最(サイ)&(アンド)強(キョウ)!! | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 2年前に作った初代JUNK-BOX。(カーコンポやスピーカーが正常かどうか調べる機械)

 だけど真ん中のセレクターの不良と、娘のセルボにカースピーカーの移植により、オヤジの手によって先日、あえなく破壊された。

 

 そして2代目JUNK-BOX。

 

 

 これで一応、完成の姿を見せたのだが、オヤジはまだ満足できなかった。

それは・・・・・

 スピーカー端子を付けたかったからだ。

 

 そこで、会社が早く終わった日に、ガレージにこもってちまちまと作業を行うオヤジであった。

 

 苦節小1時間。ようやく2代目JUNK-BOXはその姿を見せた。

 

 ここにスピーか端子を付ける事によって、アンプのコードを外したら、カーアンプのチェックも出来るし、カースピーカーのチェックもできるからだ。

 構想1年余り。ようやくJUNK-BOXの製作は終わりを告げた。

 

 ついでに余った時間で、前回作ったごみ箱を直したり、玄関のドァーのカギが渋くなったので、油をさしてみた。

 

 

 ここで注意しないといけないのは、カギに油をさすというのは、専門の油が必要な事である。

 上のように鍵穴専用スプレーね。

 

 よく販売されている、防錆潤滑スプレーのクレ5-56なんかを使うと、逆にホコリが詰まって、本当に壊れてしまうのである。

 実際、鍵が渋くなって、潤滑スプレーを使っていたら、本当にカギを壊してしまった人の話を聞いた事がある。

 

 最悪、この専門のスプレーが無い場合は、鉛筆の芯を細かく潰してカギになすりつけて回せばいいと聞くが、果たして真相のほうはどうなのか??

 

 ちなみにかなり回りが渋かった玄関のカギであったが、(あまりにもひどくて、交換しようと考えていたのであるが。)このスプレー刺した途端、一気に回りが軽くなったので、本格的に壊れるまえなら、こちらの商品はかなり有効だと感じだ。

 

 さてさて、近況はこのぐらいにして、今日は最(サイ)&(アンド)強(キョウ)のお話などを。

 

 もちろん、我が愛機S2000の事だよーーん♪

 

 我が愛機S2000はもちろんオープンカーであるが、購入時は結構、オープンで走っていたのだが、最近はめったにオープンで走ることは無くなった。

 

 理由は・・・夏は暑くてオープンでは走れないのである。(爆笑♪)

 窓を閉め切ってエァコンをガンガン付けて走ったほうが、快適で涼しいからだ。

 

 よく、バイクに乗ったことが無い人は、夏はバイクは涼しくて良いねぇーーー。と、勘違いされる人は多い。

 

 しかし夏は逆に分厚い革ジャンを着て走ると、ヘルメットから一式でまるでサウナスーツを身に着けて走る感じで、下手したらのぼせるぐらい暑くなる。

 

 オープンカーもまた同様に、真夏でオープンにして走ると、カンカン照りのお日様が頭にあたり、しかも周りが眩しすぎるから、サングラスをしていないと、眼がやられてしまう。

 

 トーゼン。カーナビも眩しくて見えなくなるので、よっぽどでない限り、オープンにして走ることはないのである。

 

 先日の休日の事である。

カンカン照りの快晴であったが、久し振りにオヤジはS2000をオープンにしてみた。

 

 オープンにしたら注目度は最高!!

 下手に車の中で生アクビなんかできやしない。

またまた北見からの帰りの事であった。

 

 1台のCBR250RRが街の中の2車線を軽快にすり抜けをおこなっていた。

(おっ!!主(あるじ)さんと同じ色のCBR250RRだ!!カッケーなぁーー。)

 オヤジは右ひじをドァーにかけて、のんびりとCBR250RRを見ていた。

 

 バイクに乗られている人は分かると思うが、右に左にすり抜けをしていると、必ずすり抜けの邪魔をする車が現れるのだ。

 要するに2車線で隣の車と並走している車が出てくるのだ。

 

 ついでにオヤジの車にも、さっきから大き目のミニバンが盛んに挑発をかけてきていた。

 

 まあ、いい年こいたジジイがオープンカーのスポーッカーを乗り回して、ゆっくりと走ってるのが、気に入らないのであろう。

 というかここ、北海道は法定速度で走る車=悪の認識が多い。

 一般国道は、最低速度が80kmと勘違いしている人が多い。(オヤジもまたその一人であるが・・・・苦笑♪)

 

 CBR250RRは完全に前に行くことを諦めてしまった。

 

 そこでオヤジは彼の為に一肌脱ぐことにした。(小僧!!しっかりついてこいよ!!事故るんじゃねーぞ!!)

 

 オヤジは左車線で並走しているCBR250RRのライダーの顔を見るなり、戦闘態勢に入った。

 

 まずは後ろから煽っているミニバンを先に行かす。

 この手の車はやはり誰よりも先に行きたがる。

 

 案の定、オヤジを抜かしたミニバンは前の並走している車にジリジリと近づいて行って、左車線の車を先に走らせた。

 

 そして右側車線を走っているオヤジの前の車に進路変更を行い、一気に加速していく。

 

 オヤジはオープンカーの為、首を大きく左に向けて左側に誰もいないことを確認。

 

 左に並んでいたCBR250RRは少し遅れて後ろについてきていた。

 左ウインカーを付けて一気に左車線に進路変更を行い、更に加速して右車線に戻って、前のミニバンを追いかけた。

 

 最(サイ)&(アンド)強(キョウ)!!

 

 この時、始めてオープンカーはすり抜けには最強だと感じた。

丁度、ノーヘルでバイクを走っている感覚なのだ。

(しっかりついて来いよ!!CBR250RR!!)

 

 左右のバランスが崩れた今、これでCBR250RRもすり抜けができるはずである。

 

 そのまま郊外に出たオヤジは一気に踏み込む。

遥か先に行っていたミニバンがどんどん近づく。

 

 そのまま一気にミニバンをオーバーテイクして、独擅状態と化する。

 

 それを確認後、また再びゆっくり走りながらCBR250RRがついてくるのを待った。

 

 オヤジのいつもの帰り道のバイパス線でようやくCBR250RRは追いついてきた。

 

 しばらく2台で並走したのち、追い越し車線に入ったオヤジは、ライトを点灯させて前走車に追い越しを意思を示す。

 

 一旦一呼吸を置いてから、一気に加速。数台の車を追い越したのちに再び、走行車線に戻ったオヤジであった。

 

 

 

 

 

 良かったら、今のオヤジの生き方に、多大な影響を与えてくれた、この二人のブログにも、遊びに行ってみて下さい。