プロジェクレディー新章4―  失敗 | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 まず初めに。

DIYでガレージを建てる人は、やはり基礎はプロにしてもらったほうが、成功すると感じた。

今回、自己流に基礎をやってみたのだが、やればやるほど、次から次に失敗が続き、やり直しの連続であった。

 更に今回基礎で使った束石。

今はこの束石が主流である。

 

横にプレートがある束石。

 理由は実際に行ってみればわかるのだが、

 オヤジの持っていた束石は(真ん中にボルトが入っているタイプ。)

 使いずらく土台の木材にボルト止めを行うときは、難易度が増していた。

※横にプレートがある束石は水平が決まれば、すぐにネジを打ち込めばOKなのだが、この真ん中にボルトがあるタイプは、木材の中にボルトを埋め込まないといけない為、きちんとした基礎があれば問題無いのだが、自作の基礎の場合は、ボルトが垂直に出ていない、木材に垂直に穴を開けていない。などの色々な要素がからみあい、まともにボルトを止める事が、かなり難しいと感じた。

 

 

 それでは、今回の失敗編から。

 

前回、土台となる材木を探したのだが、残念ながら見っからなかったオヤジ!!

その後、

「総長!!この材木を使ってください!!」と、言うような、熱狂的なクラブ・ミッドの信者からの差し入れではなく、そこら辺の建築現場から5本ほどちよろまかして・・・・・・・・・

 という悪党的な方法でもなく、探してた材木5本は普通に別なホームセンターで見つかった。

 

 という事で、今日の休みは土台の材木の塗装と、いよいよ、基礎から土台を作る始まりとなった。

まずは暑いから、朝からガレージ内で土台の材木の塗装などを・・・・・

ところが、1時間も塗っていると、途端に用意していた塗装が無くなってしまった。

そこで、束石も2本ほどすぐに欲しいので、10時30分ごろに慌てて隣町のホームセンターに走った。

 何だかんだ戻ってきたのは、12時30分ごろだったので、まずは昼食を行い、昼からようやく続きを開始することが出来たのだ。

 

 まずは奥の土台から基礎に接続を行う。

一見、束石と、土台となる木材をボルトで連結するのは、簡単そうに見えるのであるが・・・・・・・・

(実は考えたら適当な基礎の為、そうは簡単にボルトとの連結は難しいのであるが・・・・・)

2本は何とかおさまったのだが、最後の1本は・・・・

 

 

位置が微妙に狂っていて、何回か穴をあけなおして、ようやく収まった。

 しかし、水平を見てみると

 

 水平が出ていなくて、つなぎ目で見事曲がっていた。

丁度、ブロックのあたりで、見事折れ曲っていた。

 

 

しかも、接続した部分の所は、完全に木材は浮いた状態である。

 

 

 この様子を見て、オヤジはこの束石、全部やり直しだなと直感した。

 ようするに、この10本の束石を埋めた行為は、全部無駄だったというのだ。

その日は失意のまま、作業を終えたオヤジであった。

 

 そして今日。

仕事が早く終わったため、オヤジは再び、反対側の方からやり始めた。

 あれだけ暑かった日々であったが、やはり夕方となると冷んやりとなり、秋の訪れを感じさせていた。

 

 

 まずは、短いほうの土台の木材の穴を開ける。

 

案の定、水平が出ていない。

束石を入れた時は、慎重に水平の確認を行ったのだが、まあしかたがい。

と、あくまでもポジティブ思考のオヤジであります。

 木材の水平を出すためには、基礎用の薄いプレートがあるのだが、またもやボルトを止める、ネジの長さが足りなかったのだ。

 

 そこで、オヤジは逆転の発想をしてみた。

それは・・・・

 

この、束石を一回また掘り起こして、木材が水平を出たところで、もう一度束石を埋め戻すのだ。

 

 

 

 黙々と作業を行うオヤジ。

日もだいぶ暮れていて、あたりはだんだん薄暗くなり始めた。

 今回、あたりがが薄暗くなったために、大活躍したレーザー水平器。

糸が邪魔で困っていたが、水平器を出していると、はっきりと赤い線が見える。

 

 結果。何回か出し入れしたが、ようやく、1本の木材が水平を取ることに成功したのであった。

 

 結論!!

基礎用の束石全部入れて、それから土台の木材を取り付けても意味がない。

 

 それよりも、1本、1本、妥協と木材を敷いた状態で、初めて水平出し、そして土台の材木をつなぎあわせてまた束石の埋め作業を行えば、何とか多少狂った基礎であるが出来るのではないかと感じた。

 

 

 ※ 次回はいままで埋めた全部の、束石を全部掘り起こしでから、再び束石を入れ直す事とした。

 

 

 

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