俺だけレベルアップな件!!と840馬力!! | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

俺だけレベルアップな件!!

はい。もちろん、この話では無いですよーーー。

(個人的には、この話ををしたら、何時間も語れる好きなお話ですが・・・・)

 

 

 その後に840馬力となっているので、やはりオヤジ=馬力と言えば・・・

 

 ゲーセンネタですねぇーーー。

あっ!!皆さん、そんな嫌そうな、顔をしないでください。

 単なるジジィが若者に交じって、ゲーセンで頑張っているのですからーーーー。

 免許更新の日に、ゲーセンに行って、またまたゲーセン熱がぶり返したオヤジ。

さーーて、今日の休みは何をしようか??と考え込んでいた。

で、朝起きたときに何気なく読んだ、「湾岸ミッドナイト。」

 

 丁度、悪魔のZが燃えて廃車となり、またまた復活して、平本R編を読み終えたばかりであった。

 

 もうこの段階で、オヤジの頭は湾岸の世界で一杯になった。

「アキオ!!もう一度、お前と走りたい!!すべてがあの真っ白になる300km/hの世界で!!」

 

 ということで、今日の休みは、またまたゲーセンの湾岸ミッドナイトをやる為だけに50km先の北見に走るオヤジ。

 

 

 途中、冬の交通安全シーズンという事で、トラックが捕まっていた。

※普通はトラックはめったに捕まらないのだが、かなり今回は厳しい取り締まりみたいである。

 

 昼過ぎにゲーセンに到着したオヤジ。

早速、湾岸ミッドナイトの場所に向かうと、すでに2人で対戦を行っている人たちがいた。

 

 仕方が無いので、時間つぶしの為に、イニシャルはDなどを行う。

 

 場所は冬道の難易度Dランクの秋名の下りである。

 

 先日は全国区の同じランクB4の人たちと対戦して、数回に1回は勝てたのであるが、今回は何故か、ブレーキングドリフトをマスターしたみたいで、対戦した相手にことごとく勝ってしまった。

 

 そして気が付いたら・・・ランクB4からランクB3のレベルにレベルアップを行ってしまった!!(隣で下位ランクの人がやっていたので、流石にデジカメでランクが上がるのは恥ずかしくて撮れなかった。苦笑♪)

 

 ハハハハハ。俺だけレベルアップな件!!だ!!と、独り言を言いながら、湾岸のほうを見たら、誰もいなくなっていた。

 「シメシメ!!これで心置きなく、アキオやブラックバートたちと走れるぞ!!」と、早速、湾岸ミッドナイトのほうへ移動する。

 

 友人たちにゲーセンの話をすると、誰もが「いい年して、ゲーセンって恥ずかしくない??」と呆れた顔をする。

 

 しかしオヤジは判っていた。

 自分がスピードにやられた愚かなジャンキー(中毒者)という事に・・・・・

 

 パチンコにはまった人は、大抵は抜け出せなくなり、家庭を壊してしまう人が多いと聞く。

 それは全く、ゲーセンでも同じことだとオヤジは思っている。

 

 そして自分もスピードに犯された、廃人クラスのジャンキーだとも自覚している。

 

 それだからこそ、一般公道では普通に走れるのではないかと思う。

 

 今日はいつも対戦する娘はいないので、久し振りにストーリー・モードを行う事とした。しかも邪魔されたくないので、対戦を拒否する事とした。

 

 ストーリーのシーンは「幻のF1タービン編」である。

 

 マコトの乗る32Z(フェアレディZ)と、アキオの悪魔のZ,そしてブラック・バードと四つ巴となって走るのだ。

 

 ストーリモードは本当に数年ぶりである。

 通常は勝ことにチューニングで自分の車の馬力を上げていくのだが、フル・コンプリート830馬力が上限であった。

 

 その為、もう何年も前にフル・コンプリートが終ったオヤジは、この湾岸ミッドナイトは後は全国区の人や娘との対戦ぐらいしか行っていない。

 

 やはり数年間のブランクは大きかった。タイトなコースにオヤジはマコトの32Zに全然付いていけなかった。

 

 そして負けたときに、奇妙な標示が出た。

 あと1回勝てば、またレベルが上がる標示である。

「アレッ??フル・コンプリートしたはずなのに、なんでいまさら??」と、思いつつも、レベルを上げる事に命を懸けているオヤジ。

 

「よし!!やってやろうじゃない!!」

 オヤジの目が光った!!

 

 今回のコースはほとんどがストレートなのだが、最後の最後で90度ターンがあるコースなのだ。

 通常は馬力を下げて、足回りを固めて曲がっていくのだが、これが曲者となる。

 馬力を下げれば、アキオの悪魔のZやマコトの32Zの後ろを走ることとなり、前が見えなくて、結果、一般車にオカマを掘ってその段階で負けが確定する。

 

 そこで今回は、今までの最大馬力:835馬力の設定を行い、その90度ターンをドリフトで 駆け抜けるつもりであった。

 

 作戦は初番、上手くいった。早い段階でストレートで300km/hオーバーでトップとなった。

一般車を250km/hのスラロームで抜かす。

 

 そして最大の難所の90度ターン。

 

 シフトを1速落として5速のままドリフト状態に入り込んだ。

 

 ジリジリと35Rは外壁にすり寄っていく。

「耐えろ!!35R!!耐えてくれ!!」

 

 バックミラーを見と、どんどんマコトの32Zとアキオの悪魔のZが迫ってくる!!

 

 瞬間!!35Rが外壁にぶつかった。と思った時に835馬力の力強い加速が始まった。

 

もう6速まで上げる余裕はない。

「このままレッドで走り抜けろ!!後はお前だけが頼りだ!!任せたぞ35R!!」

 

 そしてオヤジの愛機GTR 35Rは一気にゴールに駆け込んだ!!

 

 その瞬間!!ファンファーレが鳴り響き!!

画面は・・・

 

 ついに幻の地獄のチューニングのコンプリートを達成することが出来た!!

 

 いゃーーーー!!またしょうもない事を書いてしまった。

苦笑♪

 

 またまた眠っていた、ゲーセン熱が呼び覚まされ1日でした。

 

 良かったら、今のオヤジの生き方に、多大な影響を与えてくれた、この二人のブログにも、遊びに行ってみて下さい。