土曜ドラマ『お別れホスピタル』’(原作/沖田×華 脚本/安達奈緒子 NHK 2024)の続編。

 

 




岸井ゆきのさん、松山ケンイチさんはもちろん、内田慈さん、仙道敦子さん、国広富之さん、円井わんさん、きたろうさん、根岸季衣さん、麻生祐未さん、小野花梨さん、黒田大輔さんなど前回キャストに加え、伊東四朗さん、渡辺えりさん、YOUさん、広岡由里子さん、阿川佐和子さん、柄本明さんなどまたまた豪華な役者さんたちが集結。

 

 

今回もいろいろ考えさせられた。

 

 

いろんな老い方、死に方、つまり生き方がある。

 

 

私もこの歳になって、繰り返し見る夢がある。

 

角川千代子(阿川佐和子さん)、三郎(柄本明さん)と娘の由美(松岡依都美さん)には、どうしても自分の両親の最期の時を重ね、堪らなかった。

 

桜田先生(YOUさん)の「…もう死なせて。…私の身体よ。生きるか死ぬかぐらい自分で決めさせてよ!」は堪えた。

 

 

父は「あと数ヶ月」と言われてから1年以上死ねなかった。もう栄養点滴すら耐えられない程のボロボロの身体で生理食塩水だけになったが、ついにそれすら自分で引っこ抜いた。もう言葉も失ってしまった父の最後の意志表示に、私は家に戻ってから涙が止まらなかった。

 

 

生きることも死ぬことも、結局そのひとのエゴだから肯定するしかない( ̄▽ ̄;

「第1回anan猫マンガ大賞」大賞受賞作、『三日月とネコ』(作/ウオズミアミ 集英社マーガレットコミックス)の実写映画化。

 

 

 

 

 

(ネタバレ含みます。御注意!)

 

 

灯(安達祐実さん)と鹿乃子(倉科カナさん)と仁(渡邊圭祐さん)とネコたちの暮らしに、表情や仕草に、そのふれあい、それぞれの心の受け止め具合に、癒された。


小林聡美さん、山中崇さん、石川瑠華さん、柾木玲弥さん、日高七海さん、小島藤子さん、川上麻衣子さん、と共演陣も素敵な面々。

 

 

大きな災害などに見舞われ心が揺れた時、ヒトは支えを求める。

それがネコでも、愛する人でも、仲間でも。

 

あたたかい眼差し、優しい言葉、ゆったりした物腰、それぞれの生き方を大切にしようとする心、そんなふうに生活できることを幸せと呼ぶのかもしれない。

 

 

私は、そう感じさせてくれる物語が好き。
 

 

エンドロールでネコのキャスト(Elphie、にぼし、むた、幸一、うずら、こいし、雪)も流れ、いいね( ̄▽ ̄)

映像制作チーム「Hurray!」と花田十輝さんによって制作された青春群像劇。



 

 

(ネタバレ含みます。御注意!)

 

 

「何かを作りたい。自分が作ったモノで誰かの心を動かしたい」

 

…かつて私もマンガ家とか物書きとか夢見たことがあったから少しは共感できる。

 

 

MV(ミュージックビデオ)作りに没頭している朝屋彼方(声/花江夏樹さん)は、ある日、街角で織重夕(声/伊瀬茉莉也さん)の歌声と出会う。

 

美大を目指す友人のトノ(声/内田雄馬さん)や軽音部の中川(声/和泉風花さん)など4人それぞれがみんな「モノづくり」を目指している。

 

 

シンプルで分かりやすい筋書きで映像も綺麗。

 

やや彼方が幼い感じはするが、4人でバランスはとれているのか。

恋愛っぽい要素がないので紛れは少ない。

 

 

ただ、織重夕の歌う「未明」(楽曲/VIVI 歌唱/菅原圭)があまりにスゴ過ぎて、これがバズらないという設定にリアリティが感じられない。笑。

 

 

結果も大事だけど、今残っているのはそれにかけた時間と想いのほう( ̄▽ ̄;)

映画『アバター』(脚本・監督/ジェームズ・キャメロン 2009)の続編で、全5作が予定されているアバターシリーズ2作目(脚本/ジェームズ・キャメロン、リック・ジャッファ、アマンダ・シルヴァー)。

 


 

 

 

 

 

 

有無を言わせぬ映像力に気圧される。

 

私のなかで『アバター』は、『2001年宇宙の旅』(監督/スタンリー・キューブリック 1968)、『スターウォーズ』(監督/ジョージ・ルーカス 1977)に次ぐ衝撃的画面だったが、今作はそれを上書きした。

 

CGやVFXを駆使した映像、美術、撮影、視覚効果、…とにかく凄い!

 

 

ただ、高い知性を持つ大型海洋生物の扱い方、それぞれの種固有の文化・価値観、さらに家族、生命、そしてナショナリズムの行く末など、考えさせられるところがかなり多い。

 

確かに、ネテヤムの死を悲しむネイティリの姿は強く胸を打つが、それは彼女が矢を打ち込んだ兵士の母親もそうだろうし、それこそウクライナ、ロシア、中東、さらにアフリカ諸国や世界中の差別、弾圧、紛争、問題を抱えた場所で繰り返されてきた嘆きだろう。

 

 

残り3作で、この世界の行方をどう描いてくれるのか期待したい( ̄▽ ̄;)

「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2023国内コンペティション長編部門」ノミネート作品。

 

武田かりん監督は、孤独だった10代の頃「いつかタイムマシーンが発明されたら、大人になった私はきっと今の私を助けにきてくれる」と空想して過ごしていたという。

今も辛い思いを抱えた人への願いを込めたこの映画で、「過去・現在・未来の悩める誰かが、"ブルーを笑えるその日まで”、一緒に歩いていけるのではないかと信じています。」とコメント。

 


 

 

(ネタバレ含みます。御注意!)

 

 

物語的にはよくある流れだし、後半の伏線回収、リアルとファンタジーのさじ加減もやや粗い気もする。

 

しかし映画の芯となる想いが真っ直ぐに貫かれて観る者の心を射抜く。

 

さらに、アン(渡邉心結さん)、アイナ(角心菜さん)たちキャストがそれに共鳴するような存在感で駆け抜ける姿が美しい。

 

 

これが初の長編監督作品というから恐れ入る。

 

 

私も子どもの頃いじめられていて孤独だった。

辛かったし、悲しかったし、苦しかった。

 

だけど、タイムマシーンという発想なんて浮かばなかった。

それに、そこまで救われたいとも考えていなかったように思う。。

 

ただ這いつくばって孤独に馴染んで生き抜いてきただけ。

 

だからこそ映画が沁みてくるし、彼女たちの姿が美しくてたまらない。

 

 

今、少しは”ブルー”を笑えるようになっている気がする( ̄▽ ̄;)