前回、3時ごろ函館を出たと書いてあったが、どうやら2時30分ぐらいの間違いみたいですね。
30分ぐらい走り、3時ごろに七飯の道の駅に到着。
向かいに見える建物は昆布館。
昆布のお土産を売っていた場所であるが、昔、始めて函館に来た時は、かみさんが凄く気に入って、帰りも立ち寄った記憶がある。
当時は人、人、人とかなりの人が入っていて、人気のあった建物である。
いまはここに道の駅が出来たせいか、車が全然見当たらない。
七飯の道の駅でトイレタイム。
ここは新しくできたみたいなのか、凄く綺麗であった。
「ちっ!!昨日の車中泊はここですれば良かったな。距離も20kmではるかに近いし。」
マーフィの法則。-探しているものは、妥協して違う場所や物にした途端、さらに良い場所、物が見つかる。
道の駅スタンプの台帳にもしつかりと、記載されていたが、地図上で見れば、昨日の道の駅よりもかなり遠い位置に記載されていた。
それでオヤジは勘違いして、40kmも離れた場所に走ったのだ。
ふと、フードーコーナーを見たら・・・
七飯の人気フードの七飯のリンゴ・カレー。
七飯のリンゴは入っている、甘いカレーが売られていた。
550円であったので、(そーいえば、昼はイカ刺しとイカソーメンと焼鳥3本だけだったよなぁーー。)と、言い訳をしながら、早速注文をした。
確かに甘かったが、リンゴの酸味が効いていてとても美味しいカレーであった。何よりも550円は旅人に優しい価格である。
七飯の道の駅を後にして、これからいよいよ帰る道を走る。
「さよーなら函館!!」
オヤジは開陽丸の見物や憧れの塩ラーメン、イカ刺し、などを食べることが出来、長年の夢を果たしたので、気持よく帰ることが出来た。
PM:4:30
八雲町に到着。昨日、札幌の友人にラインをしたときに、彼から「ハーベスター・チキンって美味しいんだよなぁーー。」という返事が返ってきていた。
ハーベスター八雲という場所だが、食べ物に疎いオヤジでさえ、その名前はチキンで美味しい場所と覚えている。
昨日はこの建物の向かいの駐車場に停まったんだよ。
むこうは高速道路の駐車場の為、歩いてしかこちらに来れない。
そこでここで、ハーベスターチキンを食べてみる事とする。まずは敵情視察という事で、近くのそれらしい場所に入る。
しかし、ここはアイスクリーム屋さんであった。
今日は気温もかなり暖かいので、早速、アイスクリームを注文。
400円也。
で、チキンを売っている場所をきくと、この建物の上という事であった。
早速、アイスクリームを食べた後、歩いて坂道を登りその場所に行ってみた。
3分間ほど歩くと、ハーベスター八雲に到着。
で、ハーベスターチキンを頼もうとしたら・・・・
またやっちゃいました。なんと期間限定で通常1,600円するスモークチキンが990円となっていた。
気が付いたら手にしていたオヤジである。
どうしても安い、量が多いに目が離せないオヤジであった。
しばしスモークチキンと格闘するオヤジ。
それを食べ終えたら、いよいよ今夜の寝るとこまで走ることとする。
予定では室蘭あたりで車中泊後、のんびりと下道を走って1日かけて帰るつもりであった。
北海道は街の中を探す以外、基本、カーナビは必要ない。ほとんど1本道で、道路標識だけををみても目的地にたどり着けるからだ。
途中、ガソリンを補給したオヤジは黙々と室蘭を目指して走り続けた。
カーナビの表示が、最初、札幌100km。小樽100kmと出ていた。
(あれっ??おかしいなぁ??普通、札幌から小樽迄40kmも離れているから、札幌が100kmなら小樽は140kmと表示されるんだけどなぁーー??)
と軽い疑問を持ちながら走り続けた。
ちなみに後は帰るだけなので、オヤジは八雲からはカーナビに行先はセットしていなかった。
でひたすら室蘭を目指して走ったのだが、だんだん人家が少なくなっていった。
流石のオヤジも何だか変だと気が付いた。
PM:7:00
あたりは暗く鳴りだしてきた。
そこでたどり着いた道の駅で、今回の車中泊をしようと思った。
場所を見ると・・・ニセコと書かれていた。
7時だから寝るには早すぎるが、まあ、疲れもあるから横になるだけでも充分だろうと思った。
早速、布団を敷きカーテンを閉める。
地図を見てみると・・・・。
赤いルートを辿るつもりが、カーナビに勝手な指示で、気が付いたら青いルートを走っていた。(室蘭を指示すれば良かったのだが、どうせ1本道だから、そのまま走れば室蘭に着くだろうと思っていたのだ。)
でそのニセコ町の上に書かれている町、倶知安町と書かれているが・・・・
さらにその上の隣町は、なんと余市町なのだ。
オヤジは今回遠すぎていくのを諦めていた場所に、気が付いたらカーナビが勝手に指示して向かわせていたのだ。
取りあえず仮眠しようと横になったら、疲れもあったせいか気が付いたら、いつの間にか寝ていた。
不意にトラックの走り去る音で目が覚めた。
時間を見たら午後11時。
4時間ほど寝ていたわけだ。うーーん。困った。
いまから余市に走っても12時には着いてしまうから、10時間近く、時間が余る。
外は気温が下がっていたせいか、車の中はとても寒い。
まあ、走り出して暖を取ろう。
オヤジは倶知安町に向けて走り始めた。
午前0時43分。
余市町に到着。
4月の前半に余市町は1回来たが、時期が早すぎて、ここの宇宙記念館が開いていなくて見ることが出来なかったのだ。
流石に目が冴えたので、ここでまた車中泊もなんだしなぁーーー。
と思っていたら、お腹が減りだしてきたので、40分ほど走って小樽のすき家に向かう。
PM:2:00
小樽のすき家に到着。
冷えた体に暖かいご飯はありがたい。
ただ今、午前2:30分。
余市の宇宙記念館が開くまで、6時間余りもある。
しかも一回、7時に寝たので、完全に目が冴えている。
6時間もどうしょうかなぁーー??
小樽もネットカフェあれば良いんだけどなぁーー。北見や旭川みたいに・・・
と、考え込んでいたら・・・
(なんだ、小樽の隣街って札幌じゃない。30分走って、札幌のネットカフェで時間を潰そう!!)
という事で、3:00から8:00までの5時間余りの間、札幌のネットカフェで時間を潰した。
PM:8:00
前に見える大きな建物が、白い恋人パークです。
札幌のネットカフェから出てきたオヤジは、まずは朝食という事で小樽に向かう。
今度こそうどんが食べたいという事、なか卯を目指す。
ところが・・・・北見に続いてここも休みであった。
全面的にお店を止めたのかな??と思ったが、旭川や網走は普通にやっていたので、単なる休みなのだろう。
朝食をくいっぱぐれたが、余市で食事でもしようと思いながら余市に向かう。
PM9:00
ここも前回、開いていなかった場所である。
ここは開いていたので、まずは早速入ってみる。
入館料300円也。
たった300円ではあるが、なかなかの見ごたえがある場所であった。
しかし発掘した人、よくこの洞窟にこんな絵が描かれていると判ったなぁーー。
オヤジが見たら、単なる岩のキズだとしか見えなかった。
あっ。捕まっている、オヤジも気を付けて走ろう!!
続いてようやくたどり着いた宇宙記念館。
確かここに来たのは、娘が小さかった時だから、もう20年ぶりなんだろうなぁーー。
PM9:30
早速中に入る。入館料は500円也。
中はデジカメ中に撮影OK!!
さらにブログのUP。OK!!というお優しいお言葉だった。
立つて寝るのだが、無重力の為、横で寝ようか立って寝るのかは全然関係ない。
しかし実に、シュールだ。
宇宙で過ごす服装。
ここはトイレ。
宇宙食:ピラフにアップルジュース
宇宙食もなんだか高普通に見えた。
30分ぐらい滞在する予定だったが、なんと11時ちかくまで見ていた。
購入したバニラアイス。
食べてみたら、バニラ味をした落雁のような感じであった。
予定では12:00ぐらいには札幌の街から出たいと思ったので、今回は走りを優先とする為に、おにぎり3個+お茶1本をコンビニで買う。
その後近くのガソリンスタンドでガソリンを補給。
本来は余市の高速を乗れば一気に帰れるのだが、いま迄帰りは下道であったので、あえてここは下道とこだわって帰る。
札幌の街の中を走りたくないので、小樽から石狩経由で走ったのだが、またもやカーナビの策略により、気が付いたら札幌の街を走っている。
で、1:30分ぐらいまで、札幌の街から出られなかったが、あいの里の看板が見えたので、カーナビを無視して、あいの里に向かった。
PM:2:00
ようやく札幌からでられたオヤジはのんびりと、下道を走り続けた。
PM:7:00
ようやく家に到着!!
走行距離はS2000の走った距離と合わせて,191.1kmとなっていた。
旅のデーター
高速道路使用代(音更~落部) : 6,530円。
ガソリン代(S2000:含め):10回:28,579円。
駐車場代 : 840円。
資料館:入館料 :8 ヶ所:6,200円。
御土産代 : 4,126円。
食事代 : 8,470円。
おやつ代 : 1,473円。
余市まで時間を潰したネツトカフェ代:1,470円。
全合計 : 57,688円。
3泊3日:函館旅行 ー完ー
もし、良かったら今のオヤジの生き方に、多大なる影響を与えてくれた、この二人のブログに遊びに行ってみて下さい。