中学受験~附属校VS進学校、附属校は有りか、無しか?【後編】 | 理系女子の難関大受験記&親父のつぶやき

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子ども2人の受験監督を務めた50代親父が綴る受験日記です。
これから受験する方の参考になればとリアルな体験を余すところなく語ります。
今は、趣味の話や日常のつぶやきのほうが多いかも。
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②附属校VS進学校、附属校は有りか、無しか?

 

前回の続きです。

 

 

 

 

前回記事で紹介したとおり、早慶附属やMARCH附属中学の難易度はかなり高く、入学のハードルという意味ではコスパは高くありません。

 

それでも「附属中はありか、無しか」、

 

今日はその話を書きます。

 

私のブログをお読みいただいて感じるかとも思いますが、リアルでは言いにくい本音をあまり気を遣うことなくズバッと書いています。

 

アクセス数が多いのに「いいね」が少ない回がたまにあり、私の意見が共感を得られない少数意見なんだろうな、とか、本音過ぎていいねを押しづらい内容なんだろうな、とか感じるときも良くありますガーン

 

ですので、今日の話も気を悪くする方もいるかなと思いますが、気分を害するようならお読み捨ていただければと思いますし、異論など遠慮なくコメントやメッセージいただければと思います。

 

 

 

結論から言うと。。。

 

 

 

早慶附属はアリ、MARCH附属は勿体無いというのが私の意見です。

 

そもそも、何のために良い大学を目指すのか?

 

いろいろ意見はあるんでしょうが、最大公約数は、人気企業に就職するため、働きやすい環境で高い収入を得て豊かな人生を過ごすための近道、といったことになるんだろうと思います。

 

今まで何本か就活系の記事を書いてきました。例えば、下記記事は出身大学による期待年収です。

 

 

他の記事でも、旧帝一工早慶は、どんな人気企業でも学歴で落とされることはなく、チャンスがあるといったことを書きました。

 

 

 

 

このような就活目線(含む期待年収)から考えると、早慶とその下に大きな壁がありますが、早慶から上になれば人間性重視で採用され、受験の難易度ほど差はないと感じるのです。

 

要は「早慶で十分」という理屈なのですが、附属中学から入学することは大学から入学組に対して「ネットワーク」と「情報量、あるいは、情報網」という圧倒的なアドバンテージが得られると思っています。

 

早慶附属中は、中学入学から「都の西北」や「塾歌」を歌い、神宮では「紺碧の空」や「若き血」で肩を組みながら応援しており、大学1年生の時点で、既に早稲田7年生、慶應7年生という感じで、持っているネットワークや情報が大学入学組とは格段に違うのです。

 

中学受験では、もっと上を目指せるのに勿体無いという意見もありますが、それに見合う価値はあると思いますので、私は早慶附属はアリと思っています。

 

もう一つ言えば、得られる友人も同じポテンシャルを持つ優秀層ということになりますので、切磋琢磨、刺激し合える一生の友人も得られるかなとも思います。

 

それに対し、MARCH附属中。

 

男子で偏差値60弱、女子で60代前半の難易度となっていますが、同レベルの進学校(例えば、女子で言うと神戸女学院やフェリス)は、大学受験では難関国立や早慶を第1志望として目指すような学校になりますので、附属中に行かなくとも大学受験でMARCH以上の大学、いや、早慶以上の大学進学の可能性もかなりあると思います。

 

早慶附属中と同様に大学受験のない6年間を伸び伸びと過ごすメリットはありますが、就活では上位校と遜色ない扱いを受ける早慶と比べるとMARCHは微妙。

 

やはり勿体無いなって思ってしまいます。

 

 

ただ、今回の意見はあくまで将来が明確に決まっておらず、一般企業に就職することをイメージし、就活や入社後に学歴でハンデになるかという目線で書いておりますので、弁護士や公認会計士などの士業につく、とか、親の家業を継ぐなどを明確に決めているのであれば、その限りではないと思います。

 

 

ちょっと、ダイレクト過ぎる記事になりましたが、私の勝手な妄想ですのでご容赦ください。m(_)m