心にネジを巻け!!3 | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 

 今回の旅の日程を大幅に変えてしまった建物とは、それは新冠にある建物である。

 

 新冠までは、平取→日高→新冠→目的地。という事で、各区間30kmぐらいで、早くても1時間30分ぐらいかかる予定であった。

一応、ナビを入力すると、国道沿いの日高への進行方向でなく、直接行ける道を示した。

目的地まで約40km。しかし、そこはワインティングロード真っ青の山道である。

 

 初めての山道で、飛ばすような無謀な事はしない。

一応、安全運転モードで、それなりのスピードで走るオヤジ。

  初めての山道で飛ばしていたら・・・・

 

 

 

こんなことも、普通に遭遇してしまう。

勿論安全運転であるから、全然よゆうで停まれる。

 

 こちらでは40kmといえば、普通の国道ならば約40分ぐらいで着いてしまうのだが、やはり山道。体感的には1時間ぐらいかかって、そこの場所に到着した。

 

 今回、日程をわざわざ変えてまでオヤジが来たかった場所は・・・・

 

新冠町の 太陽の森 ディマシオ美術館であった。

 

 義経神社の近辺の地図を見て、偶然発見した場所であった。

 

 

 AM:3:00

太陽の森 ディマシオ美術館 着!!

 

 本来はこの美術館を見たら、この旅は終了なのだが、事前に調べたように、今日は閉館なので、ここの拝観は明日に持ち越しとなった。

ここから新冠町の市内へ向かう。

距離を見たら、約30km離れている。

 

 新冠に向かう途中、優駿記念館に到着。

ここも前回、見るのをスルーしてしまい、少し後悔した場所の為、今回はきちんと寄ってみる。

 

 

 やはりサラブレット馬の中では、オグリシュン・・・おっと、間違った!!オグリキャツプは別格であるみたいだ。

 数々の業績を讃えていた。

残念ながら優駿記念館は、コロナの為閉館となっていた。

 

この記念館をあとにしたら、もうすこし走って新冠町に到着!!

平取町から40km走って太陽の森 ディマシオ美術館 そして、30km程走って新冠町。

つまり70km程、先の見えないワインディングロードさながらな、山道を走ってきたわけである。

 

 普通の国道の70kmは大したことは無いが、砂利道こそないがターマック(舗装)での山道走行は、あのイニシャルはDの藤原拓海になった気分であった。

 昼食はあんまり量が多くなかったが、下手したら車酔いでゲ●を吐く感じであった。

 

AM:4:00

新冠町に到着。

いま、真っ先に行わなければいけない事は、今日の宿泊先を探す事である。

一応、新冠町の宿泊できる場所を何点か候補に挙げてきたのだが、どれも高級ホテルであった。

 唯一、素泊まりで3千円代の旅館があったが、寄ってみるとちよっと入りずらいムードが漂っていた。

 できれば予約なしのモーテルのほうが、オヤジとしては気が楽である。

 

 お腹はかなり空いていたが、やはり宿泊先を探すのが大事という事で、新冠町をあっちこっち走り回る。

 

いずれここにも高速道路が開通するのだろう。

 

 

前回も来た新冠町の道の駅の隣のレコード館。

 

 何回かいったり来たりしているうちに、国道のわきの看板に「ホテルローレル」という、それらしい名前の看板を見つけた。

 ここから8km程先。という事なので、行ってみる事にした。

真っ直ぐに走って新冠町を超えて襟裳岬方面に向かって走る。

 

 もうローレルの看板から8kmは遥かに超えていた。

10数キロ走り続けていたら、隣町の静内街に到着。

 モーテルのローレルを探して隣町まで走ってきたのだが結果、それが功をなした。

 

 静内町のほうが新冠町よりもはるかに大きのだ。

 

 

 道路わきにかなりの大きなホテルがそびえたっていた。

走り疲れたオヤジはモーテルを止めて、もうここに泊まろうと決めた。

 そして近寄ってみると・・・

 

ここが目的地のローレルであった。

 

 運転の疲れ方がひどく、(それはそうだろうなぁーー。70km以上も山道を走り続けていたからなーー。)

宿泊代が1万円以下ならもういいか。という気分になっていた。

 一応、ギガ数の少ないスマホで宿泊代を調べてみる。

な・なんと!!1泊14,800円!!

 ビックリして目が覚めたオヤジである。

 

 諦めて再びモーテルを探そうとすると、すぐ近くに大きな建物であるが、少しくたびれた感があるビジネスホテルが建っていた。

 ダメもとで寄ってみる。

「すみません。予約していないのですが、素泊まりで1泊できますか??」

もちろんOKでした。

 

 値段は4,950円。

おおっ!!大幅に予算以内だ!!

ホクホクしながら宿泊をした。

「スポーッカーなら、運転が楽でしょう。」と、受付時に、店主のおじいさんに言われた。

 「いや、この車は2シーターだから、長距離を走ったら、シートが倒せないから、かなり厳しいです。」

 店主はなーるほど。という感じでオヤジの話を聞いてくれた。

 

 

 お腹はかなり減っていたが、とりあえず、ベットで軽く休息してから、夕食を食べに行こう。

 そう思ったオヤジはベットに軽く横になった途端!!

意識を失ってしまった。

 

 次に気がついたのは、あたりが真っ暗であった。

そしてTV番組だけが、うるさくがなりたてていた。

 オヤジはボーッとして、しばらく暗く、TVの画面の明るさだけがたよりの部屋に佇んでいた。

そしてようやく気がついて、部屋の照明を点けた。

時刻を見ると、すでに10時を回っていた。

 

オヤジは部屋に入ると5時間余り、ベツトで倒れていたわけだ。

 お腹はかなり空いていたが、外に出たくなかった。

3時間余り意味もなくTVを見続けていたら、そのうちに眠たくなってきたので、今度は本格的に寝る事とした。

翌日、AM6:00頃目が覚める。

 

  結果的にほぼ半日、ベットの上で過ごしていたわけだ。

 

 

 良かったら、今のオヤジの生き方に、多大な影響を与えてくれた、この二人のブログにも、遊びに行ってみて下さい。