まずはこのような貴重な車体の撮影と、オヤジのブログの掲載のUPを快くして頂いた、グースレプリカのバイクのオーナー様に心から感謝いたします。
本来はこの話は最後の最後に書くべきなのだが、ブログの掲載を心良く許可して頂くにあたり、オヤジのブログを読んで頂けるということなので、今回は真っ先に掲載したいと思う。
昨日、旭川で宿泊したオヤジと娘1号は、24日、名寄で旧車イベントが今年も行われた。
旧車を見終わったオヤジと娘2号は今回は名寄から旭川に南下して帰らず、今回は西興部→興部→紋別→網走→帰宅。というルートを取った。
そして紋別迄帰った時であった。
紋別と言えば、お約束のカニの爪です。(笑♪)
信号待ちをしてたオヤジの目の前に、右から来た1台の銀色の大型バイクが、オヤジの進路方向に軽やかに曲がっていった。
「!」
そのバイクを見た途端、オヤジは直ぐにある1台のバイクを思い浮かべた。
「早く変われ!!早く変われ!!」
なかなか青色に変わらない信号を見ながら、オヤジはすこし苛立った。
ようやく信号が青くなりすかさず、オヤジはその銀色のバイクを追いかけた。
そのバイクはオヤジが40年間、憧れ続けていたバイクであった。
グース・レプリカ:1975年にある1本の映画が上映された。
「MADMAX」その映画は、世界中の車好きが熱狂した映画であったが、〈低予算で高収益を上げてギネス記録になった映画。ブレア・ウィッチ・プロジェクト”に抜かれるまでは記録を保持していた。)主人公MAXの親友のジム・グースが乗っていたバイクがバイク乗りの間で人気となり、何台ものバイクが本物と変わらないレプリカとして作られていた。
オヤジはそのことを知っていたが、そのバイクは本州で作られていたので、まさかここ北海道で見られるとは思わなかったのだ。
ようやくグースレプリカを発見したオヤジは、恥も外聞もなく、そのオーナーに声をかけた。
「すみません。このバイク。グースレプリカですね。もし、宜しかったら、写真、撮らせてもらってよろしいでしょうか??」
グースレプリカのオーナーは「はい。いいですよ。」と、やさしく答えてくれた。
見ればヘルメットやアルパインスターのビクトリーのMX用ブーツ。
さらにプロテクターを付けているW革ジャンと革のパンツ。
何から何まであの映画に出てくる姿にそっくりだった。
「このオーナーさん!!筋兼ね入りの本物だ!!」
グースレプリカのベースは カワサキ ゼファー1100ということらしい。
以前、ゼファーの750ccを跨ったことがあるが、750ccは204kgで意外と軽いのだが、1100は254kgと、小柄な人がさらに一人乗っているぐらい重いのである。
ハンドル回りをみると一文字ハンドルで、見れば見るほどほれぼれするほど似ている。
あのクソ重い車体を、軽々と操作している姿は、本当にカッコ良かった。
オヤジは緊張のあまり、何枚も撮ったと思ったのだが、残念ながらデジカメに2枚しか画像が撮れていなかった。
オーナーさんの姿を見たオヤジはある疑問が湧いてきた。
オーナーさんの履いているアルパインスターのビクトリーというMXブーツ。
実はオヤジも持っているのだが、カタナのステップとギャーチェンジペダルの間に、ブーツの甲の部分の厚みが大きくて、入らなくてギァーチェンジが出来なかったのだ。
だから撮影用にアルパインスターのブーツを履いてはいたが、実際はバイクに乗るときは普通のライダーブーツを履いていたのだ。
これが撮影用のアルパインスターのビクトリーのMXブーツ。
そのことを素直に聞いたら、グースレプリカはバックステップの為、素直に操作できるという事らしい。
オヤジが勝手に話しかけたのに親切にいろいろと答えて頂き、本当にナイスな漢(おとこ)の方であった。
更にいろいろとプロテクトを外して、グースレプリカに付いている拡声器やサイレンの音まで聞かせてもらえた。
(実際には使わない。または直ぐには使えないようにしているのだが、使えるとという事実が、より本物に近づけているのである。)
本当に今回はありがとうございました。
m(__)m ペコリ♪
多分、今回のイベントどころか、今年の旧車のイベントで一番の最高の出会いでした。
えっ??そんな能書きはどうでもいい!!
さっさとグースレプリカを見せろですって??
はいはい。今回!!オヤジが一番興奮した出来事です。
見れば本当にピカピカに綺麗にされて、大切に乗られていました。
グースレプリカーのオーナーさん。いつまでもいつまでも大切にお乗りください♪
もし、良かったら今のオヤジの生き方に、多大なる影響を与えてくれた、この二人のブログに遊びに行ってみて下さい。