阿寒温泉のホテルで有名なところは、あかん悠久の里 鶴雅がある。
昔はオヤジ家は結構宿泊していたのだが、なにせ宿泊料金が高い。
今考えたら、よくこんな贅沢なホテルを利用できたかと、いまなら考えてしまう。
今回、オヤジ達の利用したホテルは、価格も内容も大満足な、ニュー阿寒ホテルであった。
しかもこのホテルは屋上に混浴の大プールがあるのだ。
そして・・・・なるべく安く泊まれるように、部屋はお任せ(というと大体は湖側ではなく、道路側の部屋になるのだが・・・)などだ。
まあ、オヤジ家は温泉が入れて、おいしい料理をお腹いっぱい食べれれは、部屋はどんな部屋でも問題ないのである。
ホテルの真ん中の天井。上に星座が描かれていた。
早速、今回の最大のイベント。
バイキング・ディナーに向かう。
今日だけは体重の事、糖尿の事を考えないで、お腹一杯に食べ物を食べる。
最近、ホテルのバイキングで、卓上で固形燃料を使った一人鍋やジンギスカンを行うところが多くなったような気がする。
今回は牛乳が入っている雪平鍋をチョイス。
最後はカニで〆る。
オヤジはカラスの行水ではあるが温泉が好きだ。
温泉にいったら、まず食事後、1回目の温泉に行く。
そして真夜中に2回目の温泉。
そして〆に朝方に3回目の温泉に行かないと気が済まない。
が、今回は疲れていたのだろうか??
食事後、なかなか温泉にいこうという気が起きなかった。
子ども達にせかされて、ようやく9時ごろに温泉に入った。
このニュー阿寒温泉の特徴の一つに、布団のマットレスが、トゥルースリーパーのような良いマットを使っているという事である。
オヤジは枕が変わると寝れない体質である。
温泉は好きではあるが、なかなか眠れないのが難点なのであるが、ここは良いマットレスを使っていたので、お風呂から上がったオヤジは30分もしたら、グッスリ久し振りに寝る事が出来た。
朝、3時ごろ起きたら、ひどく喉が渇いた。
そこで、オヤジはまたお風呂に入りに行く。
このホテルには温泉の中に天然水やレモン水が、飲み放題である。
だから自動販売機に行かないでも、充分に喉を潤す事が出来る。
誰もいない温泉に一人浸かるオヤジは、ひどく贅沢な時間を過ごしていた。
そしてカラカラに干からびた喉に、立て続けにレモン水を流し込んだ。
「うーーん。生き返るーーー。」
温泉から帰ってきたオヤジは、今まではこのまま眠れない為、子供たちを起こさないように、廊下なので一人本を読んでいるのだが、今回は再び布団に入り直した。
いつのまにか寝ていたのであろうか??
再び起きた時は、もう朝食の時間となっていた。
「うわっ!!もう朝食の時間だ!!みんな起きろ!!」
と、まだ眠りこけている子供たちをたたき起こした。
朝からフレンチトースト+パンケーキ。
海鮮丼も食べ放題!!
気がついたら普段の1週間分ぐらいの食事をしていた。
朝からお腹いっぱい食べたオヤジ達は、少し休んでからチェックアウトをして、今日の目的地の釧路に向かう。
まずは娘1号の希望の白糠の道の駅に行く。ここで、道の駅のスタンプを押す。
今回の旅の主役のセルボターボ。
大人3人を乗せてもキビキビと走る。
スタンプを押し終えたオヤジたちが、次に向かったのは・・・
イオンである。
娘2号はウインド・ショツピング。
娘1号とオヤジはゲーセンに直行。
ゲーセンのイニDがMFGとコラボしていて、データー上からMFGの競技に入れる。
愛機スバルのインプでは、馬力が足りなくてぜんぜん相手にならないので、急遽、ポルシエターボ964に乗り換える。
ポルシエターボ964というと、あの湾岸の帝王。ブラックバードの愛機である。200km/hからフロントがナーバスになる。
しかし、今のオヤジにとっては、命を預けれる愛機である。
という事でしばしMFGのパイロットとなり、MFGのレースを楽しんだ。
数時間後、イオンを後にしたオヤジ達が次に向かった場所は・・・
釧路美術館である。
入館料は一人140円という、超激安価格である。
娘2号は今まで美術鑑賞の良さはあんまり分からなかったらしいが、最近、ようやく美術鑑賞の良さが分かるようになり、絵画などの芸術作品に興味が出てきたらしい。
「ねぇーー。お父さん?他の家族はよくお出かけには、遊園地やアトラクションのある場所に行ったけども、お父さんは何で私たちに、小さいころから美術館に連れて行ったの??」と聞いてきた。
オヤジはニャリ♪と娘2号の顔を覗き込んで、「それは勿論、安いからだよ。」と答えた。
「考えてもみな。遊園地は一人2千円。家族4人で行けば、簡単に1万円は飛んでしまうだろ。」
「だけど美術館は一人、大体1,000円以下。家族4人で行っても、4千円はかからない。」
「だから家族でのお出かけには、ほとんど美術館ばかり行っていたんだよ。」
あまりにも単純明快なオヤジの答えに、オヤジの深い思慮があると、かってに勘ぐっていた娘2号は拍子抜けした。
昨日は長時間移動したせいか、今日は皆早く帰ってゆっくりしたいと言う意見であった。
そこでオヤジ達は昨日の晩、そして朝食をお腹一杯食べたせいで、大したお腹もすかないので、美術館を出た後に、近くのスーパーに今日の食材を買った後、午後1時30分に少し早いものの、家に向かって帰ることとした。
午後、4時頃に無事に帰宅。
これでオヤジ家の1泊二日の一足遅れのお正月は終わりを告げたのであった。
PS:今までは帯広、釧路のように、長距離ドライブに行けば時間の許す限り、あちこち走り回り、返ってきた後は、ヘロヘロに疲れ切っていたのだが、最近はあんまり用事の無い時は、長居をしないで、さっさと帰ることが多くいなったオヤジ達である。