原作は幻冬舎より刊行された同名の書き下ろしホラーミステリー『東京 二十三区女』(2016)と『東京 二十三区女 あの子は誰?』(2019)。

著者である長江俊和さんが、自ら脚本を書き監督。


 

 

 

(ネタバレ含みます。御注意!)

 

 

原田璃々子(島崎遥香さん)は大学の先輩で民俗学講師、島野仁(岡山天音さん)と一緒(?)に東京二十三区を巡って取材をしている。

 

板橋の縁切神社、渋谷区の暗渠、港区の外苑西通りを走るタクシー、江東区の埋め立て地「夢の島」、品川区の大森貝塚、それぞれの土地に纏わる歴史や史跡、伝承とそこで起きる不思議な事象。

 

 

倉科カナさん、安達祐実さん、桜庭ななみさん、壇蜜さん、中山美穂さん、白洲迅さんに加え、佐野史郎さん、月船さらら、鈴木砂羽さん、長谷川朝晴さん、小日向文世さん、石川真希さん、竹中直人さん、小木茂光さん、山崎真実さんなど共演陣も多彩で豪華。

 

 

基本、怖いツクリの話は好みではない。

というか、ホラーもゾンビもスプラッターも、怪談やお化け屋敷も、ほぼ恐いと思ったことがないので、その点に関して面白さが理解できない。

 

普通に憶病だし、慎重だし、石橋も叩きまくって壊れないときだけ渡るタイプだから考え尽くして理解できないということにあまり出会わないからか。

 

 

ただ、それでもわからないのが女心で、そこだけドラマに共感した(;゚Д゚)

 

ウォルト・ディズニーによるテーマパークのアトラクション「ホーンテッドマンション」の2作目の実写映画化(脚本/ケイティ・ディポルド)になる。
 


 

 

(ネタバレ含みます。御注意!)

 

 

1作目(脚本/デイヴィッド・バレンバウム 監督/ロブ・ミンコフ 2003年)はおそらく未視聴。

 



 

 

もちろんアトラクション自体は数回経験している。

 

ただの西洋風お化け屋敷と思っていたけど、映画を観たらそのディテールの細かさが面白く、エンタメとしての完成度は高い。

 

ジャレッド・レトラキース・スタンフィールドさん、ティファニー・ハディッシュさん、オーウェン・ウィルソンさん、ダニー・デヴィートさん、ロザリオ・ドーソンさん、ダン・レヴィさん、ジェイミー・リー・カーティスさん、ジャレッド・レトさんなどキャストも豪華。

 

あの屋敷に、こんなバック・ボーンがあると知れば、アトラクションの楽しみ方も倍増するだろう。

 

映画や物語から派生するアトラクションだけじゃなく、アトラクションから生み出してしまうあたり、ただのネズミの国じゃないm(__)m

 

基本私自身ディズニー系の作品や施設にそれほど興味はないが、その運営方針や姿勢にはいつも感心させられる。

 

 

ただ、もう娘からの連絡もずいぶん途絶えてるし、もう行かないと思うけど( ̄▽ ̄;)

原作は同名小説『いとみち』(著/越谷オサム 新潮社)。

 

タイトルの「いとみち」は、三味線を弾く際に棹を持つ左手人差し指の爪に作る溝のこと。
 

 

 

 

(ネタバレ含みます。御注意!)

 

 

相馬いと(駒井蓮さん)とおばあちゃん(西川洋子さん)の三味線はもちろん、ネイティブ津軽弁がマジ過ぎる。笑。

 

共演は、黒川芽以さん、横田真悠さん、中島歩さん、古坂大魔王さんたちに加え、父親役に豊川悦司さん!

 

 

大枠は青春小説ど真ん中の王道展開。

そこに、メイドカフェと津軽三味線に津軽弁とギャップ要素を詰め込んだ。

 

これが意外にツボなのは津軽出身の私だけ?

 

 

だばって、わでもよぐわがねんだはんで字幕つげねばまねべさ( ̄▽ ̄;)

 

 

村上春樹さんの文章はエッセイや紀行文もいい。

活字の向こう側からその旅にまつわる香りや訪れた土地の景色が立ち昇ってくるようでクセになる。

 

 

 

 

 

「アメリカ」(ボストン1・2、オレゴン州ポートランド・メイン州ポートランド、ニューヨークのジャズ・クラブ)、「アイスランド」、「ギリシャ」(ミコノス島・スペッツェス島)、「フィンランド」、「ラオス」(ルアンプラバン)、「イタリア」(ドスカナ)、「日本」(熊本1・2)の7つの国で、11の紀行文が掲載されている。

 

 

このなかで、私が行ったことがあるのはニューヨークと熊本ぐらい。

でもそれ以外の場所も読んでいるとなんとなく身近に感じられるから不思議。

 

 

どれもそれぞれ素敵な肌触りのエピソードで面白かったが、なかでも「大いなるメコン川の畔で」(ルアンプラバン ラオス)は強く印象に残った。
 

村上春樹さんがおススメするのは寺院巡り。

街に物語(そのほとんどは宗教的な)が満ちいるという。

多くの物語が人々の意識の中に集合的にストックされ、その物語を前提としてコミュニティーが出来上がり、人々がしっかり地縁的に結びつけられていることに感動されていた。

 

そして次のように書く。

 

"「宗教」というものを定義するのはずいぶんむずかしいことになるが、そのように固有の「物語性」が世界認識のための枠組みとなって機能するということも、宗教に与えられたひとつの基本的な役割と言えるだろう。当たり前のことだが、物語を持たない宗教は存在しない。そしてそれは(そもそもは)目的や、仲介者の「解釈」を必要としない純粋な物語であるべきなのだ。なぜなら宗教というのは、規範や思惟の源泉であるのとどうじに、いやそれ以前に、物語の(言い換えれば流動するイメージの)共有行為として自主的に存在したはずのものなのだから。つまり、それが自然に、無条件に人々に共有されるということが、魂のためになにより大事なのだから。"

(P180.L10〜17)

 

 

「宗教」は私もいろんな意味で思考の対象となってきたが、この表現が沁みた。

何度も読み返した。

 

 

そのくせ、「あとがき」まで読み通して私の脳裏に浮かんだのはこの地球の大きさだった。

 

例えば、オーストラリアは今までに何度か旅行しようと思いながらもまだ未踏の地なのだが、同じ島国ながらその大きさは日本の20倍くらいある。

けれど、日本が小さいとはいっても、今、少し高い場所から遥かを眺めたところで、見渡せるのはせいぜい数十キロぐらいで、沖縄なんて見えやしない。

 

オーストラリアはもちろん、世界は広いのだなとあらためて思い知る。

 

 

世界にはほんとに何があるんだろうね( ̄▽ ̄;)

先日の『君とならどんな夕暮れも怖くない』に続いて配信視聴。

 





(ネタバレ含みます。御注意!)

 

 

キャストは、かもめんたる(岩崎う大さん、槙尾ユウスケさん) 、劇団かもめんたるの もりももこさん、 土屋翔さん、野口詩央、宮下雄也さんに加え、ザ・ギースの高佐一慈さん、尾関高文さん、成松修さん、平岡純米さん、平田敦子さん、酒井若菜さんをゲストに迎えた。

 

カエルを戦わせる競技「KAWAZU」をめぐる感動大作?(笑)

 

ほぼ同じ舞台装置で、照明や音響や演者による手作業で粛々と進行していく感じが妙に味わい深い。

 

かもめんたる独特のテンションの舞台。

やや粗いが故に、逆に観ている側の気持ちが取り込まれていくかのよう。

強弱、硬軟のバランスがイイね。

 

 

でもさ、最後にあのふたりは一緒になっちゃっていいの( ̄▽ ̄;)