今回の旅の日程を大幅に変えてしまった建物とは、それは新冠にある建物である。
新冠までは、平取→日高→新冠→目的地。という事で、各区間30kmぐらいで、早くても1時間30分ぐらいかかる予定であった。
一応、ナビを入力すると、国道沿いの日高への進行方向でなく、直接行ける道を示した。
目的地まで約40km。しかし、そこはワインティングロード真っ青の山道である。
初めての山道で、飛ばすような無謀な事はしない。
一応、安全運転モードで、それなりのスピードで走るオヤジ。
初めての山道で飛ばしていたら・・・・
こんなことも、普通に遭遇してしまう。
勿論安全運転であるから、全然よゆうで停まれる。
こちらでは40kmといえば、普通の国道ならば約40分ぐらいで着いてしまうのだが、やはり山道。体感的には1時間ぐらいかかって、そこの場所に到着した。
今回、日程をわざわざ変えてまでオヤジが来たかった場所は・・・・
新冠町の 太陽の森 ディマシオ美術館であった。
義経神社の近辺の地図を見て、偶然発見した場所であった。
AM:3:00
太陽の森 ディマシオ美術館 着!!
本来はこの美術館を見たら、この旅は終了なのだが、事前に調べたように、今日は閉館なので、ここの拝観は明日に持ち越しとなった。
ここから新冠町の市内へ向かう。
距離を見たら、約30km離れている。
新冠に向かう途中、優駿記念館に到着。
ここも前回、見るのをスルーしてしまい、少し後悔した場所の為、今回はきちんと寄ってみる。
やはりサラブレット馬の中では、オグリシュン・・・おっと、間違った!!オグリキャツプは別格であるみたいだ。
数々の業績を讃えていた。
残念ながら優駿記念館は、コロナの為閉館となっていた。
この記念館をあとにしたら、もうすこし走って新冠町に到着!!
平取町から40km走って太陽の森 ディマシオ美術館 そして、30km程走って新冠町。
つまり70km程、先の見えないワインディングロードさながらな、山道を走ってきたわけである。
普通の国道の70kmは大したことは無いが、砂利道こそないがターマック(舗装)での山道走行は、あのイニシャルはDの藤原拓海になった気分であった。
昼食はあんまり量が多くなかったが、下手したら車酔いでゲ●を吐く感じであった。
AM:4:00
新冠町に到着。
いま、真っ先に行わなければいけない事は、今日の宿泊先を探す事である。
一応、新冠町の宿泊できる場所を何点か候補に挙げてきたのだが、どれも高級ホテルであった。
唯一、素泊まりで3千円代の旅館があったが、寄ってみるとちよっと入りずらいムードが漂っていた。
できれば予約なしのモーテルのほうが、オヤジとしては気が楽である。
お腹はかなり空いていたが、やはり宿泊先を探すのが大事という事で、新冠町をあっちこっち走り回る。
いずれここにも高速道路が開通するのだろう。
前回も来た新冠町の道の駅の隣のレコード館。
何回かいったり来たりしているうちに、国道のわきの看板に「ホテルローレル」という、それらしい名前の看板を見つけた。
ここから8km程先。という事なので、行ってみる事にした。
真っ直ぐに走って新冠町を超えて襟裳岬方面に向かって走る。
もうローレルの看板から8kmは遥かに超えていた。
10数キロ走り続けていたら、隣町の静内街に到着。
モーテルのローレルを探して隣町まで走ってきたのだが結果、それが功をなした。
静内町のほうが新冠町よりもはるかに大きのだ。
道路わきにかなりの大きなホテルがそびえたっていた。
走り疲れたオヤジはモーテルを止めて、もうここに泊まろうと決めた。
そして近寄ってみると・・・
ここが目的地のローレルであった。
運転の疲れ方がひどく、(それはそうだろうなぁーー。70km以上も山道を走り続けていたからなーー。)
宿泊代が1万円以下ならもういいか。という気分になっていた。
一応、ギガ数の少ないスマホで宿泊代を調べてみる。
な・なんと!!1泊14,800円!!
ビックリして目が覚めたオヤジである。
諦めて再びモーテルを探そうとすると、すぐ近くに大きな建物であるが、少しくたびれた感があるビジネスホテルが建っていた。
ダメもとで寄ってみる。
「すみません。予約していないのですが、素泊まりで1泊できますか??」
もちろんOKでした。
値段は4,950円。
おおっ!!大幅に予算以内だ!!
ホクホクしながら宿泊をした。
「スポーッカーなら、運転が楽でしょう。」と、受付時に、店主のおじいさんに言われた。
「いや、この車は2シーターだから、長距離を走ったら、シートが倒せないから、かなり厳しいです。」
店主はなーるほど。という感じでオヤジの話を聞いてくれた。
お腹はかなり減っていたが、とりあえず、ベットで軽く休息してから、夕食を食べに行こう。
そう思ったオヤジはベットに軽く横になった途端!!
意識を失ってしまった。
次に気がついたのは、あたりが真っ暗であった。
そしてTV番組だけが、うるさくがなりたてていた。
オヤジはボーッとして、しばらく暗く、TVの画面の明るさだけがたよりの部屋に佇んでいた。
そしてようやく気がついて、部屋の照明を点けた。
時刻を見ると、すでに10時を回っていた。
オヤジは部屋に入ると5時間余り、ベツトで倒れていたわけだ。
お腹はかなり空いていたが、外に出たくなかった。
3時間余り意味もなくTVを見続けていたら、そのうちに眠たくなってきたので、今度は本格的に寝る事とした。
翌日、AM6:00頃目が覚める。
結果的にほぼ半日、ベットの上で過ごしていたわけだ。
良かったら、今のオヤジの生き方に、多大な影響を与えてくれた、この二人のブログにも、遊びに行ってみて下さい。