年を取ってくると、人が大したことが無いように思える、ちよっとした事でも気になり、ストレスがかかる。
(あっ!!そうか、だから最近の年よりで切れる人が多いんだ。)
セルボターボの塗装を終えたオヤジの翌日は、散らかったガレージ内の片付けである。
もう、作業台内は阿鼻叫喚状態である。
更に今まで何ともなく思っていた場所が、とても気になって来た。
このバイクの後ろの壁に置かれている、材木が、非常に邪魔に思えてきた。
そこで、この材を今までS2000を置いていたガレージに移動させる。
足場の木にモクネジが刺さっているのに気が付く。
今までのオヤジなら反対しにして使っていたのだが、今回はペンチで引っこ抜こうとする。
が、全然、モクネジが回らず、取れない。
そこで、今、話題のザウルスを使ってみる。
このペンチは縦にも切れ目があり、いままで普通のペンチで頭の取れたネジが取れなかったやつでも、無理やり回して撮ることが出来るというすぐれものだ。
5分ぐらいかかったが、無事にモクネジは取れた。
昼ぐらいまでかかったが、ガレージの片付けは一通り終わった。
で、塗装はこれで終りと思ったのだが・・・・・
やはり毎回、毎回、見える場所にあるから、それがまたストレスとなっていた。
「よし!!今度の休みは、またセルボターボの塗装だ!!」
という事で、10日は娘にS2000で出社させて、オヤジは朝からセルボターボの塗装のやり直しを行う事にした。
当日は快晴で、外で作業を行うのも、少し暑いぐらいで、絶好の日よりとなった。
前回修理した状況。パッと見、全然わからないのだが、よーーく近づいてみると、しっかりと、パテの後がわかる。
さらに後ろドァーも。
少し離れていても、完全に分かる。
これを毎回、毎回みているうちに気になって、ストレスになり、やりなおそうと決意したのだ。
今回の秘密兵器!!極薄づけパテ。
しかし、使ってみたが、大失敗!!
感覚的にはプライマリーと同じような感じなので、パテどころか、全然細かい傷の穴埋めにはならなかった。
(まあ、これも勉強の一つだね。)
早速、今まで持っていた薄づけパテを使ってみたが、こんかいもやはり固まらなかった。
そこで、このパテは廃棄処分に。(また持っていたら、同じ間違いを起こすからね。)
そしてホームセンターに行って、新しい薄づけパテを購入。
薄づけパテの効果はテキメン!!
キズとか、気になる小さな穴を綺麗に埋めていった。
パテをつけては削り、同じくパテをつけては削りを何回も繰り返す。
今までは1回やればめんどくさくなり、直ぐに塗装を行い、いつも気に入らなかった。
しかし、今回は自分が納得するまで、パテをつけては削りを行った。
数時間後、ようやく何とか見れるまで形を削り出した。
そして塗装。
まあ、ここは妥協ですね。
元の凹み。
よく見ればわかるけども、直した場所には、縦じまも入っているのがわかる。
とりあえずは、少し曲がっていながらでもドァーのエッジも付けることが出来た。
元の凹み。
取りあえず、これで終り。
今回かかった費用は何だかんだで11,000円位。
今回、自分で塗装を行う事で、やはり板金塗装屋さんのお値段は妥当だなと感じた。
実質、2日間の作業+缶スプレーの為、明らかに塗装したところは、他の場所とは違う色となった。
板金塗装屋さんの凄いところは、近くで見ても、板金塗装をした場所が全然わからないのだ。
それが仕事と言えばそうなのだが、同じ黒でも、各メーカー、機種によってさまざまな黒がある。
それを各色を調合して同じ色にして、更には光り輝かせるのだ。
(これには2000番代の紙やすりで磨いた後、3000番代の紙やすりで磨くことで、光沢が出るそうだ。)
車屋さんにたきつけられ、板金塗装代をけちっての作業ではあったが、結構、この3日間は楽しめたし、勉強にもなった。
うーーん。今度は本職に、パテの極意を聞いてみよう♪(まあ、無理だとは思うが・・・)
出来れば無給でも良いから、働かせてもらうのが、一番良いんだけどね。
PS:やはりGW中に雪が降りました。
佐呂間だから車で1時間ぐらい離れている場所ですが・・・
と、思ったら会社のスタッフから、網走も天都山という、山というには非常に低い山ですが、そこにも雪が降ったらしいです。
ココはコタツで丸くなります。
たまーには、床を吹くモップと化します。
足で ココのお腹を押しながら、床を拭くと、非常に使い勝手の良い、モップになります。(笑♪)
もし、良かったら今のオヤジの生き方に、多大なる影響を与えてくれた、この人のブログに遊びに行ってみて下さい。