車S2000を車検に出して早2週間!!
「オヤジ!!だめだこれ!!ミッションが逝っている!!」
「オートマのミッションだから、これは高いぞ!!」
「へっ??」オヤジはすっとんきょうの声を上げた。
「えっ??Sはオートマでなくて、マニュアルですよ??」
「違う!!違う!!S2000でなくて、娘のセルボの方だ!!」
という事で、オヤジは30日の休みに、車屋さんの元に向かったのだ。
娘のセルボは今年の9月に車検がある。
そこで単純に考えても、ミッションの修理代が約30万円。+車検代で約50万近くの修理代がかかってしまう計算になるのだ。
娘には前日、セルボのミッションがいかれた事と、車検代で50万近くのお金がかかるという事。
そして、そのぐらいお金がかかるなら、50万円で違う車に乗り換えたほうが良いのではという事を伝えておいた。
最初、話を聞いてかなりショツクを受けていたが、娘にはとりあえず、次に乗る車の候補を考えるようにしてもらった。
30日の休日に車屋さんにいったオヤジは。
まず、オヤジの車のアトレーの不具合を話した。
ドァーロックがかからないのと、車内灯が消えない事。さらにカギを抜き忘れ防止が鳴り続ける事だ。
10分後、「直りました!!」という、従業員の声。
「へっ??」またもやオヤジはすっとんきょうの声を上げた。
アトレーの不具合の原因は、オヤジが車中泊用の改造した為、毛布が後ろのドァーの隙間に引っかかって、半ドァーになっていたためだった。
年を取ると、考える事が苦手になる。
よくよく考えたら、半ドァーの兆候だとわかるのだが、そんな考えも持たない状態となっていたのだ。
そして娘のセルボの故障の件を聞き、今度は娘の車の候補にスイフトRSかインプレッサースポーツワゴンが、予算の50万円代でないか聞いてみた。
すると予算的にその手の車は軒並み100万円オーバーで、予算の50万円では、以前アトレーの代車で借りた、ラパンぐらいだという事であった。
「で、今度はタントカスタムはどうだ??」という提案が社長から出た。
「いやいや、タントカスタムは前にかみさんが乗っていたから、同じ車は無いでしょう。」と、オヤジは否定した。
すると社長はオヤジを倉庫内にある新車のタントカスタムの前に連れて行き、
「だけどなぁーー。このタントを買うお客さんからの下取り車なんだけども、無茶苦茶、綺麗に乗られている車なんだよなぁーー。」
「しかも6年落ちだから年式も新しいから、こんどはきっと長く乗れると思うぞ。」
「予算は流石に50万円はきついから、70万円に税金を入れて77万円だけだしてくれないか??」と言った。
S車両の社長のセールストークは逸品である。
昔、ディラーで働いていた時に、そのお店のナンバー1にもなったほどの人である。
しかもそのトークはお客さんをだまして売る。というスタイルではなく、あくまでも、この車を買ったら、どれだけお客さんがお得になるのか??を、想像させるセールスなのだ。
30分後、オヤジはすっかりその下取車を購入する気になっていた。(あくまでも娘が買うのだが・・・・・笑♪)
ものには縁がある。多分この時、購入をためらったら、この下取車は別な人の手に渡るであろう。
昔、カタナを買った時もそうであった。
厳冬期に200km先の旭川迄まで、わざわざ走って、たった10分、カタナを見てすぐに契約。
オヤジが帰ったわずか30分後に、そのカタナを買いたいという人が来て、すでに売約済みと聞いて、泣く泣く帰ったそうだ。
夕方、仕事から帰って来た娘を連れて、再び車屋さんの元に向かい、娘に新しい車の事を話した。
娘もこの話を聞いてかなり乗る気であった。
ただ、実物をまだ見ていないので、4日に仕事から帰ったあと、車屋さんに娘を向かわして、最終的な購入の判断をさせたのだ。
娘のメールからは、凄く興奮した様子が伝わって来た。
「凄く立派で、本当に自分がこの車に乗れるのかが信じられない。」という言葉が返ってきた。
これでセルボからの乗り換えは本決まりとなった。
で、肝心のS2000の車検であるが、5月31日にギリギリの出来上がって来た。
6月1日、2日と休みになったので、娘と共にまたまたトリップメーターを1周(よーするに1,000kmオーバー)させる旅が始まった。
次回は2日間でS2000で1,000km走った旅の話ね。
ハハハハハハ!!オヤジの元からSが離れるのは、まだまだ先だなぁーーー!!
しかし、車検から戻るそうそう、S2000も1,000kmも走らされるとは・・・・
過酷な主人の元に嫁いでしまったなぁーーー。