いよいよプロジェクト・レディ(S2000用ガレージ作成計画)も大詰めを迎えてきた。
オヤジの予想としては、今日は扉の完成度、次にカタナのガレージとS2000のガレージをつなげる屋根作り、そして壁のコーキング・下側の塗装、屋根の柱の補強のカスガイを入れる。という事が残っていて、概算で残すとこ3日間か4日間あれば、無事に完成する予定であった。
今日は朝5時から起きて、家事を7時前には終わらせ、7時30分から急いでガレージ作りを行う。
8時前であるから、丸鋸とかの大きな音が出る電気丸鋸とかは使えないので、音を立てないで30分ぐらいで行える作業を開始した。
それは・・・・
壁の下側の塗装である。
サイディングを行うものの、下側の約10cmはOSB合板がむき出しになって入る為、塗装をしないと下側から腐ってくるし、これから雪が積るので、やはりそのままではいけないからだ。
OSB合板がサイディングと基礎の土台の間の数センチが、むき出しになっている。
ほんの数センチではあるが、きちんとここには塗装を行わないといけない。
しかし、残念ながら本職の大工さんの話によると、どんなにきちんと塗装を行っても、数年後には塗装が剥げてきて、また再度塗装を行わないといけないらしい。という事であった。
そこでとっておきの、やり方を教えてもらったオヤジである。
それはエンジンオイルの交換した、廃棄されるオイルを塗る事であるらしい。
確かに理にはかなっている。
そこでオヤジは廃棄されるオイルを、馴染みの車屋さんからもらおうと思ったのだが、ふと気がついたら、除雪機のオイル交換したあまりのオイルが残っていたことに気がついた。
別に廃棄されるオイルでなくてもいいなら、どうせもう使う事が無い、寒冷地仕様でないエンジンオイルである。(除雪機は完全に寒冷地仕様でなければいけません。)
そのオイルを紙コップに入れて、朝からこの隙間にペタペタとエンジンオイルを塗装替りに塗りだした。
そうしているうちに8時が過ぎたので、いよいよ残りのドァー作りである。
きちんとサイズを計り、いざ扉が出来たので、早速付けてみた。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ここで残念な結果が出てしまった。
あまりのもピッタリと作り過ぎたので、お互いの扉が閉まらないのである。
さらに残念な事に、ここでデジカメのバッテリーの残存容量が無くなり、デジカメも使えなくなった。
という事でデジカメが復帰するまで、しばらくは画像無して、黙々と扉作りを行うオヤジ。
でデジカメの画像が無いから、いきなりの完成画像です。
この壁の隙間が大きかったので、もう1枚、端部カバーを付けて隙間を埋めた。
ここで奇跡的な事が起きていた。
前側のサイディングの位置と、横側のサイディングの位置が、ほぼ同じ位置であったのだ。
前側のサイディングの右と左の位置が違うと、かなりカッコ悪いから、前のサイディングは左側のサイディングの位置に合わせたので、当然、側面のサイディングの張っている位置とは、ある程度違っていて良いはずなのだ。
要するに側面の左側の壁と、右側の壁のサイディングの高さが同じでなければ、こんな風に前と横の直線の位置が同じようになることは無いのである。
うーーん。適当に貼った割には、上手くいった!!
と、自画自賛!!
ここで昼になったので、昼食と休憩をはさんでから、午後からは気になっていたガレージとカタナの入っているガレージの間の隙間を埋める屋根作りを行う。
昼からは急に外の空気が変わっていた。
今までは冷蔵庫にいる感じから、冷凍庫に入った感じになったのだ。
「いよいよ雪が降るなぁーー。」と、直感したオヤジである。
もう、寒いのと雪が降るのがごっちゃになって、いつもの丁寧な作業ではなく、突貫工事で屋根を張り終えたオヤジであった。
みてくれはかなり悪いが、一応、雨や雪はしのげる。
今年、1年様子を見て、具合が悪ければ、再び直す予定である。
(※サッシの枠に雪が積もっているように見えますが、雪ではありません。単に白い塗装が剥げているだけです。もう雪が積もっていると、勘違いしないでね♪)
最期に、バイクを出すこの柱の部分に補強を入れて、今日は終了。
思ったよりも今日は一気に進んだので、ホッとした1日であった。
残す作業はこの屋根を張った部分の空いている壁の部分の空間をふさぎ、サイディングした部分のつなぎ目のコーティングを行う。
更に扉とケラバの塗装。
そして屋根材の間に補強材を入れて、また前と後ろの壁にコンパネを張って、壁の補強を行ったら、本当に終了となる。
オヤジにとってはこのプロジェクト・レディ(S2000のガレージ作り)は、終わりの見えない旅であった。
この半年間、休日となるとガレージ作りしか行う事が出来ませんでした。
本当に先の見えない中で、ようやくもう少しで終了だと言う事実が見えてきました。
果たしてオヤジはこの旅の終わりの果てに、何を見ることが出来、何を感じる事が出来るのだろう??
ふと、一抹の寂寥感を覚えたオヤジであった。
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