遊牧民(ノマド)生活!! | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 さてさて、27日はようやくバモスの車中泊仕様が出来上がったので、翌日28日に、早速、車中泊を行い、29日の休日に帰宅する予定を立てた。

同行者はオヤジ他、娘1号。

 

 オヤジ家では子供が小さいころから、キャンカーに乗せて、あっちこっち北海道中を走っていたから、娘1号もガチな車中泊体験者なのである。

 

 オヤジ的には車中泊を行う人たちは現代版の遊牧民(ノマド)だと考えている。

 

 好きな時に、好きな場所に走って、好きな時にその場所で休む。

 

 何物にもとらわれない、自由な生活!!

 

それこそ最高でないかと考えている。

 

 そして旅から帰ってきて、自宅に戻った時には、やはり自分の家が一番だと感じる。

 その至福の時間を与えてもらえる車中泊!!

 

 という事で、28日は仕事がおわってから帰宅後、シャワーを浴びて、服を着替えて娘1号とバモスに乗りこんだ。

 持ち物は、それぞれ自分の掛布団を1枚づつだ。

 

前回、取り付けたカーレーダーの電源を入れてみる。すると・・・残念ながら点かなかったつかなかった。

 原因はOBDⅡの設定関係である。

 

 そこで夕食用のサンドイッチを購入するために入ったコンビにの駐車場で、カーレーダーに電源をつなげて、エンジンをかけっぱなしで、再びOBDⅡの接続を行う。

 するとようやくカーレーダーが動いたのだが・・・・・

10分もしたら、また消えてしまった。

 

 点いたときのカーレーダー。

スピードメーター、時計、レーダーと、スイッチ一つで、色々と機能が変わって便利なのだが・・・

 

 理由はカーレーダー本体に、バモスのHONDA社の認識をさせないといけないらしい。

 ということで、今回はカーレーダー無しの、不安な要素を残したまま、バモスは走り出した。

 

 走り出して3時間あまりの時刻は午前0時頃。

 

 足寄の道の駅で宿泊をする予定とした。

 外気温はマイナス1度。

 多分、隣のミニバンはしっかりとした寝具を用意してこなかったのであろう。

余りの寒さに、エンジンをかけだした。

 

 足寄の駐車場は、トイレから少しばかり離れている。

 その為、真夜中にトイレに行くときは結構めんどくさい。

 

 そこで、冷え切った車を暖めると同時に、もっとトイレに近い道の駅に移動することとした。

 

 こんな時は車中泊は良い。ホテルを予約した場合は、急に場所を変えたくても変えることは出来ない。

 という事で、次の予定地の上士幌の道の駅に向かう。

 

  上士幌の道の駅。

午前1時の深夜のトイレには、人影が誰もいない。

いたら別な意味で怖い感じがする。

 

 時刻は午前1時となっていた。

 

 ここならトイレと目と鼻の先なので問題は無い。

 ただ、大型トラックが寒さをしのぐために、アイドリングをし続けているのが、少し難点である。

 

 まあ、疲れもあるから、このまま眠る事とする。

 

 自作カーテンの4隅を、洗濯ばさみで隙間が無いように止める。

 

 洗濯ばさみがあれば良いかな??と、思って用意したのであるか、これが実に便利であった。

 また照明は以前リサイクルショップで、電池式のやつを買ってあったのでそれを使う。

 

 そして鍵、スマホや財布などの商品は、車の中で無くなるとまずいので、今回は私物入れに使われていた透明なBOXを用意してそれに入れた。

 

やはり布団を持ってきて正解!!

布団から出している手は凄く寒いが、布団の中は凄く暖かい。

 真夏でもない限り、今後、布団を用意したほうが良いであろう。

隣を見たら娘1号は、もう熟睡していた。

 

 気になる自作した床のほうは、マットも敷いていて、少しも背中は痛くない。

 下手したら家で寝ているときよりも、柔らかい具合だ。

 こう思いながら、オヤジはいつの間にか寝ていた。

 

 ハッといきなり目覚めた。

 

 時計を見たら まだ3時30分。約2時間ばかし眠っていたようだ。

 

 オヤジは枕が変わると(寝る場所)途端に眠れなくなる。

 どんなに立派な旅館やホテル。

 さらにはキャンカーの中で寝てみても、下手したら一睡もできなくなるのだが、今回は2時間しか寝るれなかったが、寝れたという意識があった。

 

 トイレに行きたかったが、寒かったので我慢していたら、まだ眠っていた。

今度は5時30分。

 

いよいよ本格的にトイレが近くなったので、慌てて飛び起きた。

 

 おはようございます!!

 

 記念すべき車中泊第一日目は、無事に終了しました。

 

 カーテンを少しだけ開けてみた。あたりはもう明るくなっていた。

28日に泊まった上士幌の道の駅。2年ほど前に出来たため、非常に綺麗なところである。

 やはり暗い色のカーテンを選んで正解。

回りが明るくても、車内は結構暗いので、まぶしくて起きるという事は無かった。

 

 

 娘も起きだしてきたので、車の中が異常に寒いので、まずは走って暖を取るのと、帯広の24時間営業の食堂のなか卯にて、朝食を食べる事とする。

 

 29日、午前6時ごろ。 帯広のなか卯にて。

 

 朝食は清く正しくシャケ定食とする。

さらに80円の追い金で、みそ汁から小うどんに変更。

 

 冷えた体には、暖かい食べ物が非常に美味しかった。

 

 これだけのボリュームがあって、一人450円。

 

 ド・ケチオヤジには大変助かるお店である。

 

 このなか卯の駐車場で、昨日寝た車内の片付けを行う。

 

 この赤いランタンが、200円で購入した商品で、単一電池4本を使用するのだが、非常に明るくて、昨日はカーテンの取付に大活躍した。

 

 そして、その横の透明な容器が、スマホ、サイフ、車のキー等、失くしたら困るものを、全部ここに入れておいたので、今回は非常に使い勝手が良かった。

 

 逆に不便だったのが、靴を入れる場所。

 シートも全部フラットにしたため、靴を入れる所が無くて、運転席に置いておいた。

 

 

 さあ、今回の車中泊の目的は、娘1号の為に帯広の美術館に行く。

そして今回、新しくオープンした、音更の道の駅に行くことである。

 

 さてさて、娘1号との珍道中!!どんな旅になることやら・・・・

 

 始まり!!始まり!!

 

 

 良かったら、今のオヤジの生き方に、多大な影響を与えてくれた、この二人のブログにも、遊びに行ってみて下さい。