プロジェクトレディー新章13- 神様がくれた時間。 | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

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TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

  最近、野菜直場所にはまっています。

 

トマトを食べたいなぁーー。と、思ってスーパーで買い物をすれば、1個100円。

ネギを買うにも、1束130円。激安店でもせいぜい、100円である。

 で、オヤジが良く行く野菜の直売所は何でも一袋、100円である。

 消費税なんかこざかしい真似をしなくて、常に1袋100円。

10袋買えば、1,000円である。

 

 で、今回も朝から雨が降る中、並んで購入してきて始めて気がついた。

 娘2号が札幌に帰ったので、いま、うちにはオヤジと娘1号しかいなかった。

 トマト買い過ぎたなぁーーー。(苦笑♪)

 こーーんなに買っても11袋だから、1,100円である。

 おかげで朝からトマトを、かじりまくっています。

 

 

さて、台風の影響か昨日から外は大雨。

 野菜の直売所に行った朝、。8時ごろも雨が降り続いていた。

 今日はいよいよ屋根を上げる作業を行う予定であったが、雨のせいで何もかもがすべておしゃかになった。

 

オヤジは暗い雨模様の空を見て、「参ったなぁーーー。今日の予定は全てキャンセルだ!!北見の大きいホームセンターに行って、これから使う屋根用の金具を買ってこようかなぁーーー??」と、悩んでいた。

 

「まあどうせ午前中は、各支払いに追われるから、外での作業は昼からだしなぁーー。」と、早くもあきらめムードで、銀行巡りや支払いの用意をしていたら、急に外が明るくなってきた。

 

「??」と、不意に明るくなった外を見たオヤジは驚いた。

 

 あれだけ、さっきまで土砂降りだった雨がやみ、空は一気に晴れだしてきたのだ。

「おおっ!!これは奇跡だ!!きっとこれは神様が、オヤジに与えてくれた時間だ!!」

と、オヤジは急に元気になり、支払いに北見に行くのを止めて、網走にして、屋根用の金具も網走のホームセンターで買う事とした。

 各支払いと銀行巡りを行うと、時刻は午前11時30分となっていた。

 

 オヤジはやや早い昼食を取り、特別、疲れてはいなかったのだが、いつものようにソファーに横になり仮眠した。

 やはり軽く寝ていたのであろう。気がついたら時刻は午後1時になっていた。

 

 今日はいよいよ、前回作った屋根の骨組みをガレージの天井にあげる日だ。

 

 高所作業の為、事故やけがだけは絶対に避けたい。

 

 まずは、前回、やりかけていた骨組みの補強にコンパネを張るために、使い残していた端材のコンパネを引っ張り出す。

 そして完成させた後に、ロープを使って骨組みを固定しながら、一気に天井に乗せる。

 

 ここからは緊張の連続の為、デジカメで画像を撮る暇もなく作業を行った。

 

で、いきなり1個目の完成です。

 

で、上に乗せたら、あまりの重さにグラグラとしていた。

ここで、落ちたら大惨事になる為、冷や汗を流しながら、一気に固定した。

 

で、失敗した点がここ。

 後ろの部分が、かなり短いのである。

 

理由は簡単である。

 本来は、前側の2番目の柱に付ける予定の部分だったのである。

ここのところね。

 理由は屋根作りの最後になれば、分かると思う。

 今の段階では、全然わからないと思う。

 

 さて、前回、主(あるじ)さんから屋根の角度は気になりますねぇ~雪が降り雪の重さで落ちるのかそれとも雪下ろしをするのか」というコメントを頂いたのであるが、ここから少し、専門的なお話を。

 

オヤジの住んでいる北海道は豪雪地帯でもある。

 リーマンのオヤジは例え外が吹雪でも、ある程度なら会社に出社しなければならない。

 

 雪下ろしなんてもってのほか。だから当然、屋根から雪は自重で落ちなければいけない。

 

 屋根から雪が自動的に落ちる、最低角度は3寸勾配という事である。

 

 3寸勾配って何??と、思われるが、要するに、家の天井が1メートルの長さに対して30cmの高さのある屋根の角度である。

20cmの高さは当然、2寸勾配という事なのだ。

 

 で、オヤジのガレージの天井は3mあるので、片屋根方式の為、高さは当然、90cm必要なのだ。

 当然、屋根の角度が急角度の方が、絶対に良いのであるが、10寸勾配となる45度の高さの屋根なんか作ったら、あなたそれはもう絶壁です。

  屋根張りなんかしょうものならもう、登山の世界です。

で、通常、屋根の上を歩ける最低勾配が、5寸勾配から3寸勾配となります。

 

 と、いうことで、オヤジが作ったこの片屋根(片側だけに雨が流れていく方式)の高さは、緩やかなようでも90cmも高さがあります。

 

 で、1本の屋根の骨組みだけでは危ないので、出来ればもう1本乗せて、お互いにつなげたほうが安定できるため、今日は2本乗せてお互いにつなげて終わらせたいと思い、早速、2本目を作成。

 

 時間が無いため、天井の補強のコンパネだけ張って、下側の補強は上にあげてから付ける事にした。

 

この段階で、時刻は夕方の4時近く。

 急いで作ったのであるが、あたりはだんだん暗くなってきた。

 またもや一気に上げて、下の張りと連結させようとしたのだが、もう完全に外は真っ暗となっていた。

 

 

  ここで仕方なく、2本目の立ち上げを諦めたオヤジである。

まず、6時近くで電動ドライバーを使っていたら、騒音で近所迷惑。という事と、第一、こんなに暗ければ、作業どころでは無いからだ。

 

 諦めたオヤジは外灯で骨組み近くを照らして、2本目の骨組みにまたもロープをかけて、ゆっくり、ゆっくりと降ろして、外の出してあった工具をとりあえず、全部第2ガレージに放り込んで、今日の作業はこれで終了した。

 

 外の寒空、慣れない作業の為、オヤジのジャンバーはびっしょりと汗をかいて、体じゅうが冷たくなっていた。

 

 今、思ったのであるがバイクに乗っていた時は、オヤジの降水確率は60%。

つまり2回に1回以上は雨が降り、バイクに乗れない日が続いたが、今回のガレージ作りに関しては、ほぼ100%晴や曇りが多かった。

 過去、1回は午前中、雨が降っていたが、午後からは雨がやみ、少ない時間ではあったが、外での作業ができた。

 

  たぶん、これは神様がくれた時間なんであろう。

 

特に今日なんかは、朝8時近くまで昨日からの雨が降り続いていたのだが、止んだ途端に急に晴れたというのは、神様の存在を信じてしまう。

  次回は作業が1週間も後になるが、次回の作業まで、突風が吹かないことを祈っている。

 

 

 

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