0.7は相場のマジックナンバー?
前回紹介した変動効率指数をいくつかの銘柄で調べてみたところ、次のようになりました。
この銘柄のうち、上6つは短期的に逆張り性向が強く、下3つは順張り性向が強いことが自分の検証で分かっています。
指数の数値を見ると、順張り性向の強い銘柄は逆張り性向の強い銘柄に比べて数値の裾野が大きく、また中央値が若干ではありますが小さい傾向にあるようです。
早速この指数の差を利用して逆張り・順張りのトレードをそれぞれ検証してみましたが、残念ながら結果は今ひとつでした。
どうやらこの指数だけで銘柄のタイプ判断を行うことは難しいようです。
ただ少し気になったのは、いずれの銘柄においても指数の中央値が0.7近辺になっている点です。
0.7という数値に何か意味はあるのでしょうか?
相場の世界には1/3戻しだとか、半値8掛け2割引などの格言、あるいは黄金比を利用した手法(フィボナッチ、エリオット波動 etc.)といったものがあります。
0.7(もしくは1から0.7を引いた0.3)という数値はそうした手法で用いられる数値にも近いので、もしかするとこの指数はそのような値動きの普遍的な性質を証明しているのかもしれません。
この指数については、もう少し研究を続けてみようと思っています。
| コード | レンジ | ||
| 5401 | 新日本製鐵 | 0.56~1.01 | 0.71 |
| 6502 | 東芝 | 0.60~1.07 | 0.76 |
| 7011 | 三菱重工業 | 0.55~1.03 | 0.72 |
| 7203 | トヨタ自動車 | 0.57~1.21 | 0.74 |
| 7751 | キヤノン | 0.57~1.10 | 0.77 |
| 8058 | 三菱商事 | 0.56~1.02 | 0.73 |
| 9984 | ソフトバンク | 0.54~1.48 | 0.69 |
| 4751 | CA | 0.53~2.43 | 0.68 |
| 4755 | 楽天 | 0.54~1.52 | 0.69 |
この銘柄のうち、上6つは短期的に逆張り性向が強く、下3つは順張り性向が強いことが自分の検証で分かっています。
指数の数値を見ると、順張り性向の強い銘柄は逆張り性向の強い銘柄に比べて数値の裾野が大きく、また中央値が若干ではありますが小さい傾向にあるようです。
早速この指数の差を利用して逆張り・順張りのトレードをそれぞれ検証してみましたが、残念ながら結果は今ひとつでした。
どうやらこの指数だけで銘柄のタイプ判断を行うことは難しいようです。
ただ少し気になったのは、いずれの銘柄においても指数の中央値が0.7近辺になっている点です。
0.7という数値に何か意味はあるのでしょうか?
相場の世界には1/3戻しだとか、半値8掛け2割引などの格言、あるいは黄金比を利用した手法(フィボナッチ、エリオット波動 etc.)といったものがあります。
0.7(もしくは1から0.7を引いた0.3)という数値はそうした手法で用いられる数値にも近いので、もしかするとこの指数はそのような値動きの普遍的な性質を証明しているのかもしれません。
この指数については、もう少し研究を続けてみようと思っています。
銘柄分類方法アレコレ
銘柄をその値動きによって分類するというアイデアは、自分は「1日1回15分 たのしい[株]短期トレードの本(著/阿部智沙子)」で知りました。
この書籍の中で、2日移動平均線を使って仮想取引を行い、その結果によって銘柄の特徴を捉える手法が紹介されています。
当日終値が2日移動平均線より上なら買い、下なら売りという仮想取引を行い、その結果が良ければ順張り向き、悪ければ逆張り向きというようにタイプ分けします。
なるほどと思い、自分も試してみました。
書籍では1998年から2005年までの全期間の結果を基に分類を行っていますが、それだと現在使っているシステムでは検証が大変なので、自分の場合はトレード直近75日の仮想取引結果を割り出して検証を行いました。
結果だけを言ってしまうと、残念ながら思惑通りにはいきませんでした。
うまく機能する銘柄もありますが、対象となる銘柄を拡げるとその有効性を失うようです。
もちろん書籍で紹介されている方法とは違うことをしていますから、一概にこの方法がダメという訳ではありません。
そこで2日移動平均にはどんな特徴があるのか調べてみようと思い、こんなことをしてみました。
1. 当日の2日移動平均から高値と安値それぞれの乖離率を割り出す。
2. 1の結果で絶対値が大きい方を当日の代表乖離率とし、その10日間の乖離率平均をAとする。
3. 当日の株価変動率{(高値 - 安値)/安値}を割り出す。
4. 3の結果の10日間の平均を取り、Dとする。
5. A/Dの結果を変動効率指数とする。
この指数は毎日の株価変動率全体に対して最終的な株価がどこで落ち着いたのか、その値動きの効率を割り出すことを意図しています。
考え方としてはカウフマンの効率レシオに近いかもしれません。
この指数の結果は次回紹介します。
この書籍の中で、2日移動平均線を使って仮想取引を行い、その結果によって銘柄の特徴を捉える手法が紹介されています。
当日終値が2日移動平均線より上なら買い、下なら売りという仮想取引を行い、その結果が良ければ順張り向き、悪ければ逆張り向きというようにタイプ分けします。
なるほどと思い、自分も試してみました。
書籍では1998年から2005年までの全期間の結果を基に分類を行っていますが、それだと現在使っているシステムでは検証が大変なので、自分の場合はトレード直近75日の仮想取引結果を割り出して検証を行いました。
結果だけを言ってしまうと、残念ながら思惑通りにはいきませんでした。
うまく機能する銘柄もありますが、対象となる銘柄を拡げるとその有効性を失うようです。
もちろん書籍で紹介されている方法とは違うことをしていますから、一概にこの方法がダメという訳ではありません。
そこで2日移動平均にはどんな特徴があるのか調べてみようと思い、こんなことをしてみました。
1. 当日の2日移動平均から高値と安値それぞれの乖離率を割り出す。
2. 1の結果で絶対値が大きい方を当日の代表乖離率とし、その10日間の乖離率平均をAとする。
3. 当日の株価変動率{(高値 - 安値)/安値}を割り出す。
4. 3の結果の10日間の平均を取り、Dとする。
5. A/Dの結果を変動効率指数とする。
この指数は毎日の株価変動率全体に対して最終的な株価がどこで落ち着いたのか、その値動きの効率を割り出すことを意図しています。
考え方としてはカウフマンの効率レシオに近いかもしれません。
この指数の結果は次回紹介します。
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銘柄のクセを見抜くことは可能なのか?
過去のデータを基に売買戦術の検証を続けていると、ある銘柄では非常に有効だが、別の銘柄では今ひとつだったり、あるいは全く逆に機能したりということはままあります。
全体的な傾向としては、短期売買において大型株は逆張り、新興株は順張りが比較的有効に機能するようです。
こうした銘柄ごとのクセは何故生じるのでしょうか?
それぞれの市場参加者が異なるから、と言ってしまえばそれまでですが、その特徴をテクニカル的な方法で見分けることが出来れば、より柔軟に対応した売買戦術を取ることが可能になり、成績向上やトレード回数の増加といった効果が期待できそうです。
逆張りが有効な銘柄と順張りが有効な銘柄の差はどこにあるのか?
次回、試してみた結果を少し紹介しようと思います。
全体的な傾向としては、短期売買において大型株は逆張り、新興株は順張りが比較的有効に機能するようです。
こうした銘柄ごとのクセは何故生じるのでしょうか?
それぞれの市場参加者が異なるから、と言ってしまえばそれまでですが、その特徴をテクニカル的な方法で見分けることが出来れば、より柔軟に対応した売買戦術を取ることが可能になり、成績向上やトレード回数の増加といった効果が期待できそうです。
逆張りが有効な銘柄と順張りが有効な銘柄の差はどこにあるのか?
次回、試してみた結果を少し紹介しようと思います。