窮地で見せた「絶対王者」の真髄と新時代の幕開け | 理系女子の難関大受験記&親父のつぶやき

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子ども2人の受験監督を務めた50代親父が綴る受験日記です。
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先日、プロ入り後初のスランプかと思わせる不調に陥った藤井聡太6 冠について、

「一過性のものか、あるいは全盛期を過ぎてしまったのか」という記事を書きました。

 

 

 

 

多くのファンがその行方を不安とともに見守っていましたが、彼は最高の答えを盤上で示してくれました。

 

絶体絶命からの「奇跡の5連勝」

 

不調がささやかれるなか、

NHK杯での優勝を皮切りに、カド番に追い込まれていた2つのタイトル戦で5連勝。

見事な逆転防衛を果たしました。

 

 

恒例の王将戦勝者の「罰ゲーム」(隣は師匠の杉本棋士)

 

 

 

 

 

 

特に王将戦での1勝3敗からの3連勝による防衛は、34年ぶり史上4人目の快挙。

 

さらに2つのタイトル戦を跨いで見れば、「失冠の危機から一度も負けずに5連勝」という、

前例のない驚異的な粘り強さでタイトルを死守したことになります。

 

一時は「71」まで縮まっていた2位とのレーティング差も、再び「115」まで拡大。

 

レーティング差「115」の期待勝率は66%なので、

5番勝負あるいは7番勝負になるタイトル戦では8割程度の期待勝率になります。

 

まさに「藤井一強」の時代へと引き戻した形です。

 

迫りくる若き才能と、理想の将棋界

しかし、盤石に見えるこの構図も、決して停滞しているわけではありません。 

 

AIを駆使した研究により、若手棋士たちの棋力向上は凄まじいものがあります。

 

藤井棋士が今の強さを維持していたとしても、追う側との差は確実に縮まっていくでしょう。

 

特に同学年の伊藤匠二冠は、今年度藤井から「王座」を奪取し、

ここ1年でレーティングを100以上も伸ばして2位に浮上してきました。

 

来年度の最大のライバルとなることは間違いありません。

 

混戦ではなく「高次元の激突」を

ファンが望んでいるのは、王者が衰えて混戦になることではありません。 

 

「絶頂期の藤井聡太」という高い壁に対し、次世代のライバルたちが真っ向から挑み、さらなる高次元の戦いが繰り広げられること。

 

今の将棋界は、まさにその理想的な状況へと向かっています。この素晴らしい時代に立ち会える喜びを感じずにはいられません。

 

不屈の精神で見事な防衛を果たした藤井六冠、本当におめでとうございます!