みなさま、ごきげんよう。

このブログにお立ち寄り下さり、ありがとうございます。


前回、現在放送中のドラマ
パパがも一度恋をした
を紹介しましたが、

長くなりすぎたので、
前後編に分割しました。

なので、今回はその後編になります。

※前後編に分割する前に読まれた方には、既にお読みになった内容となりますので、予めご了承下さい。


§1 作品紹介

§2 見所は主演2人の演技

§1と§2はこちらをご覧ください。

※まだ前編を読んでいない方は、先にこちらからお読み下さい。


§3 もう一人の主人公・福本莉子

パパがも一度恋をした」は、
小澤征悦さんと塚地武雅さんが主演ですが、

ドラマを観ていると、もう一人、主人公がいる事が分かります。


その3人目の主人公は、
吾郎と多恵子の娘・トモで、

そもそも、このドラマは、
トモの視点で物語が語られています。


そして、
その重要な役を演じているのは、
若手人気女優福本莉子さんです。


(Hustle press Twitterから引用)


福本莉子さんは、

大阪出身の19歳。

澄んだ声と、抜群の透明感が印象的な、

今年ブレイク間違いなしの注目の女優さんです。


福本莉子さんは、
有名企業のCMで知名度が上がりましたが、

今年公開される大人気漫画の映画化
思い、思われ、ふり、ふられでは、
あの浜辺美波さんとダブル主演に大抜擢されました。


(パパがも一度恋をしたTwitterから引用)


そして、今回の
パパがも一度恋をした」では、

変わり者の父を健気に支え、
おじさんの姿で甦った母に戸惑う娘という、
難しい役を繊細な演技で見事に表現しています。


こういった役柄は普通、
反抗的なキャラクターや、キツい性格のキャラクターに演じがちで、
最悪の場合、視聴者の反感を買ってしまうこともあります。


ですが、
福本さんの演技には、そういった要素が一切ありません


両親の事を心から大切に思っており、
それが視聴者に伝わる演じ方をしています。


序盤では、
引きこもりの父親を3年間支えてきて、誰よりも父親を理解しているという自負があったのに、
突然現れた謎のおじさんに父が夢中になり、
大好きな父を取られてしまうような、嫉妬に近い複雑な気持ちを見事に表現していました。

また、
おじさんの姿の多恵子に対しても、
その姿を毛嫌いすることもなく普通に自然体で接しており、
中々事実を受け入れられないけれど、心のどこかでは間違いなく本物の母だと感じているという、
感情の細やかな揺れ動きを、とても自然に表現しています。


このような繊細な心の機敏を、
福本さんは完璧に演じており、
作品にリアリティや説得力をもたらしています。


(パパがも一度恋をしたTwitterから引用)


そして、
このトモというキャラクターが凄いのは、
常に吾郎とおじさん多恵子の味方だという点です。

ストーリー上のポジションを考えると、
トモのキャラクターは「良い子すぎる」「理解がありすぎる」と感じるかも知れませんが、

その振る舞いに違和感が無いのは、
福本さん自身が持っている柔らかい雰囲気による所が大きいと思います。


福本莉子さんの
高い演技力と天性の柔らかい雰囲気が、
ドラマの魅力をより一層高めており

そういった観点でドラマを観ると、より一層楽しめるんじゃないかと思っています。


(Mantanweb Twitterから引用)