今日は125ccスクーターの寿命について…少し書いてみようと思います( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆


一般的に「125ccの原付2種スクーターの寿命」は、50,000kmぐらいと言われていて、


実際、30,000~60,000kmで乗り換えられる事が多いようです。


乗換え理由は様々で、30,000km程度だと、


焼きつきを起こしてしまった😨!


という理由かも知れませんし、それが50,000~60,000kmぐらいだと、


消耗プーリー等を交換したり、サスやブレーキのオーバーホールなど、大掛かりなオーバーホールをしなくてはいけなくなってしまった😰


それに諭吉10人ぐらい💸掛かりそうだから、この際、新車に乗り換える!


とか、そんな感じ…が多いみたいです。


ただ一方で「磨耗したプーリーやインジェクションコイル等々の交換、サスやブレーキの定期的なオーバーホールの実施、良質なオイルを使っての小まめなオイル交換」などをしていくと…


125ccクラスのスクーターで、10万kmを達成することも不可能ではないようです(^-^ゞ。


Bike屋さんがプライベートで乗っている原付2種とかでは、10万km前後で乗り換え…という話は、よく聞きますね。


10万km前後になってくると、あっちこっち満身創痍で、今後どこが突然壊れるかわからず、エンジンを含めてフルオーバーホールしないといけない状態になるから、経済合理性に照らして、明らかに乗り換えた方が良い!…という状態になる事が多いみたいです。


まとめると…φ(..)


「125ccのスクーターの寿命」は、焼きつくなどトラブル発生で短命だと3万km前後、一般的には5万km前後、大規模なオーバーホールなどを途中でこなして、経済合理性の限界まで引っ張ってー10万km届くか届かないかぐらい…って感じみたいです(^-^ゞ!





◼️125ccクラスのスクーターはオイルが命。


そもそも、オイル管理が良くないと、3万kmも届かず、エンジン寿命が尽きてしまう可能性が超リアルにあると感じます。


125ccクラスは、エンジンを酷使しますからね。


サービスマニュアルでは、250cc超クラスのマシン比で約1/2ぐらい、約3,000km毎でのオイル交換を指定していることが多いと思いますが、


それだけエンジンの酷使状況がキツい…という事ですから、とにかく125ccクラスのスクーターは、オイルが超大切。

(☝️これは、シグナスのカムシャフト。奥Aが約38,000km走ったエンジンから、手前Bが約26,000km走った焼き付きエンジンからそれぞれ下ろしたカムシャフト。手前Bの方が走行距離短いにも関わらず磨耗が著しく進み、約1mm程度磨耗)

(カムが当たるロッカーアーム側も同じ1mm程度磨耗していたので、合わせて約2mm程度バルブリフト量が減っていたと思われます。シグナスのノーマルなバルブリフト量は約4.7mmぐらいだと思うので2mmは大きい。相当パワーダウンしていたハズです。カムシャフト及びロッカーアームともに、手前Bは焼き付きを起こすほど、劣悪なオイル管理だったマシン。奥Aは普通の一般的なオイル管理だったと思われるマシン。奥Aはそれぞれそんなに磨耗していない。まだまだ、エンジンは元気。対して手前Bはカムシャフトとロッカーアーム要交換。エンジン下ろしてエンジンヘッドをオーバーホールしないとしたら、26,000kmでエンジン終了ってこと。カムシャフトでこれだけの違いが出るということは、クランクメタルなど、他のところも同様ってこと。これがオイル管理の違いの具体例。良いオイルで小まめに交換するとエンジン寿命が伸びる…)


6,000rpmとか7,000rpmとか、常時回っていたりしますからね。そんなの…中大型Bikeでは、ふつうあり得ない話(爆)_(^^;)ゞ💧

良いオイルを使っていきたいところです。

(オイルも少食で、良いオイルを使ってもそんなにコストかからないですから…)

また、我々が中大型Bikeにおいて、マニュアル指定の約1/2の距離でオイル交換することが多いように、125cc原付だってそうしていきたいところです。

先程の通り、125ccクラスのスクーターは、サービスマニュアルで3,000km毎ぐらいでのオイル交換指定が多いと思うので、マニュアル指定の約1/2の距離でオイル交換…というと、1,500km毎でオイル交換ぐらいのイメージになるかも知れません。


ただし、数km程度の短距離走行ばかりだと、毎日乗っても走行距離が全然伸びない上に、最上級のシビアコンディションになりますから、この場合は、「距離」ではなく「期間」によるオイル管理が必要になりそうです。

1日5kmしか走らないとしたら、月に20日乗ったとしても、1ヶ月に100km、3ヶ月で300km、6ヶ月で600kmしか走らない計算。

エンジンオイルは、エンジンの中で激しく撹拌されると劣化していきます。エンジンが温まったり冷えたりを繰り返すと、エンジン内壁に結露水分が発生し、それをどんどん取り込んでしまう。

これらは、どちらかと言うと距離よりも時間軸に比例しますから、短距離走行ばかりの場合は、距離よりも期間で管理し、長くても6ヶ月で交換とかした方が良いような気がします。

☝️このオイル管理さえきちっとしていれば、125ccクラスのスクーターは問題なく3万kmを越えられると思います。

125ccの原付エンジンをいじってみても、造りはぜんぜん安かろう悪かろうの作りではない。
ただ、125ccスクーターを乗り回してみて…
「こんなにも、エンジン高回転まで常時ぶん回りながら日々走ってるBikeってそうそう無いよなぁ…」と感じるんですけど、

本当に…125ccクラスのスクーターのエンジンは、「エンジン」として超過酷な世界です。


オイルは、このクラス…命ですね_(^^;)ゞ。




◼️5~6万kmは第2の壁。


確かに…例え一般的な消耗品(各種オイル/グリス/エレメント/Vベルト/ブレーキパッド等々)を定期交換しながら丁寧に乗っていても、5~6万km前後では、サスもブレーキも駆動系も点火系も、クタクタ状態になってくるでしょうから、




それらの大掛かりなオーバーホールをしないんなら、それぐらいで寿命かもなぁ…と思う。


125ccスクーターにとって、ODOMETER 5~6万kmは、確かに…1つの壁ですね。


サスもブレーキも駆動系も点火系もそこら辺が大規模なリフレッシュオーバーホールを必要とする距離だと思いますから…_(^^;)ゞ。



でも、もし愛車の事が気に入っているなら、冷静に🤔考えると、それらのオーバーホールをやった方が、30万円も払って乗り換えるよりも、もしかしたら安く済むかも知れません。


大前提として、それまでのオイル管理がしっかりしていて「エンジンが元気✊‼️」だというのが必要だとは思いますけど…


やっぱり「乗り換えコスト」と言うのは、非常に大きいです。


新車は、気分一新になりますし安心感もある。けしてコストだけで乗っているわけではないと思うし、距離だけでなく、経年の問題もありますから、なんとも言えないところはありますけど、


Bikeは、乗りっぱなしには耐えない乗り物だと感じますから、「オーバーホール」と言うと「(゜゜;)うわっ!」って感じかもですが、

Bikeはクルマと違って、軽量化と引き換えに、そこまで耐久性高く作られていませんから、「オーバーホール」が本当は…つきものの世界。


Bikeをオーバーホールする…って、そんなにイレギュラーな話ではないんですよね。


プロに依頼するか自分でやるかの話は、別にして、「Bikeをオーバーホールする…」って選択肢も、視野に入れて考えるのもアリだと思います。


本当の経済合理性を…追い求めると、そういう選択肢もに入ってくるかも知れません。


というわけで、


125cc SCOOTER…マシン寿命の話でしたが、オイル管理がしっかりしていている前提で言うと、一般的には、5~6万kmがその寿命かも!


オイル管理に瑕疵があると、それより短くなりそうですし、オイル管理もしっかりしていて、さらにオーバーホールも加えると、10万km近くまでいけることもある。


ただ、それ以上は、経済合理性的にムリがありそう…というのが、今日の結論…かもです。


短いと3万km未満、頑張ると10万km前後…と、だいぶ幅のある結論で、申し訳ないんですけど(爆)_(^^;)ゞ!