プロジェクトレディ 新章-18-  とりあえず♪ | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 

 まずは、前回,5枚張ったトタン板の画像。

 

 

 たった5枚張るだけで、実に怖かった。

 

で、張ってみてふと感じたのは、横が7枚(全部で14枚)張る予定が、半分ぐらい終わっているみたいなため、何だか残りは5枚で済みそうであったのだ。

 その為、昨日の朝一番に追加発注の7枚を5枚に減らしてほしいと頼んでみたら・・・・

もう7枚分制作しているから、キャンセルは無理という事であった。

 

 担当者が土曜日、制作側と連絡つかない為、月曜日に確認して、いつ入荷するかこちらに連絡する予定だった事を指摘したら、土曜日にはもう、FAXで発注してしまっているとのことであった。

 

 担当者は何とか7枚で納品できないか、半分泣きそうな電話での声であったので、可愛そうなので、一応7枚で仕方が無いという事で了承したオヤジである。

 ちなみに、1枚2,500円の為、2枚も多ければ、5,500円。さらに10枚で今回は終えたので、4枚残って、結局1万1千円分のトタン板がむだとなってしまった。

 材木は多く注文しても今後、いろいろ使いまわしが出来るのだが、流石にトタン板はもう使う事は無いだろうなぁーー。

(多分、発注ミスに続き、今回の2枚の過剰在庫は絶対に厳禁と、上司からかなり厳しく言われたのではないだろうか??)

 ここで、文句を言いながら、2度とここでは注文しない。と、悪態をつきながら出ていくお客は多いが、流石に地元の会社の為、今後の付き合いを考えたら、あんまり無茶ぶりはしないほうが良いと感じたからだ。

 

 さすがに今回は早かった。

なんと昨日の段階でトタン板は用意が出来て、ガレージ内に納品されていた。

 

 そのため、今日は朝早くからトタン板を張ることが出来た。

また、今まで脚立で行っていた屋根張が、梯子にしたら一気に一番奥側に手が届いたので、わずか30分で2枚も張れることが出来た。

 屋根の上に登らなくて済んだので、屋根のトタン板張りは順調に進み、午前中の11時30分前に終了出来た。

 

 

  ようやく一番嫌な作業が終って、ホッとしたオヤジである。

 

 傘ねじくぎの後を見てもらうとわかると思うが、(トタン板を止めている、銀色の丸い部分)本来は糸を張るか、直線を引いて垂木に打ち込むのをきちんと行えば、クギの打ち方が綺麗になるのであるが、流石にトタン板を張っているときは、怖くてその余裕すらなかった状態である。

 

 まあ、この画像を見て、ここはきちんとこんな風にすればよかったのに。と、大抵、物知りみたいに言ってくる人はいると思うが、それは自分一人で、こんな作業を行った事が無い人なので、別にオヤジは聞く耳は持たない。

 近所のおじいさんみたいに、本当に自分で行った人は、その大変さを理解してくれているので、そんな人の貴重なアドバイスは、真剣に聞くオヤジである。

 

 

 ここで、ある二つの事に気がついた人は鋭い。

まず一つ目の壁と屋根のトタン板の隙間。

ここは幅20cmぐらい開いている。

 

 これは想定内なのである。

大体、木材の長さとトタン板の長さは全然違うので、12尺(約3.6mの木材に1.8mの長さのトタン板を2枚合わせて張ってもそのままも全然、合わない状態である。

 更に1.8mのトタン板は下の板と上の板を、弱冠重ねて張らないといけないので、理論上は当然、木材よりは短くなる。

 という事で、想定内のトラブルに対しては、今後どのようにしていけば良いか、前々から考えていけるので、今後の対応は初めて行う屋根張りよりはずっと楽である。

 

 そうして、今回の最大の問題。

  ガレージの前側の屋根がいまだついていないのはなぜか??

まあ、これはこの後判明するので、またあとで説明をします。

 

 本来なら快晴の為、このままこの前側の屋根作りを行うべきなのだが、何故かオヤジはS2000のエンジンをかけた。

 そして、まだ、外での作業が出来る状態なのであるが、このまま片道、50km程離れている北見に走りだした。

 

 久しぶりの2000の運転に、ショートストロークなシフトノブをスコンスコンと軽快に入れて、ギャーチェンジを行う。

 

 やはりマニュアル車の運転は楽しいと思ったオヤジである。

 おもえばこのS2000のガレージ作りのせいで、今年は春から、殆どS2000に乗れなかったのである。

 

 ハイパワー+FRスポーツのS2000に乗るたびに感じるのであるが、今後の車はほとんど電気自動車で多分、オートマでFFか4WD化が進んでくると思う。

 この運転が楽しい車への郷愁はどんどん溢れてくると思う。

 

 車やバイクはあくまでも運転するものであって、断じて単なるトランスポート的な役割の為の道具でない事を祈っているオヤジである。

 

 

 

 そして、その足で昼食を行い、北見の最大の店舗のホームセンターに入る。

 

 目的は今回の最大のお金がかかる、壁材のサイディング材の購入である。

単純にガレージに必要なサイディング材を考えたら22枚から23枚必要である。

 

 前回、オヤジのお客さんで、中古のサイディングの購入を進められ見に行ったのであるが、全部で23枚あった。

 価格は全部買うと3万円丁度。

しかし長さが3.8mと3.6mとまちまち。更に色が全然別な色で5色ぐらいに分かれていた。

 

 ここでオヤジが引っかかったのが、デザインがレンガ調。

 このレンガ調はオヤジ的にはかなり自分の好みに合わなかった。さらに色が全然バラバラという事であった。

 シートに包まってはいたが、1年以上も外に放置されていたので、かなり状態は悪い感じであった。 

 金属のサイディングではあるが、端の角は時折ひん曲がっていたりしていた。

 

 また、配送はやってもらえないという事で、自分でレンタカーを借りて持って帰るという事で、レンタカー代を調べたら、1日(1時間単位では行っていなかった。)約12,000円から15,000円ということであった。

 更に3.8mという規格外の長さがあるのも曲者である。

 3.6mだけなら問題ないが、3.8mもあれば、長さが荷台からはみ出して配送しないといけない為、(この場合は斜めにすればいいとは思うが。)道中の事故の安全や、自分一人で持って帰って、自分一人で22枚ものサイディング材をガレージ内に収めるという事は、なかなか大変な作業であると感じたのだ。

 また、色が全然違う色なので、後で塗装う時間も大変だしまばらな色となり、かなりカッコ悪い感じとなるのは明らかであろう。

 

 そこで、急遽、屋根のトタン板を購入した地元の建材屋さんに、サイディング材は1枚いくらか聞いてみた。

 配送料込みで1枚約5,000円とのことである。

最低、23枚程必要なため単純計算しても115,000円。

まあ、これは妥当な価格であろう。

 

 今度は壁に使う角波トタンで、壁材を張ろうと考えた。

 角波トタン板も波板トタンと同じ価格の為、値段は約1枚3,000円。

およそ12枚は必要なため単純に計算して約36,000円。

 

 ただしトタン板は横の長さは重ねる事で短くできるが、縦の長さの調整は難しいというよりも、はっきりいってできない為、ガレージの前側の処理はかなり厳しいと考えられた。

 

 ここで、オヤジは板金は行った事は全然無いため、もし角波トタンを張れば、単純に壁にトタン板を貼っただけの、かなりカッコ悪いガレージとなってしまうと思われた。

 そのため、角波トタンの案もボッ!!

 で、この大手ホームセンターに走った訳である。

 

この店で売られているサイディング材は1枚12尺で、税込み約2,000円。

単純に22枚購入しても、44,000円である。

 なんと地元の建材屋さんでの価格の半分以下なのだ。

しかも新品で色が統一されているから、作業的にはかなり楽だと感じた。

 

 ここで自分で持って帰れれば、全然安いので問題ないが、一つ問題なのは、昔、このホームセンターで1万円以上購入したら配送料は無料であったのだが、今は運送車の維持、更に人手の関係を考えて、ヤマト運輸か佐川運輸に一任しているという事であった。

(以前も3.6mの角材を購入しようとしたら、角材1本でも配送に2万円近くかかるから、自分で車を用意して持って帰ったほうが良いです。と言われた。)

 

 ホームセンターに行くと、うれしい事に、サイディング材のほかに役物と呼ばれる、端の処理を行えるものが販売されていた。

 これは大きなうれしい誤算であった。

この役物があれば、かなり作品のクォリティが違ってくるのでる。

 最初、1×4材で壁の端の処理を行おうと考えていたが、役物があれば、かなりカッコよく作れる。

急遽、必要な役物を考えて、これも注文。

 

 結局、サイディング材が足りなくなったら困るので、(たった1枚、2,000円の為にまた数万円かけて配送してもらうのはバカらしいので。)24枚と役物8本を購入した。

 値段はサイディング材が約60,000円と、配送料が約20,000円で、全部で約80,000円とのことであった。

 

 この配送代は20,000円はかなり痛いが、よくよく考えてみてもらえばわかると思う。

 自分でレンタカーを借りて持って帰ってサイディング材を納めても、15,000円ぐらいの配送代がかかる。

 しかもこの作業は1日がかりである。

 往復2時間以上の運転時間+店舗内での購入。+レンタカーの借りたり返却する手間暇。

 更にたった一人で沢山あるサイディング材の搬入がたった5,000円高いだけで買えるのだ。

 

 時間を買うのはこんなものだと思っている。

 

 なんでも安く安くするのはいいが、今回は、外での作業の為、早く外回りを行わないと、材木自体が痛んでくるし、更には冬に突入してしまう。

 結局、午後から帰ってきて作業は何も出来なったが、 これはこれで必要な作業だと割り切っているオヤジであった。

 

ふと、思い立って初めてS2000をガレージに入れてみた。

幅が狭いとか、長さが足りないとなったら、シャレにはならないと思ったからだ。

 

 

 

 

 

 

 かなり中は広いと思って作ってみたが、全然普通の大きさである。

まあ、これで小さくて入らなかった。という落ちでは無くて、ホッと一安心♪

 

 ココもうれしがって、ネコ踊りをしているニャン♪

 

 

 

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