 繋がっていったのだった。 一枚の絵画 へと。
はいっ この辺で レシピ紹介 します。
GINGAMOM's COOKING ですから ![]()
はいっ ごまダレが美味☆鯛茶漬け&サーモン茶漬け
「京都・吉兆」風 鯛茶漬け は サーモンでも美味しいですよ。
一度お試しあれ
よろしければ お手持ちの抹茶茶碗 で でも ぜひ
レシピは → クリックで http://cookpad.com/recipe/1690519
ニューヨーク・デリ
NEW YORK
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ブロードウェイ で ミュージカル を見る。
美術館巡り をする。
ショッピング も してっと (*^ー^)ノ
そう ニューヨーカーのように 暮らしてみる ![]()
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ってなこと 考えていたのでしょうね 数年前は。
その頃 買った 本
《 ニューヨーク・デリ ニューヨーカーの美味しい生活 ~ 柴田書店 》
「ニューヨークの食とデリ」 について書かれた本です。
・コーシャー デリカテッセン
・モダンタイプのグルメ・デリ
・高級食品店のデリ
に分類し、それぞれのデリの紹介 と 専門食料品店の紹介。
もちろん 各デリのレシピも 200以上掲載してあって 見飽きることがない。
その中でも 何より興味を抱いたのが
「コーシャー・デリカテッセンの歴史」
の項目。
コーシャー とは ヘブライ語で 「ふさわしい」 とか 「適正な」 といった意味で
つまり 「ユダヤ教の食法律にかなった食品」 ということであるらしい。
ユダヤ人のアメリカへの移民の歴史 や アメリカにおけるユダヤ料理の発展
などが詳しく書いてあって なかなか奥が深い一冊。
ちなみに デリカテッセン という名前は ユダヤ人が付けたそうです。
1993年の秋。
初めて訪れた イスラエル でのことは 忘れられないことばかり。
「テルアビブの銀製品の店の前まで 乗せていってあげるよ」
という夫の好意により エルサレムからテルアビブまで 車に同乗し
「じゃあ またカイロで合いましょう」
と 一人 車から降ろされて
「あらあ 素敵な銀食器がいっぱ~いっ
高いけど」
と ショッピングを楽しんだのも つかの間。
「さあて まずは 重いバッグを預けてっと。 じゃあ ターミナルだ」
と バスでターミナルまで行ったものの
どこにも コインロッカーなんてありゃしない。
「私たちの国には そういったものは ありません」 って ええ~?
そりゃそうですよね。 危険極まりないですから って今だから理解できること。
結局 重いカバン を抱えて うろうろして
「そろそろ ランチでも」
と入ったレストランで
「う~んっと ミートスパゲティー ボロネーゼ?」
を 無難にオーダーしたら
「そういったメニューは 私たちの国にはありません」 って ええ~?
牛肉と乳製品をいっしょに使ったメニュー なんてそりゃ ありませんよね
『乳・乳製品と肉とは まったく切り離さなければならない』
という 『コーシャーの絶対的な食法律』 があるのだから
って 今は知っているけれど。
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これが 私の最大の異文化ショック体験 (@_@)
なんで? なんでえ~?
とにかく 好奇心だけは失わないで いつまでたっても
なんで?どうして?と 思い続けよう と 決めた一日 だったのです。
でも 今じゃあ
「なんで? どうして?」
で 調べたり 聞いたりしたって
「えっえ~っとぉ なんだっけねえ ほら あれあれよぉ~」
「そう あれあれよねえ~っ」
ってのが 現実なんざますのよ ![]()
と これだけじゃあなんですから 本のレシピからのアレンジ一品紹介 ![]()
ハニー☆セサミ☆チキン
です。
去年のクリスマス
に
大人用には アフリカンチキン を作ったのだけれど
さすがに 三才は 辛くて食べられないから と 作った一品です。
ハニー&醤油 ごま が いい感じで 三才にも 大好評でした ![]()
レシピは → クリック http://cookpad.com/recipe/1685561
さあてっと。
ニューヨーカーみたいに スニーカー履いて
さっそうと ![]()
ママチャリ
に乗って
駅一階の R1/F (アール・エフ・ワン) まで偵察に行きますかね。
「おおぉ~! 『葱塩ソースのサラダ』 ですとぉ? いいアイデアですねえ」
やるねっ 日本のデリ
なんか もう ママチャリ で ぶらぶら で 十分満ち足りているな。
ニューヨーク 行かなくても ![]()
まだ 行ったことないけど ![]()
冬のセントポーリア
バルコニー 冬景色
鮮やかな ビタミンカラー で咲き誇っているのは マリーゴールド ![]()
ほかには なぜだか真冬に咲いた バラ 一輪。
それだけ。
マリーゴールドな気分 じゃ ないしね。
でも
お正月
と お雛様
の狭間は
ちょっと 和 から 離れて
「キュート」で 「きらら」 な気分になりたいじゃあ~ん ![]()
一年前に買った セントポーリア は
薄紫いろの花 はとっくに枯れちゃってぇえ~
葉っぱばっかり めっちゃ元気ぃ~ なんでぇ~え
100均 で買った ほら あれ クリスマスぅーローズぅ~?
にせもの のぉ~
チョキチョキ切ってぇえ
葉っぱ の上にぃい~
デコったのぉお~![]()
チョー やっばくねぇえ~?
まじ きゃわいいじゃあ~ん
(えっ?ちがうって? う~ん 難しいなあ 最近の きゃわいい日本語 は)
花 が咲いていなくても 葉っぱ がステキなら
こうやって 造花
を飾って楽しんじゃおう ![]()
という趣旨のブログ でした ![]()
念のため




