【テクニカル分析】短期売買研究室【システムトレード】 -48ページ目

12月24日現在のセクター株価指数

今日は月曜日とは一転、33セクターのうち30セクターが下落となりました。

ただ、出来高を伴っている訳ではなく、そのことはMVR5が50以上のセクターが19あることにも現れています。

今日上昇したセクターは水産・農林業、金属製品、電気・ガス業の3セクターのみ。

水産・農林業は全体的に横ばい傾向。

金属製品は5981 東京製綱が主力。5913 松尾橋梁は今日下げましたが、仕手筋の動向に注意。

電気・ガス業は9531 東京瓦斯が強かったですが、最も売買の多い9501 東京電力は動きが鈍いようです。

12月24日現在のセクター株価指数です。

業種名
ギョウシュメイ
MVR1
MVR5
ECP
前日
ゼンジツヒ
25MA
乖離
カイリリツ
初期値
ショキチ
水産・農林業 86.4 58.8 40.7 .18 39.8 2.29 100
鉱業 0 35.4 2783.1 -2.43 2684.6 3.66 100
ガラス・土石製品 32.2 33.7 2109.3 -1.52 2062.6 2.26 10-2
ゴム製品 0 24.1 26.7 -5.59 31.8 -15.99 100
金属製品 67.8 60.8 3177.3 5.68 2497.3 27.22 10-2
その他製品 0 41.8 1362.6 -1.85 1261.3 8.03 100
建設業 0 59.9 1895 -2.73 1742.1 8.77 10-5
食料品 44.1 56 1074.8 -.83 1109.6 -3.13 10-1
繊維製品 0 71.5 3986.5 -7.92 3578.3 11.4 10-4
パルプ・紙 19.9 65.1 76.7 -.53 69.6 10.23 100
化学 28.7 56.4 1186.2 -.88 1183.2 .25 10-1
医薬品 0 64.6 77.7 -1.64 76 2.12 100
石油・石炭製品 0 30.4 46.4 -2.28 42.4 9.43 100
鉄鋼 0 67 6040.6 -4.19 5879.4 2.74 10-1
非鉄金属 0 29.1 4987.5 -4.22 4744.4 5.12 10-2
機械 10.4 40.6 9060 -1.05 8293.7 9.23 10-6
電気機器 0 53.5 1259.4 -3.66 1240.5 1.53 100
輸送用機器 0 23.7 328.7 -4.24 347.2 -5.32 100
精密機器 24.1 35.6 2780.4 -2.83 2891 -3.82 100
卸売業 0 43.6 5568.1 -5.02 5719.7 -2.64 10-2
小売業 59.3 58.6 7792.2 -.6 7146.5 9.03 10-2
銀行業 0 86.3 54.1 -6.4 48.9 10.72 100
証券業 15.3 70.3 17 -4 15.6 9.09 100
不動産業 0 70 910.8 -3.72 821.6 10.85 100
保険業 0 59.1 8.5 -4.96 8.1 4.25 100
その他金融業 9.2 30.9 5715.1 -4.84 5347.3 6.87 100
倉庫・運輸関連業 21.8 53.7 854.2 -1.52 838.1 1.92 100
海運業 0 11.5 65.4 -4.61 63.4 3.18 100
陸運業 59 59.4 57.2 -.27 58.2 -1.71 100
空運業 0 42.5 1.9 -.64 2 -1.89 100
情報・通信 0 59.2 2913.5 -4.1 2631.7 10.7 100
電気・ガス業 78.9 70.9 2.6 1.34 2.6 .96 100
サービス業 55.3 32 7253.1 -1 7449.1 -2.63 10-3

当日の該当セクターにおいて総売買高に占める割合が5%以上の銘柄が集計対象です。

ECPの桁数が5桁以上になった場合には4桁に収まるよう初期値(1999年年初の指数値)のデノミを実施。

ECPのグラフを見る

MVRの詳細はこちら 。ECPの詳細はこちら

尚、ECPが1σを超えているセクターは以下の10業種
金属製品、その他製品、建設業、繊維製品、パルプ・紙、機械、銀行業、証券業、不動産業、情報・通信

ECPが-1σ以下のセクターは以下の3業種
ゴム製品、空運業、サービス業

株分析/流動性とボラティリティの相関関係 その3

前回の記事 で、ボラティリティが縮小傾向にある時、順張りスイングトレードの成功率が上がる可能性が示唆されました。

では、ボラティリティが拡大しつつある時に逆張りスイングトレードを仕掛けたらどうなるのでしょうか?

早速、簡単な検証を行ってみました。

検証には、当日始値がある基準価格から一定量下げたら買い仕掛け、2日以内に底値から一定量反発したら決済、2日以内に決済条件を満たさない場合は3日目の寄りで手仕舞い、というルールの単純な逆張りスイングトレードを用いました。

そしてボラティリティの拡大・縮小を見るフィルターとして(25日高値/安値)×100/(75日高値/安値)を計算し、その値50を閾値として結果を比較しました。

その結果は次のようになります。

銘柄メイガラ
25/75
トレードスウ
勝率ショウリツ
PF
平均損益ヘイキンソンエキ(%)
5401 シン日本製鐵ニホンセイテツ >50 86 62 1.6 0.46
<50 57 49 1.02 0.02
6502 東芝 >50 98 61 1.04 0.05
<50 67 61 1.48 0.45
7011 三菱重工業 >50 90 57 1.39 0.38
<50 68 55 1.11 0.13
7203 トヨタ自動車 >50 83 60 1.16 0.13
<50 54 57 1.11 0.09
7751 キヤノン >50 110 59 1.23 0.21
<50 42 57 1.13 0.16
8058 三菱商事 >50 112 60 1.24 0.29
<50 47 72 1.93 0.69
9984 ソフトバンク >50 77 59 1.21 0.46
<50 95 58 1.23 0.51
4751 CA >50 66 65 2.83 2.31
<50 64 42 0.64 -0.92
4755 楽天 >50 59 71 3.04 1.72
<50 79 49 0.71 -0.77

結果を見てみると、ボラティリティが拡大(25/75比>50)している時の方が結果が良い銘柄は9銘柄中6銘柄となりました。

一応多少結果良くなるようですが、ちょっとこれだけですと有為な差があるのか判断するのは難しそうです。

今後さらに対象範囲を拡げて再検証してみる必要があります。

結局のところ、流動性とボラティリティの相関関係についての仮説は、今回の検証で解明しきれませんでしたが、ボラティリティの変動率という新しいパラメータを得る事が出来ましたので、今後はこの新パラメータも含めた相互関係について調べていこうと思っています。

いずれは各パラメータ間の〝大統一理論〟を完成させたいですね。

株分析/流動性とボラティリティの相関関係 その2

流動性とボラティリティの相関関係を明らかにするため、一昨日紹介した式 を使って仮説の検証を行いました。

検証には単純な順張りスイングトレード(一定量上昇したら買い、一定量下げたら決済)を用い、Vr値が25日高値/安値比より大きいか小さいかでフィルタリングし、その結果を比較しました。

結果はこちらのようになります。

銘柄メイガラ
HL/Vr
トレードスウ
勝率ショウリツ
PF
平均損益ヘイキンソンエキ(%)
5401 シン日本製鐵ニホンセイテツ HL<Vr 294 34 1.09 0.06
HL>Vr 70 38 1.08 0.07
6502 東芝 HL<Vr 234 38 1.08 0.06
HL>Vr 96 40 0.92 -0.08
7011 三菱重工業 HL<Vr 249 40 1.41 0.25
HL>Vr 75 40 0.91 -0.08
7203 トヨタ自動車 HL<Vr 306 39 1.15 0.09
HL>Vr 36 41 0.67 -0.27
7751 キヤノン HL<Vr 255 40 0.88 -0.1
HL>Vr 70 42 0.8 -0.22
8058 三菱商事 HL<Vr 275 40 1.05 0.03
HL>Vr 62 37 0.85 -0.15
9984 ソフトバンク HL<Vr 69 42 1.93 0.67
HL>Vr 215 45 2.2 1.31
4751 CA HL<Vr 99 38 1.86 1.04
HL>Vr 185 28 0.56 -0.81
4755 楽天 HL<Vr 110 45 1.49 0.57
HL>Vr 131 41 1.66 0.95

※HLは25日高値を25日安値で割ったときの比
※Vrに関しては以前の記事 を参照。
※PFはプロフィットファクターの略

サンプル数は少ないですが、当初予測に反してボラティリティが小さい場合(HL<Vr)の方が結果が良くなるケースの方が多いようです。

Vr式のパラメータを調整して何回か試してみましたが、上記の傾向は変わりませんでした。

となると、以前紹介した相関図は、

【テクニカル分析】短期売買研究室【システムトレード】-Vol_Vr_a.jpg

ではなく、

【テクニカル分析】短期売買研究室【システムトレード】-Vol_Vr_b.jpg

のようになる、ということなのでしょうか?

そうなんだろうかと考え始めた矢先、検証結果を見比べていてある事に気がつきました。

どうも75日高値/安値比が大きい時の方が結果が良くなるようなのです。

ということは、25日高値/安値比が小さく、かつ75日高値/安値比が大きい時、つまりボラティリティが縮小傾向にある場合に、この順張りスイングトレードは仕掛ければ良い、ということになります。

早速HL/Vr比の代わりに(25日高値/安値)×100/(75日高値/安値)<50というフィルタを使ってこのスイングトレードを検証してみました。

結果は次の通り。

銘柄メイガラ
トレードスウ
勝率ショウリツ
PF
平均損益ヘイキンソンエキ(%)
5401 新日本製鐵 153 38 1.51 0.29
6502 東芝 139 41 1.32 0.25
7011 三菱重工業 140 45 1.66 0.41
7203 トヨタ自動車 144 40 1.19 0.11
7751 キヤノン 104 47 1.18 0.14
8058 三菱商事 119 48 2.25 0.6
9984 ソフトバンク 149 48 2.5 1.49
4751 CA 121 36 1.15 0.25
4755 楽天 118 42 1.42 0.6

ご覧の通り、プロフィットファクターは2銘柄(4751と4755)を除いてHL/Vr比を使った場合より向上しています。

どうやらこのフィルターは調べてみる価値がありそうです。

<時間内にまとめきれなかったので、次回(明日?)に続きます>