上湧別チューリップ公園と90スープラとのランデブゥー♪ | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 さて、5月の後半と言えば・・・・

 

 オヤジの家から約90km先にある、上湧別のチューリップ公園が有名である。

 

 毎年必ずS2000を走らすときは、走り始めという事で、このチューリップ公園に行く事にしている。

 

 今回も色々と用事を終らせ、娘1号と上湧別に向かったのは午前10時と、やや遅い出発になった。

 

 外気温7度。結構寒い、更に雨も降っていた。

「うーーん、このまま雨なら、チューリップが咲いてても、あんまり綺麗に撮れないだろうなーー。」と、オヤジは危惧した。

 

 途中の佐呂間(サロマ)の道の駅。

 

何故か「真実の口」が飾られている。

 

 なんで佐呂間とローマが関係あるのか??と、オヤジが不思議がっていたら、答えは直ぐに見っかった。

 

 

 

 「サ・ローマの休日・・・・・・・・・・・。」

 

 これではまるで、オヤジギャグのダジャレクラスだ!!(笑♪)

 

 と、そんなこんなで、2時間後の12時近くに上湧別のチューリップ公園に到着!!

残念ながら晴れてはいなかったが、朝から降っていた雨はやんでいた。

 

 まあ、自然は逆らえないから、せめて雨が止んだことを有難がろう!!

 最後の画像であるが、上湧別の町立ふるさと館JRYという建物であるが、この画像を見た、ある人は「ガンダムの頭だ!!」と、言ってきた。

 

 実はこの上湧別や隣町の遠軽はガンダムと少しつながりがある。

一応、ガンダム都市伝説らしいのだが・・・・・

 

 ガンダムはもともとの名前はガンボーイとされていて、キャラデザインの安彦良和さんが、遠軽出身のため、遠軽の瞰望岩(がんぼういわ)からガンボウイわ⇒ガンダムの名前に変わったとか、Zガンダムのカミユービタンは上湧(かみゆう)別(べつ)からとられたとか、と、真しとやかに語られている。

 

 さて、信じるか信じないかはあなた次第!!(笑♪)

 

 さてさて、90スープラとのランデブーであるが・・・・

上湧別からの帰り道の2車線。

 

 何故か黒のインサイトがオヤジに挑発をかけてきた。

 運転する年齢はオヤジと同世代かすこし上のドライバーである。

 

 横に並んだと思ったら、急に追い越しをかけて、オヤジの走行車線に割り込んだりして邪魔でしょうがない。

 

 まあ、そんな輩には車の格の違いを分からすために、キッチリとケリを付けたのであるが、その後、ライトを点燈させて、かなりのスピートで追いかけてきた車があった。

 

 車高かはなり低い。

 オヤジは興味を持って、スピードをゆるめて、追いかけてくる車を待った。

 

 追い越しさせて後ろにつくと、それは白い現行型の90スープラであった。

そしてしばらく、そのスープラの後をついていき、バイパスを走っていた時であった。

 

 追い越し車線が始まり、すぐに前走車を追い越すのかな??と、思ったら、一瞬、タメを待ち、それから前走車を追い抜いていった。

 

 すかさず、スープラに続くオヤジ。

 

  オヤジは何故、そのスープラがすぐに追い越し車線に入った時に、前走車を追い抜かなかったのかを不思議に思った。

 そしてスープラの後ろを走りながら、急にその行為を理解した。

 

 スープラはきっと、追い越し車線に入った途端、オヤジのS2000が先に追い越しを掛けるだろと、予想していたのではないだろうか??

 

 たぶん、オヤジの車が普通の車であれば、躊躇なく前の車を追い越していったと思うが、S2000の加速力を知っている、スープラはオヤジが追い越しを掛けるかどうか、確認してから前走車を越していったのであろう。

 

 90スープラとのランデブーは、結局、バイパスの終わりまで続いたが、オヤジはそこから町に入るので、ゆつくりと走り、スープラは鮮やかに走り去っていった。

 

 速い車に乗ると、回りに同調せずにやたらスピードを出したがる人は多いが、同じスポーツカーの格を知り、理解してオヤジに合わせた走りをしてくれたスープラ乗りに出会えたことが、たまらなくうれしい♪