上湧別、チューリップ公園とS2000対86。 | クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

クラブ・ミッドナイト:正伝!! =Sの称号= 第2章

TYPE Rの称号を与えられなかったもう一つの悲運の車

 

 今日は久しぶりに娘と一緒の休みの日曜日。

 

 そこで、娘を連れ立って、S2000で、上湧別のチューリップ公園までの約90kmの小長距離ドライブなどを。

 

 あいにくの雨ではあったが、オヤジは単純にS2000を運転出来れば良かったので、別に気にはしなかった。

 

 ただ、路面がウエットの為、無造作に250馬力を開放すると、簡単に後輪がスリップするため、アクセルワークはいつもより慎重に行う。

 

  上湯別までは通常90分ぐらいなのだが、今回は途中のトイレタイムなんかを入れて、朝8時から出発!!

 

 

湧別の道の駅でトイレタイム。

残念な空模様である。

 

 

 到着は約10時と、非常にのんびりしたドライブであった。

途中、エゾシカが車に魅かれて、道路わきで死んでいた。

 多分、ぶつけた車のほうも、ただではないであろう。大抵は確実に全損コースの道をたどる。

 

上湧別のチューリップ公園。

残念ながら天候は悪かったし、コロナの影響で観光客はまばらであった。

 

 ちなみに、前回寄ってみた東藻琴の芝桜公園は、緊急事態宣言が出た途端、閉館となってしまったので、オヤジは今年はもう2度と満開時の公園内の中を見ることは出来なくなってしまった。

 

  ここね。

 

 人生はまた今度と思っていたら、もう2度とこれ無くなったり、見ることが出来なくなる事があると、改めて知ったなぁーーー。

 

 まあ、まだ感染予防対策をしながら、行おうという姿勢は凄いと思った。

貼れていら凄くきれいな場所であるが、今年も見れたというだけましであろう。

 

 

 ここでの滞在時間はわずか30分。

わずか30分の為に、片道2時間をかけて走る。

 

 うーーん。最近のオヤジは、どこかに行くではなく、とにかく走る!!そしてたどり着いたところが目的地だ!!みたいなことを行っている。

 

 とりわけて、後は見る予定もないため、速攻で北見に走り、北見で昼を食べることとした。

で、いつものように、娘とゲーセンで遊び、食材を購入して帰る途中の事である。

 

  オヤジの家から北見までは、国道を通る道と、近道の裏街道が存在する。

 この裏街道は非常にスピードの乗る道で、国道よりも確実に5分以上は早く着くので、オヤジ達やその近辺の街に住んでいるひとが、国道よりも利用している人が多い。

 

 ただし、皆が飛ばす人ばかりだと、ここの道は利用価値はあるのだが、たまーにご丁寧に、法定速度か、それ以下で安全運転をしてくれる車が存在するのも事実である。

 

 今日もオヤジは北見の帰り道。

時間も3時ごろなので、走っている人が少ないと思い、この道を気持ちよく走っていた。

 

 ここは適度なコーナーやワインティングがあり、走り屋たちにも人気がある場所であった。

 

 適度な速度でコーナーをクリァしていくと、前方にのんびりと走っている、白い車を1台発見。

後ろに着くとその車はTOYOTAの86であった。

 

  86と言っても、オヤジ達世代の古いAE86ではなく、現在のTOYOTA 86である。

2012年に発売された、現在にも通用する、超1級のFR戦闘マシーンなのだ。

 

 この車ね。

 

 後ろから見たら、マフラーが4本出しで、いかにもチューンドされています的な雰囲気を醸し出していた。

 しかしよく見ると、後ろのナンバーが、45度も跳ね上がっていて、(現在、ナンバーを折ったり、角度を変えたりするのは、違法である。)どちらかというと、正統派的ではなく、暴走的な雰囲気を醸し出していた。

 

 こうなっては仕方がないため、オヤジはおとなしく、その86の後ろを走っていた。

 ただ、相手が加速したら同時に加速して、あくまでも同じ感覚で86の後ろを付いていた。

 

登坂にかかった途端であった。

 いきなり

パン!!

 

 と、オヤジの左上で音がさく裂した!!

 

  瞬間!!幌の骨組が折れたと勘違いしたオヤジであったが、どうやらそれは前走車の86のマフラー音であった。

 

 パン!!パパン!!パン!!と、けたましい音を鳴り響かせて86は坂を登っていった。

 

 レーシングカーで走っているときの、バックファイヤーの音と言えばわかるであろうか?

その86はけたましい音を鳴り響かせながら、オヤジを置いていこうと加速していった。

 

  オヤジはその86に合わせるように、ギァーを1速落として、S2000を加速させた。

 

瞬間エンジン音が変わる!!

 

天下の宝刀!!VTECが入った瞬間であった。

すぐに追いつく2000。

しかも86のドライバーは素人同然であった。

 

 下り坂をブレーキの踏みまくりで、ノーブレーキで進入するS2000にすぐに追いつかれていた。

(おいおい。チューンド86がノーマルのS2000に追いつかれてはいけないでしょ。)

そう、こうしうた追いかけっこをしていたら、前走車に追いついたので、オヤジは86からかなり離れて走った。

 

 あまり接近して追い立てたら、86が無理して前走車をあおったり、追いこそうとして事故でも起こされたら、たまらないからだ。

 

 本道に出る一時停止後、全開で86は加速しだした。

それを追従するS2000。

 しかし、タコメーターは余裕の6千回転。(つまり超手抜きね。)

その後、追いつかれた86は街に向かう道へ急に方向を変えた。

 

 これで勝負があったと確信したオヤジは、そのまま自宅へ帰る道にS2000のハンドルを向けた。

 

PS:早めに帰宅したオヤジは先日のやりかけの、第一ガレージの掃除を行いました。

 床にはご丁寧にスタイロホームを入れて断熱をしていた。

 

改めて綺麗になった第一ガレージ。

ようやくオヤジはこんないい場所を無駄にしていたことに気がついた。

 

さあ、これで準備は出来た!!

いよいよ、プロジェクトレディ!!最終進化系!!の発動の準備が出来たっ!!

 

 

 

 

 

 

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