迫真風、中学受験シリーズです。
今日は、第2回。
題して。。。
②附属校VS進学校、附属校は有りか、無しか?
子どもの就職まで決まった私目線で書いてみたいと思います。
早慶、MARCH附属を想定しての記事になります。
特に地方の方はあまりピンと来ていないと思いますので、まずは、難易度から。
一般論ですが、大学⇒附属高校⇒附属中学⇒附属小学校になるにつれ入学が困難(大学が一番簡単)になると言われています(私もそう思っています)が、具体的に附属校が如何に難関かを具体的偏差値でみていきます。
以下、日能研2023年入試結果R4(80%合格)偏差値になります。
まずは、早慶附属中学をみてみます。
【男子】
偏差値 | 進学校(首都圏) | 進学校(地方) | 早慶附属 | ||
68 | 筑波附属 | 東大寺学園 | |||
67 | 私立武蔵 | 慶應湘南 | |||
66 | 駒東・栄光 | 甲陽学院 | 慶應中等部 | ||
65 | 海城 | 久留米大附設 | 慶應普通部 | ||
64 | 早大学院 | ||||
63 | 浅野 | 大阪星光 | |||
62 | ラサール | 早稲田実業 |
関東以外の方にも分かるよう首都圏以外の難関校も併記しました。
早慶附属中の難易度、かなりのものだということが理解いただけると思います。
【女子】
偏差値 | 進学校(首都圏) | 進学校(地方) | 早慶附属 | ||
69 | 桜蔭 | ||||
68 | 西大和 | ||||
67 | 豊島岡 | 慶應湘南・中等部 | |||
66 | 女子学院 | 早稲田実業 | |||
65 | 雙葉 | 久留米大附設 |
女子の早慶附属は凄いです!!
御三家同等の難しさですね。
続いてMARCH附属。中でも男女とも人気の明大明治と青山学院を同難易度の進学校と併記します。
【男子】
偏差値 | 進学校(首都圏) | (地方) | MARCH附属 | ||
60 | 本郷 | 東海 | |||
59 | 桐朋・サレジオ | 洛星 | 青学・明明 | ||
58 | 広大附属福山 |
早慶とは明確な差がありますが、やはり結構な進学校と肩を並べる難易度ではないでしょうか。
【女子】
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女子のMARCH附属難易度はとんでもなく高いです。
フェリスや神戸女学院より難しいって意外と思われる人も多いのではないでしょうか。
如何思われたでしょうか?
先に述べた大学で入学するより中学で附属校に入るほうが難しいといった雰囲気は伝わったのではないかと思います。特に女子の難易度はヤバイレベルだと思います。
大学付属校の最大のメリットは、大学受験から開放され伸び伸びした6年間を過ごすことができる。
デメリットは、難易度が高いこと、同レベルの進学校からならより上位の大学に行ける可能性があるのにそのチャンスを捨てること。
といったことかと思います。
進学校か、附属校か、
どちらを選ぶかは各家庭の価値観によってしまいますが、私は割と明確な意見を持っています。(つづく)