経産省の橋本氏の講演
そして産学協働人材育成コンソーシアムの説明は、京都産業大学の松高先生から。
昨今のインターンシップ事情は、必ずしも良い状況とは言えない。
青田買い目的に利用する大企業、それに対して履歴書に書きたいがためインターンシップをする学生。
いわば「タヌキのバカし合い」のような状況が起きている。
真の人財育成を追求して行く上で、インターンシップのあるべき姿は、どのようなものなのか?
そんなことが議論された。
私の考えを述べた。
「地域企業」という新たな視点で考えると、地域連携の新しいカタチが見えて来る。
企業の良し悪しは、規模の大小で決まるものではない。
「大企業」「中小企業」といった呼称は、法律上仕方ないが、「地域企業」と言う概念で捉えることが大事だと思う。
「地域企業」とは、地域に根ざし地域に貢献する企業のことだ。
企業の99.6%が中小企業。
そのほとんどが地域から逃げ出すことはできない地域企業だろう。だからこそ地域に必要とされる企業を目指す必然性がある。
一方、大企業にも地域企業は存在する。
地域経済の活性化を考えた場合、「地域に必要とされる」ことを目指すという点においては、学生
も市民も、そして企業も大学も同じことだ。
地域共通の目標が掲げられ、それに向かってそれぞれが協力し合う。
その中のひとつの取り組みがインターンシップ。つまり人財育成だと思うのだ。
これは、負け惜しみに聞こえるかもしれないが、採用につながったらそれは嬉しいことだが、私はインターンシップに来た学生を採用できなくても良い。気にしない。
なぜなら学生さんたちは私たちにとっては「未来のお客様」だからだ。
どんな会社に行っても、どんな仕事についても、大川印刷のことを思い出してくれれば、それで良いのだ。
おわり
大川印刷が紹介された番組、テレビ神奈川「神奈川ビジネスUp To Date」
各種ブログランキングに参加中。
応援はアイコンをクリックお願いします!
ビジネスブログランキング100選、8位
ありがとうございます。
よかったらアイコンをクリックお願いします。
m(_ _)m ↓