首の皮1枚でつながった話と2000の冬ごもり♪ | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 オヤジは糖尿病である。

 

 もう7年もこの病気と戦っているが、なかなかうまくいかないものだ。

で、今年の健康診断で、検査した先生からガッツリと焼きが入った。

 

 それは、食事制限で何とかいままで薬も飲まずに、ギリギリとHbA1cの数値を最高上限の数値を維持していたのだが、なかなか定期的な検査もめんどくさくて、今まで行かなかったからだ。

 だって、一回病院に行ったら、半日はつぶれて、その結果を聞くためにまた病院に行くということで、最低2日間は休日位が潰れてしまうからだ。

 で、今回は担当の先生から、「なぜ今まで糖尿病の定期的な検査を行かないんだ!!」とキレまくられ、チキンなオヤジはその足で、10月の末の休日に糖尿病の検査をしに行ったのだ。

 

 糖尿病になった時は、3年間近くも間食もせず、チョコレートなんかは一切口にしていなかったのだが、ここ数年、口がやはり寂しくなり夜中に間食をしだして、たちまち体重も2kgも増えだした。

 で、オシッコをしたら、何やら泡立つのが多くなってきた。(糖尿病で薬を飲んでいる人が飲むのを忘れると、オシッコが泡立つそうです。)

 

 で、今回は薬を飲むのを覚悟しながら、診察に行った。

今時の診察は凄い進歩ですねぇーー。

 検査のために腕に注射をしてもらおうとしたら、なんと指に小さな針を刺し、30分ほどで結果がわかると言う事だった。

 

 オヤジ的にはてっきり1週間後にまた来てくださいと言われ、来週の休みの調整をどうしようかと悩んでいたとこだった。(定期的に休みが無いので、このことも、なかなか検査にいけない事なんですよね。)

 

 で、結果はギリギリセーフのラインで、1ヶ月後にまた様子を見ましょう。とのことであった。

 ただ、あくまでもギリギリの数値なので、1か月後に数値があがったり、体重がそのままであったら、もう薬を飲みましよう。とのことであった。

 

  いやーー。いまここで薬を飲んだら7年間の努力は全て無駄となり、毎日40分も仕事が終ってから、エアロサイクルをしていた意味も無くなるのだ。

 

 とりあえずは糖尿病の薬を飲まないので良いのは首の皮1枚でつながったので、また今からでも体重を落とす決意である。

 

 で、どうするのかというと、16時間断食(要は朝食を抜かす。)また休日は1日1食。夕食のみを食べる。というシフトのに変更したのだ。

 

 覚悟を決めると意外と腹が空かないのもので、今日もお昼に空腹感を感じたので、暖かいスープを1杯飲んで空腹感をいやして夜まで待ってみた。

 

 で、休日は今まで朝は早く起きてていたので、昼になったら眠たくなり、昼食後、必ず1時間から2時間は昼寝をしていたのだが、今回は全然眠くならなくなった。

 

 おかげで昼食時間を取る時間と昼寝の時間を合わせて2時間から3時間ほど、作業が出来る事で、何か休日の時間が一気に1.5倍も増えた感じとなった。

 

 まあ、あんまり気張ると、直ぐに挫折するから、お腹が空いたらなんか軽くたべようという感じで、これから続けて行こうと思う。

 

 で、今日はいよいよS2000の冬ごもりである。

 

 まず朝起きたら、トイレの掃除、洗濯、そして台所の掃除を行う。

 もうこれは休日のルーティンみたいなもので、今では台所の掃除も行わないと気分が悪くなってくる。

 シンク回りを綺麗にして、排水口の水を布巾で全部吸い取り、最後は重曹をいれて終わり。

 

 別に重曹をいれなくてもいいのだが、何だかこれをすると、排水口が綺麗になるような気がするから、単純な自己満である。(苦笑♪)

 

 これを終えてからようやくいままで封印していた、第三ガレージの扉を開ける。

 

 中に置いてある除雪機のバッテリーをつないで外に出す。

 

 流石はHONDA製である。

 

 半年間も使われていなかったのにスターターロープ2回ひいただけで簡単にエンジンがかかった。

(ちなみにバッテリーは1年でダメになり、セルでエンジンをかける事もできたのだが、使えなくなって1回、新しいバッテリーに変えても、セルは1年で使えなくなったので、いまはもうエンジンスタートはスタータロープのみである。)

 

 除雪気は見ると完全にほこりをかぶって、みすぼらしくなっていた。

 そこでオヤジは、除雪機を水洗いして、雑巾でからぶき、そしてオイル交換をおこなうことにした。

 何もオイルは毎年変える事は無いのだが、たった700円位のコストしかかからないのなら、オイル交換をしたほうが気持ちよく使えるからだ。

 で、オイルをいれようと思ったら、残念ながら200cc程足りなかった。

 ※除雪機のオイルは600cc入ります。

 

 そこでガレージを締めて、S2000を洗車、ガソリンを満タンに入れてから、除雪機のオイルを買いに行きます。

 

 今迄、色々なところに連れて行ってもらったS2000だから、今回は労いの意味も兼ねて、今まで一度もやった事の無い、室内のシート周りに掃除機をかけた。

(100円をケチっていままで1回もしていなかったけども、実際にやれば、実に気持ちが良いものですね。足元の砂ゴミも簡単に吸い取れるから、次回からは定期的に行おうとしょう♪)

 

 ガソリンを満タンにして、ワックス洗車を行ったS2000は次に除雪機のオイルの購入のためにホームセンターへ向かう。

 

 途中、購入先のホームセンターで新型のワックス・コーティングの販売を行う、出店がやっていて、そこの綺麗なオネーさんに、

「凄いカッコ良い車ですね。屋根が自動で閉まるのを始めて見ました。」と、歩み寄られ、早速、鼻のしたを伸ばしたオヤジに新しいワックスを買ってもらおうとしに来たのだが・・

 

 オヤジはすまなそうに「すいません。今日はこれから急ぎの用があるのと、ワックスは業者のがまだ残っているから、遠慮しておきます。」

「営業、ご苦労様です。」と言って、さっさと店を出るオヤジであった。

で、早速帰ってきたオヤジは、その足でS2000をガレージに入れる。

で、バッテリーのマイナス端子を外したら、本当に今年のS2000の物語は終わりです。

 毎回、思うのだがガレージに入れるときは凄く狭く感じるのだが、なかは意外と広い。

 

 

 で、第2ガレージのカタナの間の鍵を閉めたら、これから半年以上の長い眠りにつく2000であった。

 思えばこのバトルスーツを着たいがために、必死でとった大型自動2輪の免許。

 

 結局オヤジは本物のキリン(バイク乗り)にはなれなかったが、そのおかげで未だにスピードの世界にいることが出来た。

 

 今年も楽しい思い出を沢山ありがとうS2000!!

 

とS2000の後片付けが終って、今度は除雪機のオイルを入れる。

 今回は200cc使ったので、残りのオイルの量を記入しておくと、また来年は直ぐに使うことが出来る。

 

 冬の用意も一通り終わったので、あたりを見まわしたら、散らかり放題のガレージである。

 

 早速、1回、除雪機を外に出して、ガレージのマストアイテム!!

ブロアを出してくる。

 で、一気にガレージの埃を外に吐き出す。

そしてガレージを片付ける事、2時間ばかし。

 ようやく元に戻った第一ガレージであった♪

 

 最期に除雪機を第一ガレージに移動させて、そしてまた本格的な雪が降る迄、バッテリーの-端子を外しておく。

(昨年、外しているのを忘れて、全然始動しなくて、大変焦ったからね♪)

 

 さあ、これで本格的な冬の準備が出来た♪