クルシミマス♪ | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 12月某日。

  娘1号はコンビニから、クリスマスケーキの予約帳を、ニコニコしながら持ってきた。

 

「おとうさん、今年はどのケーキを頼むの??」

 

 その時オヤジは難しい顔をしながら勤怠の予定表を見ていた。

 

「うーーん・・・・・悪いんだけども、今年はクリスマスケーキの注文は無しね。」

 

 その言葉にショツクを受けた娘1号は、しばらく固まったままであった。

 

「それと25日は休日となったから、年末年始の買い出しに行くから、仕事が終ったら真っ直ぐに帰ってきなさい。」そう、オヤジは冷たく言い放った。

 

 25日。クリスマス当日。

 

 朝から娘を送り出したオヤジは早速、普段行っていない掃除を行った。

 ボイラーの周りにほこりが溜まっていて、前々から気になっていたのだ。

 

 細い棒に雑巾を巻き付けて、オヤジはボイラーの間のホコリを掻き出したり、洗濯機周りの棚の掃除をしだした。

 

 今年の夏場はガレージ作りの為、家の中の掃除も一切できなかったため、家の中はあちこちが汚れていた。

 昼からは除雪機のオイル交換が待っていた。

 

 クリスマスと言えども、主夫は普通の休日と変わらない。

 

 ただ、年末に向けて普通の食材は少なくなり、値段もだんだん高くなっているのだ。

 

 この時期からお正月明けまではクリスマスではなく、主夫にとっては色々とお金が飛んで行ってしまう時期なので、正にクルシミマスなのだ。

 

 子供たちが一人立ちをした今、今日の休みはオヤジにとっては、クリスマスは特別なイベントの日ではなく、単なる休日の1日なのである。

 

 昼から早速、除雪機のオイル交換を行う。

 

昨年はオイルを流すトイみたいなやつは無く、除雪機の周りはオイル漏れで溢れていたが、今年はホースを使って、古いオイルをパットに流してみた。

 ガレージ内は氷点下の為、なかなかオイルは流れなかった。

 

 その間、S2000のガレージ内で前から行おうと思っていたことをやる。

ハシゴと自転車を一緒に入れているのだが、なんかのきっかけで倒れて、S2000のぶつかったら嫌なので、ハシゴと自転車を倒れないようにしようと思ったのだ。

 

 カタナのガレージからS2000のガレージのガレージに入る。

 

 単なる立てかけているハシゴ。

このままなら、ハシゴが倒れたら、S2000に直撃してしまう。

そこでガレージの中に余っている、部材を使って・・・・

 

 横の棒は、先日頭が外れたホウキの柄である。

今度のゴミの日に投げようと思ったのだが、ふと思い立ってストッパー替りに使ってみた。

また自転車も倒れたら嫌なので、100均で買ったプラスチックの鎖を自転車に巻き付ける。

 

 冷凍庫にいるのと同じ状態なので、さっさとガレージから出る。

今日は下手したら外に出たほうが暖かい感じである。

 

 除雪機のあるガレージに戻ったら、除雪機の古いオイルが出つくしていたので、ネジを閉めて、今度は新しいオイルを入れ替える。

 火の気のないガレージにいたので、体が底冷えする。

 オヤジは娘が帰ってくるでの間、ソファーで仮眠をとった。

 

3時過ぎに娘1号は帰ってきた。

 

そしてオヤジ達が車で約1時間先の向かったその先は・・・・・・・

 

 

 

 メリークリスマス♪

 

 そう、オヤジはケーキは買わないで、バイキングレストランで、クリスマスを祝ったのだ♪

 

 

 

PS:最近、見た中で、ちよっと変わっているなと、思った画像。

 

 道路工事中の旗振りを行っているサインの電光掲示板であるが、大抵は男性が旗を振っている掲示板になるのだが、たまーに、女性が旗を振っている掲示板があるのだが・・・・

 

 その動きが凄くリアルで、本物の女性が重たい旗を腰を左右に振りながら、一生懸命に降っている様子が、リアルに表示されます。

 

 思わず黙って停まって、その動きに見とれるオヤジであります。

 

 うーーん。この旗振りを考えた人はかなりセンスがあります。

 

 単なる旗振り表示板なのですが、「寒いけど、頑張んなね。」と、思わず応援するオヤジでありました。(笑い♪)

 

 

 

 

 

 

 

 

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