セルボターボの塗装-2- | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

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TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

  年を取ってくると、人が大したことが無いように思える、ちよっとした事でも気になり、ストレスがかかる。

(あっ!!そうか、だから最近の年よりで切れる人が多いんだ。)

 

 セルボターボの塗装を終えたオヤジの翌日は、散らかったガレージ内の片付けである。

もう、作業台内は阿鼻叫喚状態である。

更に今まで何ともなく思っていた場所が、とても気になって来た。

 

 このバイクの後ろの壁に置かれている、材木が、非常に邪魔に思えてきた。

 

 そこで、この材を今までS2000を置いていたガレージに移動させる。

 

 足場の木にモクネジが刺さっているのに気が付く。

 

 

今までのオヤジなら反対しにして使っていたのだが、今回はペンチで引っこ抜こうとする。

が、全然、モクネジが回らず、取れない。

 そこで、今、話題のザウルスを使ってみる。

 

 このペンチは縦にも切れ目があり、いままで普通のペンチで頭の取れたネジが取れなかったやつでも、無理やり回して撮ることが出来るというすぐれものだ。

 5分ぐらいかかったが、無事にモクネジは取れた。

昼ぐらいまでかかったが、ガレージの片付けは一通り終わった。

 

 で、塗装はこれで終りと思ったのだが・・・・・

 

 やはり毎回、毎回、見える場所にあるから、それがまたストレスとなっていた。

 

「よし!!今度の休みは、またセルボターボの塗装だ!!」

 

 という事で、10日は娘にS2000で出社させて、オヤジは朝からセルボターボの塗装のやり直しを行う事にした。

 

 当日は快晴で、外で作業を行うのも、少し暑いぐらいで、絶好の日よりとなった。

 

 前回修理した状況。パッと見、全然わからないのだが、よーーく近づいてみると、しっかりと、パテの後がわかる。

 さらに後ろドァーも。

少し離れていても、完全に分かる。

 

 これを毎回、毎回みているうちに気になって、ストレスになり、やりなおそうと決意したのだ。

今回の秘密兵器!!極薄づけパテ。

 

 しかし、使ってみたが、大失敗!!

 感覚的にはプライマリーと同じような感じなので、パテどころか、全然細かい傷の穴埋めにはならなかった。

(まあ、これも勉強の一つだね。)

 

 早速、今まで持っていた薄づけパテを使ってみたが、こんかいもやはり固まらなかった。

 そこで、このパテは廃棄処分に。(また持っていたら、同じ間違いを起こすからね。)

 

 そしてホームセンターに行って、新しい薄づけパテを購入。

 

 薄づけパテの効果はテキメン!!

キズとか、気になる小さな穴を綺麗に埋めていった。

 

 

 パテをつけては削り、同じくパテをつけては削りを何回も繰り返す。

 

 

 今までは1回やればめんどくさくなり、直ぐに塗装を行い、いつも気に入らなかった。

しかし、今回は自分が納得するまで、パテをつけては削りを行った。

 

数時間後、ようやく何とか見れるまで形を削り出した。

 

 そして塗装。

 

 缶スプレーだから、どうしても周りとの色が違うのがわかる。

 まあ、ここは妥協ですね。

 

元の凹み。

 

 よく見ればわかるけども、直した場所には、縦じまも入っているのがわかる。

 

 

とりあえずは、少し曲がっていながらでもドァーのエッジも付けることが出来た。

 

 元の凹み。

 

 

取りあえず、これで終り。 

 

 今回かかった費用は何だかんだで11,000円位。

 

 今回、自分で塗装を行う事で、やはり板金塗装屋さんのお値段は妥当だなと感じた。

 

 実質、2日間の作業+缶スプレーの為、明らかに塗装したところは、他の場所とは違う色となった。

 

 板金塗装屋さんの凄いところは、近くで見ても、板金塗装をした場所が全然わからないのだ。

 

 それが仕事と言えばそうなのだが、同じ黒でも、各メーカー、機種によってさまざまな黒がある。

 

 それを各色を調合して同じ色にして、更には光り輝かせるのだ。

(これには2000番代の紙やすりで磨いた後、3000番代の紙やすりで磨くことで、光沢が出るそうだ。)

 

 車屋さんにたきつけられ、板金塗装代をけちっての作業ではあったが、結構、この3日間は楽しめたし、勉強にもなった。

 

 うーーん。今度は本職に、パテの極意を聞いてみよう♪(まあ、無理だとは思うが・・・)

 

 出来れば無給でも良いから、働かせてもらうのが、一番良いんだけどね。

 

 PS:やはりGW中に雪が降りました。

  佐呂間だから車で1時間ぐらい離れている場所ですが・・・

 

 と、思ったら会社のスタッフから、網走も天都山という、山というには非常に低い山ですが、そこにも雪が降ったらしいです。

 

 ココはコタツで丸くなります。

 たまーには、床を吹くモップと化します。

足で ココのお腹を押しながら、床を拭くと、非常に使い勝手の良い、モップになります。(笑♪)

 

 

 

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