【狐の競馬】オークス(G1) |  おおむね日刊 ★ 狐のブログⅡ

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  今週は「マーメイドS(G3)」「宝塚記念(G1)」です。

全頭が未知の距離で争う、樫の女王決定戦…オークス(G1)
 こんばんは、管理人の狐です( ´_ゝ`)ノ 
 明日は、3歳牝馬の頂上決戦「優秀牝馬・オークス(G1)」です。牡馬のダービーに位置付けられて距離を二千四百に変更して以来、ずっと同条件で3歳最強牝馬決定戦として行われてきました。距離体系考えると春のオークスは京都二千二百、秋に女王杯を二千四百でも良さそうですけどね。明日はもちろん全馬が距離未経験…

【傾向】3歳牝馬には厳しい条件だが堅い決着が多いレース。桜花賞からの折り返し組が圧倒的で、トライアルの忘れな草賞組とフローラS組が続き三大ルート。他重賞組やOP特別組は分が悪く、条件戦組はかなり厳しい。決め手を持つ上り最速系が強く、逃げ先行タイプは不振。桜花賞なら着順不問、その他なら近3走で重賞連対またはOP級勝ち程度は欲しいところで、前走上位人気上位着順馬や府中経験・中距離実績には要注意。

【予想】自信度 ★★★☆☆上位馬優位
絶好の良馬場開催で半端な実績の馬には厳しく桜花賞組の優位は動かないが、一方で優秀なラップでステップ戦を制してきた馬やトライアル組もレベルが高い。折り合いと決め手、距離耐性のありそうな馬を選びました。
◎ライトバック、前走桜花賞は直線猛然と追い込んで0.1秒差の3着、展開が向いたとはいえ32.8秒の上りはそう簡単に出せるものではない。難しい気性で輸送と距離延長は課題だが、補って余りある素質と決め手は魅力的。レイクヴィラFらしい豊富なスタミナもあり頂点を狙う。
○アドマイヤベル、脚元が中々固まらず新馬勝ちのあと間隔開けて使っていたが、それでも牡馬相手に3着2着と好走。前走フローラSで待望の2勝目、時計も優秀でゴール前も余裕があった。勝ち時計の1分59秒0も優秀で折り合いも心配なく、二千を3戦経験済みで好勝負可能。
▲ステレンボッシュ、桜花賞2番人気で上り最速の1着、距離も持ちそうで折り合いもつく不動の首位候補だが馬券順番上3番手に。動きがよかった木曜追い後の馬体重は462キロ、間隔充分なローテで心配は無いが、瞬発力勝負にならず持続型末脚比べになると…
△スィープフィート、阪神マイル重賞3レースのうち一番追い込みにくいラップだったチューリップ賞1着、桜花賞1馬身差4着の内容からも上位陣との差は無い。同じ父のアドマイヤベルとは配合が違って鋭く長い追い込み型で、展開がハマるならまとめて面倒見る力あり。
△タガノエルピーダ、前走の忘れな草賞を歴代3位の時計で快勝、本番にきっちり間に合った。朝日杯FSで牡馬相手に3着・チューリップ賞4着の裏付けと、折り合いに心配なく自在性の高い脚質は混戦向き。決め手は劣るが平均ラップで速い時計決着なら一気に浮上する。
△ミアネーロ、クイーンCをレコード勝ちのクイーンズウォークと迷ったが…前走フラワーCを歴代級の好時計で楽勝、距離延びて良さが出てきた。府中が初めてな点はマイナスだが、左回りの調教はスムーズにこなした。弟のショウナンザナドゥに2億のセリ値が付く折り紙付きの血統、一線級と初対戦になるか未知の魅力充分。
今年は好時計勝ちの馬が多く、レベルの高い年と言えそう。少なくとも昨年よりは上で、入着クラスの優劣比較は非常に難しいです。ここ最近の流れだと、石川くんとか岩田望くんとかのG1初制覇も有りそうな気になってきます(コガネノソラもスイトピーSをレコード勝ちで怖い1頭)上位陣で堅く決まりそうな感じですが、伏兵候補は一杯いますね。
 
 管理人のPOG指名馬の目玉はサフィラでしたが、オークスには出られたものの順調さを欠いた今春でした。応援馬券を買って静かに見守りたい(笑)
                   それでは、皆さんの的中をお祈りいたします(=゚ω゚)ノ