まだまだ先は長いけど!! | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 最近、オヤジの座っている食卓テーブルのイスが、ギシギシとうるさく鳴っていた。

そこで、ネジでも緩んでいるのかなぁーー??と見てみたら・・・・

 な・なんとイスの木材の一部がバキッと折れていた!!

(だあれ、デブリン!!オヤジというのは。笑♪)

 いまは娘と二人しかいないし、年に1回しか返ってこない娘2号を入れても、3脚しかイスは使っていないから、このイスも今まで30年余り使っていたから、もう廃棄かな??と、思った。

 しかし、なかなか物を捨てきれないオヤジは、ダメもとで修理を行う事とした。

まずは木工用ボンドを溢れるほど塗りたくる。

もちろん、中までだっぷり塗りつける。

 

 そして100均で買ったCクランプを折れている木に・・・・

残念ながらクランプは座いすの部分と干渉したので使えなかったので、次にこれも100均で購入したL型クランプを使う。

 

 

 今度は無事に固定された。

そして水で濡らしたテイッシュペーパーで、余分なボントをふき取る。

固定する事、約6時間余り。

 

 取りあえずは、折れた木は無事にくっついた。

 

 そこで一応、使わないイスと、オヤジのイスを交換して終わり♪(一応、安全の為ね。)

 

 廃棄すれば処分代はとられるが、直せばまた充分に使えるので、少しうれしくなったオヤジである。(うーん。だからなかなか、断捨離進まないんだよなぁーーー。)

 

 さてさて、前回の発電機のキャブレターの清掃。

 

 あのままエンジンがかからないで終ったのだが、まだまだあきらめきれないオヤジ。

 ネジについているOリングのゴムパッキンも切れていたので、交換する予定で、ホームセンターに走った。

 

 ※ホームセンターにあるのは水道用のOリングで、本来はガソリン用の耐油性のゴムでないので、使用はいけないのである。自己責任という事で。

 良い子はマネしちゃダメだぞ!!笑♪

 

 今日はせっかくの休日で、天気も晴れていて、ガレージ内が暖かいので、再び、キャブレターの清掃に挑戦!!

 

 

 ここで新しいコレクションを追加。

子供用がよく使うカプセルのガチャガチャかに入っていたキーホルダー。

GTRやZのエンブレムに混じって、な・なんとカワサキのH2のキーホルダーがあった。

(カワサキのマッハと言えばH1の500ccが有名ですが、H2は750ccの超レアなバイクです。もちろん、今のカワサキH2やH2Rのバイクではないよ。)

 

 

 室内温度はようやくプラスの3度。

相変わらず冷蔵庫の中と同じ温度であるが、いままでマイナス気温のなかにいたので、プラス温度は、どことなく暖かく感じる。

 

 最終的にはガレージ内は、11度まで室温は上がった。

これなら、かなり暖かい!!

 

 

上の二つが購入してきたOリング。

下の細いOリングが正規の商品である。

 

 ネジに取りつけて、早速、組み上げる。

一度ばらした部品は、ばらし方がわかっているので、実に簡単に組み上げる事が出来る。

 

 早速、組み上げて外でエンジンをかけてみた。

相変わらず、シュコシュコと反応は無く、全くエンジンはかからない。

 そのうちに、キャブについている、透明なホースからガソリンが漏れ出してきた。

あわてて、ガレージにもどって、さっき取りつけたOリングを外す。

 そして再び切れている、純正のOリングを取りつける。

 

 いよいよ、プラグを見ないといけないかなぁーー。と、プラグを外す場所を開けてプラグを外そうとしたが、なかなか外れないので、一旦やめる。

 ここで、キャブ側の透明のホースの取り回しがおかしいため再びキャブを外して、組み直す。

 ここで奇妙な事に気が付いた。

 エアァークリーナー側はチョークで、全閉、通常は半開の空気の取り入れ口になるのだが、エンジン側は出る場所に蓋が閉まっている状態になっているのだ。

 

「あれっ??ここが全閉なら、当然、ガソリンは行かないよなぁーー??」と、思いながら、半開状態のままにして、4度目のキャブレターの取り付けを行った。

 

 

 

 ここで、工具を持って40年間余り、始めて8ミリのTレンチが活躍!!

今まで必要だと思って購入したが、一度も使った事は無かった。(笑♪)

 

 使った場所はここ。エァークリーナーとキャブレター、エンジン本体を止めるネジ。

なくても8ミリのメガネで充分に使えるが、Tレンチのほうが、はるかに早く、楽にネジを締める事が出来た。

 

 再び、ダメもとで、外でエンジンをかけてみる。

 やはり反応はない。

 

 10回以上、あきらめきれないで、スターターのヒモを引いてみた。

 

 すると・・・・明らかにエンジンのスタートが重くなり、クランキングに反応が出始めた。

 

 まさかな。と、思いながら、思いっきりスター用のヒモを引く。

 

 その途端!!

 

 カタカタと軽い音を立てて、エンジンは始動した!!

 

「やった!!」

 

 オヤジは思わず、ガッツポーズをして、数年ぶりにかかった発電機を見回した。

 

(明るくて見えないが、しっかりと排気ガスが出ている。)

 

 それは本当にうれしいですよ!!

 まさかド素人の自分で、エンジンがかかるとこまで行くとは思わなかったから。

 

 そのまましばらくキャブ清掃のためにエンジンをかけ続けて、オヤジはガレージ内を片付けていた。

 

 10分ぐらい経ったかと思う。

 ガタッ!!ガタッ!!という音を立てて、発電機のエンジンガス欠を起こした感じで、急に止まってしまった。

 

 「ガス欠かな??」と思って、タンク内を見たら、まだほんの少しだけだが、ガソリンは残っていた。

 

 そして、よーくみると、今度はガソリン側の入る所の、別な透明なホースから、ガソリンが漏れ出していた。

 

 多分、エンジンが止まったのは、ガソリンがうまく給油されなかったからであって、何らかの異常で、キャブレターのホースから、ガソリンが漏れ出したと考えられる。

 

 取りあえず、プラグはその他の関係は、生きていると考えられるので、後は、再びキャブレタ―の仕組みや働きを調べて、何かがおかしいか考えれば良い事である。

 

 どちらにしても、不動の発電機が動いたのは、凄いうれしい事であり、今まで自分は整備が出来ないと思っていたのが、ほんの少しだけ進歩した1日であった。

 

 まあ、これでエンジンがかかったのがわかったので、最悪、車屋さんに症状を話して、再び組み上げれば元どうりに使えるしね。

 

 今回の件はオヤジにとっては大きな意味がある。

 

 今まで絶対にオヤジの中では手を出したらいけないと思っていたキャブレーターが、ほんの少しだけ、勉強することが出来た。

 

 まだまだ先は長いけども、DT125のレストァ用の勉強になった1日であった。

 

 

 もし、良かったら今のオヤジの生き方に、多大なる影響を与えてくれた、この二人のブログに遊びに行ってみて下さい。