【テクニカル分析】短期売買研究室【システムトレード】 -53ページ目

株分析/セクター別で見た短期的トレンド継続時間

2日移動平均を使ったトレンド継続時間の調査を、今度は独自のセクター株価指数ECP を使って調べてみました。

頻度を表にすると以下のようになります。

セクター
1day
2d
3d
4d
5d以降
水産・農林業 211 222 121 71 165
鉱業 178 206 114 79 167
ガラス・土石製 155 164 106 60 173
ゴム製品 200 227 136 94 140
金属製品 186 210 101 103 144
その他製品 183 198 118 88 153
建設業 189 195 98 80 151
食料品 211 192 130 85 141
繊維製品 197 202 92 58 162
パルプ・紙 185 202 115 90 160
化学 176 209 94 69 171
医薬品 220 222 131 77 152
石油・石炭製品 205 224 139 88 141
鉄鋼 174 210 122 79 153
非鉄金属 155 169 102 61 174
機械 147 161 93 73 161
電気機器 168 205 116 73 163
輸送用機器 167 212 111 63 178
精密機器 173 217 129 82 153
卸売業 128 182 94 72 169
小売業 162 187 106 66 171
銀行業 143 181 126 84 164
証券業 137 225 121 79 158
不動産業 177 203 107 89 165
保険業 199 236 127 91 145
その他金融業 160 214 106 74 156
倉庫・運輸関連 210 224 111 70 161
海運業 207 227 131 85 149
陸運業 188 219 113 87 160
空運業 188 223 110 80 164
情報・通信 171 198 126 70 155
電気・ガス業 187 229 115 68 163
サービス業 175 173 89 73 167

また、上記データの最大日数、最頻値、中央値および頻度割合は以下のようになります。

セクター
最大日数ニッスウ
最頻値
中央値
1d%
3d%
4d%
水産・農林業 16 2 2 26.7 70.1 79.1
鉱業 16 2 2 23.9 66.9 77.6
ガラス・土石製品 28 2 3 23.6 64.6 73.7
ゴム製品 19 2 2 25.1 70.6 82.4
金属製品 25 2 2 25.0 66.8 80.6
その他製品 22 2 2 24.7 67.4 79.3
建設業 28 2 2 26.5 67.6 78.8
食料品 22 1 2 27.8 70.2 81.4
繊維製品 26 2 2 27.7 69.1 77.2
パルプ・紙 20 2 2 24.6 66.8 78.7
化学 18 2 2 24.5 66.6 76.2
医薬品 16 2 2 27.4 71.4 81.0
石油・石炭製品 13 2 2 25.7 71.3 82.3
鉄鋼 20 2 2 23.6 68.6 79.3
非鉄金属 31 2 3 23.4 64.4 73.7
機械 30 2 3 23.1 63.1 74.6
電気機器 20 2 2 23.2 67.4 77.5
輸送用機器 16 2 2 22.8 67.0 75.6
精密機器 20 2 2 22.9 68.8 79.7
卸売業 21 2 3 19.8 62.6 73.8
小売業 33 2 2 23.4 65.8 75.3
銀行業 16 2 3 20.5 64.5 76.5
証券業 18 2 2 19.0 67.1 78.1
不動産業 16 2 2 23.9 65.7 77.7
保険業 19 2 2 24.9 70.4 81.8
その他金融業 24 2 2 22.5 67.6 78.0
倉庫・運輸関連業 16 2 2 27.1 70.2 79.3
海運業 15 2 2 25.9 70.7 81.4
陸運業 22 2 2 24.5 67.8 79.1
空運業 15 2 2 24.6 68.1 78.6
情報・通信 27 2 2 23.8 68.8 78.5
電気・ガス業 19 2 2 24.5 69.7 78.6
サービス業 32 1 2 25.8 64.5 75.3

※1%dは各セクターごとの頻度合計に対する1dayの頻度割合(%)
※3%dは各セクターごとの頻度合計に対する1~3day頻度合計の割合(%)
※4%dは各セクターごとの頻度合計に対する1~4day頻度合計の割合(%)

いずれのセクターにおいても、短期トレンド継続日数は4日以内が70%以上となっています。

この結果を見る限り、先日試した各主要銘柄の結果と大きな違いは感じられません。

どうやら短期トレンドの継続時間に関しては、逆張り向き、順張り向き、あるいは業種間によって差はない、ということが言えるようです。

<次回予定〝考察とまとめ〟>

株分析/短期的なトレンドは何日間続くのか?

銘柄によって逆張りが有効だったり順張りが有効だったりするのは何故か?

当初考えていた仮説の一つが、短期的なトレンドの継続時間に差があるのではないか?というものでした。

そこで2日移動平均(またです。スミマセン)を使って、トレンドが何日間続くのか調べてみました。

下の表は、主要銘柄の2日移動平均の傾きが上か下どちらかに切り返すまでの日数頻度をまとめたものです。

銘柄メイガラ 5401 6502 7011 7203 7751 8058 9984 4751 4755
最小サイショウ 1 1 1 1 1 1 1 1 1
最大サイダイ 14 19 17 18 15 17 15 24 17
中央値チュウオウチ 3 3 3 3 2 2 2 3 3
3d% 61.6 65.2 65.0 61.5 66.4 68.8 64.7 61.7 65.2
4d% 74.4 75.2 75.7 73.1 77.3 79.3 75.1 72.8 76.4
1day 139 146 144 135 162 160 162 125 124
2d 174 199 189 180 229 231 194 147 164
3d 104 116 111 93 105 129 97 72 103
4d 86 71 73 77 82 79 73 62 67
5d 50 60 44 58 67 60 47 46 37
6d 33 42 37 32 31 36 35 32 26
7d 28 26 26 21 32 20 36 15 26
8d 20 16 19 28 16 9 16 20 13
9d 11 9 11 12 11 12 14 13 16
10d 14 9 11 6 3 6 11 6 11
11d 8 6 4 5 4 5 4 2 4
12d 6 2 6 4 0 2 2 4 2
13d 1 0 0 3 1 2 6 2 2
14d 2 0 2 4 3 2 1 2 2
15d
2 3 2 1 0 2 3 0
16d
2 2 1
1
1 1
17d
0 1 1
1
2 1
18d
0
1


0
19d
1




0
20d






2
21d






0
22d






0
23d






0
24d






1


上の表で左6銘柄は逆張り性向の強い銘柄、右3銘柄は順張り性向の強い銘柄です。

全体的には日数が長くなるほど頻度は減少していきます。

詳しく見てみると、継続日数の最大値にはバラツキがありますが、いずれの銘柄においても中央値は2~3日、最頻値は2日となっており、銘柄間で大きな差は見られません。

また、いずれの銘柄においても各銘柄の頻度全数に占める1~3日の頻度割合(3d%)は60%以上、1~4日の頻度割合(4d%)は70%以上となりました。

これはつまり、例えば月曜日に株価が上昇したと仮定すると、その週の金曜日までに7割以上の確率で一度はトレンド反転する、ということを意味しています。

こうした特性の普遍性を見るために、セクター株価指数ECPを使っての検証も試してみました。

<次回(明日?)に続きます>

12月12日現在のセクター株価指数

12月12日現在のセクター株価指数です。

業種名
ギョウシュメイ
MVR1
MVR5
ECP
前日
ゼンジツヒ
25MA
乖離
カイリリツ
初期値
ショキチ
水産・農林業 0 53.8 39.5 -2.58 39.8 -.81 100
鉱業 92 93.9 3088.7 2.15 2592.7 19.12 100
ガラス・土石製品 0 62.8 2165.8 -5.77 2073.3 4.46 10-2
ゴム製品 0 57.7 30 -9.37 33.1 -9.4 100
金属製品 0 63.9 2537.6 -6.55 2419.1 4.89 10-2
その他製品 0 60.9 1303.6 -5.96 1220.6 6.8 100
建設業 0 54.6 1766.6 -4.39 1657.1 6.61 10-5
食料品 0 47.7 1096.7 -4.56 1113 -1.46 10-1
繊維製品 36.7 66.1 3601.3 -2.48 3315.3 8.62 10-4
パルプ・紙 79.7 61.3 71.6 .1 65.3 9.69 100
化学 0 50.4 1181.4 -3.8 1207.8 -2.18 10-1
医薬品 0 34.6 72.6 -3.99 76.6 -5.27 100
石油・石炭製品 66.8 87.6 46.4 .56 39.9 16.43 100
鉄鋼 8.5 64.3 6221.5 -3.8 5820.5 6.88 10-1
非鉄金属 0 66.9 5143.1 -5.7 4384.5 17.3 10-2
機械 0 71.4 8607.3 -6.13 8081.8 6.5 10-6
電気機器 0 46.6 1196.6 -5.48 1262.9 -5.25 100
輸送用機器 0 72.6 335.6 -10.96 359.4 -6.64 100
精密機器 0 44.8 2848.9 -6.92 2941.4 -3.14 100
卸売業 0 68.8 5855.9 -5.16 5982.8 -2.12 10-2
小売業 15.6 41.2 7502.8 -3.65 6803 10.28 10-2
銀行業 0 59.4 48.5 -2.22 49.5 -2.03 100
証券業 0 59.3 15.7 -6.88 16.5 -4.92 100
不動産業 0 55.9 814.4 -9.6 833 -2.23 100
保険業 0 48.3 7.6 -6.76 8.7 -13.23 100
その他金融業 30.6 69.8 5604.1 3.49 5797.6 -3.33 100
倉庫・運輸関連業 0 55.1 824.5 -9.31 813.8 1.31 100
海運業 0 76.9 67.4 -8.46 60.8 10.86 100
陸運業 26 32.4 54.5 -1.59 58.4 -6.6 100
空運業 0 49.2 1.9 -2.79 2 -3.16 100
情報・通信 54.7 58.3 2717.8 -1.12 2520.5 7.82 100
電気・ガス業 61 48.4 2.6 -.1 2.6 1.61 100
サービス業 9.3 44.1 7430.1 -2.05 7301.2 1.76 10-3

当日の該当セクターにおいて総売買高に占める割合が5%以上の銘柄が集計対象です。

ECPの桁数が5桁以上になった場合には4桁に収まるよう初期値(1999年年初の指数値)のデノミを実施。

ECPのグラフを見る

MVRの詳細はこちら 。ECPの詳細はこちら

尚、ECPが1σを超えているセクターは以下の12業種
鉱業、その他製品、建設業、繊維製品、パルプ・紙、石油・石炭製品、鉄鋼、非鉄金属、機械、小売業、海運業、情報・通信

ECPが-1σ以下のセクターは以下の4業種
ゴム製品、医薬品、陸運業、空運業

...となっています。

全面安の展開かと思っていたら、まだ意外と強いセクターが残っているようです。

今年もあと残り2週間とちょっととなりましたね。

相場に携わるようになってから、時間が以上に速く進むように感じてしまう。