4年前に手に入れた娘の愛機、セルボターボ。
そのセルボもだんだん、塗装がやれてきて、昨年の夏頃からルーフ(天井)の塗装が剥がれてきた。
こんなふうに、塗装がまばらになっているのだよ。
そこでオヤジは馴染みの車屋さんに、塗装の件で相談をしに行ったら、「あれっ??オヤジ。自分で塗装しないの??」という答えが返ってきた。
「取りあえず自分でやってみて、失敗したら持っておいで。」という答えにオヤジの心に火が付いた。
ルーフの塗り替え、もしくはカーボン調のシートのラッピング!!このどちらかを行おうと、昨年から考えていたオヤジであった。
時代はラッピングの時代!!(粘着シートで車の部分部分を覆う事で、ムラの無い色にすることが出来る。)
で、ルーフの長さを考えたら約3万円。とかなりラッピングに傾いて、どこでシートを頼むか考えていたのだが・・・・
ふと、注文先の説明によーーく小さな部分を読むと・・・・
ラッピングシートは耐久性が3年しか持たないという事であった。
3万円も出して3年しか持たないで、しかも剥がすときにはまた面倒な手間暇。
それに気が付いたオヤジは、やはり塗装を行おうと考えを改めた。
実行日は連休の今日の6日と7日。その為にS2000も例年よりも少し早く動かせるようにしたのだ。
とにかく雨さえ降らなければ、多少寒くても何とかなると考えていた。
で、当日の今日の6日。
GW中はあれだけ快晴であった日が、途端にうって変わって雨模様!!
うーん。やはり日頃の行いが悪いせいかなぁーーー??
(苦笑♪)
今日は雨の為、連休なので急遽どこかに旅に出る!!という案も考えたが、GW中は峠はかなりの確率で雪が残っているので、夏タイヤはNGである!!(そー言えば、昨年の16日は函館行くのに、峠に雪があってS2000で引き返したこと、あったなぁーーー。)
やはり今日、セルボの塗装を行おうと考えた。
場所はこういう時の為に作った広いガレージ・・・・
も、考えたのだが、いちいち、塗装の為に缶スプレーやマスキングテープを取りに行ったり来たりはめんどうなので、やはり狭くても、今までのガレージで行おう事とした。
今回はルーフの塗装の為、足場を作った。
いゃーー、ガレージが無かったら、塗装自体もできないから、やはり屋根付きガレージはあったほうが便利だなぁーーー。
興奮していたせいかいつもよりも早く、4時30分に起きるオヤジ。
ちなみに昨日寝たのはなんと2時ぐらいだから、実質2時間30分しか寝ていないなぁーー。
で、朝起きたら雨が降っていて、がっかりしたのである。
まあ、天気を恨んでも仕方が無いので、とりあえず、塗装の準備を行う。
セルボの塗装の間、娘はS2000で近間のトライブをしてもらう。
で、ここで大失敗!!
普通は塗装の食いつきを良くするために、ルーフ(天井)にサンダー(紙やすり)を掛けるのだが、気が付いたら、サンダーを掛ける前に、マスキングをしていたのだ。
「うわっ!!失敗!!失敗!!」と、言いながらマスキングをした後に、セルボのルーフに電動のサンダーを掛けた。
こうなったらもう引き返せない!!
ルーフのきれいな塗装を紙やすりで、傷つけるからだ。
今回はこの連休で、ルーフとボンネットの部分の塗装を行おうと考えていた。
もともとルーフは塗装が剥がれていただけで、傷も少ないので、今回はパテ埋めはパスしてプライマリー(塗装の下地材)を塗った後に、黒色の塗装を行う事にした。
で、天井にプライマリーを塗り終えたところ。
で、ここでまたもや大失敗!!
塗装をする前に、シンナーで軽く塗装面を拭いて汚れを落とすのだが、すっかり忘れて、拭かないでそのままプライマリーを吹いたのだ。(フフフフ。缶スプレーの塗装の場合は、塗るのでなく、吹くという表現がカッコ良いねぇーーー。)
さらに塗装を進めていくと、致命的なミスを犯したことにオヤジは気が付いた!!
で、最初の缶スプレーの画像を見てもらいたい。
この画像ね。塗装に詳しい人なら気が付くと思うのだが、オヤジの買ってきた黒い塗装はホルツ製。
で、プライマリーやクリアの塗装はボディペイント99と、別なメーカーなのだ。
普通、塗装は同一メーカー同士で行わないと、ペイントが弾かれたりするので、ダメなのだ。
ここで10時30分ぐらいの為、プライマリーの乾燥を兼ねて、休憩を取るオヤジ。
で、睡眠も短かったので、昼食+仮眠も兼ねて、1時まで休む事にした。
1時から再開するオヤジ。一気に黒色を塗るオヤジ。
でも、何となく艶が出ないので、艶消しの黒色となっている。
そこでダメモトで違うメーカーのクリアをさらに吹いてみる。
一応、何とか見れる感じになっている。
で今度はボンネットの予定であったが、以前から非常に気になっていた部分が2ヶ所あった。
そこは・・・
運転席側の後部ドァーと、後ろのトランク部分のドァーの凹みであった。
特に後部のドァーの場所は、直線のエッジが入っている場所なので、非常に目立つ!!
もう何か月も前から見つけて、かなり気になっていたのである。
そこで急遽、ボンネットの塗装は止めて、この2ヶ所の修理を行おうと考えた。
早速、サンダーかけ。
そして、今回は粘土パテなるものを使ってみた。
しかし、これが大失敗!!
固くてなかなか練る事が出来ないのだ。しかも粘着も硬くて綺麗にできないのだ。
早速、全部剥がして、従来どうりのパテを使う。
ところが・・・使わないで長く置いてあったせいか、出てきたものが黄色い色であった。しかも凝固剤を混ぜても、いくら待っても固まらない。
パテの表紙を見ても銀色と書かれていたので、どうも古くなって分離したのではないだろうか??
さらに絞ると、ようやく灰色のものが出てきた。
これに凝固剤を混ぜて、むりやり付けて見た。
で、しばらくたったので、サンダーでガシガシと削っていく。
本来はここで凹んだとこは、更に細かい傷用パテで埋めていくのだが、持っていた細かい傷用パテは、前回、アトレーのサビ落としの時に使った時に、全然固まらなかったので、パスして、このまま凹みがあるまま塗装を行う事にした。
まあ、どうしても気になるなら、こんどきちんと行えば良いしね♪
フラッシュをたくと、凄く歪んで見えるが、フラッシュ無しなら・・・
そこそこに見える。
とりあえず、突管工事ではあるが、一応、昨年から気になっていたセルボターボの塗装は終わり!!
こう考えたら、やはり塗装を行うなら、数日の休みは短いなぁーーー。
後ろのドァーの凹みのエッジの作成に、数日はかけたいから。
やはり塗装関係は定年を迎えてから、ゆっくりと行いたいなぁーーー。
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